iPhoneアプリレビュー【松竹梅】お正月のテレビに飽きたらiPhoneでパチンコ

お正月なので、縁起のよいタイトルのゲーム「松竹梅」を取り上げます。
楽しい歌とかわいいキャラが魅力的な、iPhone/iPod touch用のオリジナルゲームです。
今ところ唯一の、App Storeで購入できるパチンコゲームです。

ゲームの流れ

パチンコ台で玉を打ち、持ち玉を増やすゲームです。
貯まったパチンコ玉を、景品に交換することもできます。

パチンコ玉が、台の中央にある「スタートチェッカー」という穴に入ると、スロットが回転しはじめます。

スロットの数字が揃う「大当たり」になると、一定時間持ち玉を増やすことができます。
スロットが「大当たり」になる確率は決まっています。

玉を打つ操作は、ハンドルの角度を調節するだけ。

狙った位置に打つには、微妙な角度調整が必要です。
ハンドルが収まっているウインドウを閉じておくこともできます。

愛らしいキャラクターたち

ゲームにはストーリーがあります。
着物姿の女の子「お梅ちゃん」と、2匹のネコ「松」と「竹」が登場します。
この3名が「ウグイス」を探すという設定になっています。

はじめストーリーを読んだときに、「お梅ちゃん」が主人公としてパチンコをプレイし、玉や景品を集めるごとに「ウグイス」に近づいていく、というゲームを想像したのですが、それは勘違いでした。

上記のキャラクターは、パチンコ台の中に登場します。
「リーチ」がかかったときなどに、画面の中で、彼らによる寸劇が繰り広げられます。
「リーチ」を「大当たり」にすべく、彼らが頑張るムービーが流れます。
「大当たり」になるかどうかは確率に支配されていることはわかっているのですが、
画面の中のキャラクターをつい応援したくなる演出が施されています。

玉を集めて景品に交換する

貯まった持ち玉は、「景品」に交換できます。
「壁紙」「キャラ画像」「イラスト」の3種類で、それぞれに4段階のグレードが用意されています。
「壁紙」に交換すると、パチンコ台の背景として設定されます。
「キャラ画像」「イラスト」は、ゲームの登場キャラクターたちの絵をみることができます。

一番上位の景品の交換には1万個の玉が必要で、すべての景品を集めるのはかなりツライです。
掛け金の大きな台が現れたり、プレーヤの上達により玉が出やすくなるわけではないので、
1万個の景品を交換するには、単純に2,500個の景品に費やす時間の4倍の時間が必要です。
かといって4倍の価値があるかというとそうではないのが、悲しいところ。
景品選びにもゲーム性を盛り込むといった、もうひと工夫が欲しいと感じました。

それから、大当たりやリーチ時に、iPhone/iPod touchのホーム画面に戻ってしまうと、
盤の状態がリセットされ、せっかくの大当たりが無かったことになってしまいます。
滅多に来ない大当たりだけに、これはガッカリします。
ぜひともアップデートで改善していただきたいところです。