【高橋政明のマックTalk】連載第14回:WWDC参加のススメ

※ この記事は、ゲストライターの高橋政明氏(有限会社 快技庵)が執筆したものです。
これまでの「高橋政明のマックTalk」記事一覧

先日【札幌/夜間】最新 Swift1.1対応!Appleの新言語 Swiftセミナー Playground実践編の講師を勤めました。
(次回セミナーは未定ですが、札幌Swiftで開発関連の情報を発信中です)

おかげ様で学生さん、大学の先生、プロの開発者と多彩な受講者でした。
終了後に千歳科学技術大学の先生がたと軽く飲む機会があり、いろいろ情報交換することができました。

あらためてふと思い、今回は学生さんにWWDC参加をおすすめするコラムにします。

参加希望者が殺到するWWDCですが、Student Scholarship があり、学生さんは別枠で参加できるのです、日本からもチャンスありです。

プログラミングのスキルはもちろんですが(たぶんそれ以上にアイディアと熱意でしょうね)、英語とか渡航費用とかが問題になるかもしれません。
しかしWWDCに参加はまたとない機会です、若いうちに参加したら人生観が変わるかもしれません。
私がはじめてWWDCに参加できたのは30歳台の後半でした、それでもずいぶんと刺激を受けましたよ。
いろいろと困難はあるかもしれませんが今から準備すればなんとかなるかもしれません(笑)。
来年も同様の Student Scholarship がある可能性は高いのでぜひ準備をしてみてください!

WWDC 2014
Students – WWDC – Apple Developer

少々古いですがWWDCに参加された学生さんのレポートがあります。
特定非営利活動法人MOSA » WWDC 2008 学生会員初参加レポート(その1)
Apple本社だけでなくスタンフォードにも行けるとはラッキーですね。

もうひとりの学生さんはヨセミテにも行かれたそうです!
特定非営利活動法人MOSA » WWDC 2008 学生会員参加レポート(その2)

社会人として参加しても、WWDCは合宿のような独特の雰囲気で、毎日大いに刺激を受けることができます。
ものすごく熱心な開発者が世界中から集まっています。
期間中ベイエリアのいろいろな企業と交流する機会もあります。

iOSの登場以降WWDCは大きくかわりました、最近のレポートはこちらです。
特定非営利活動法人MOSA » WWDC 2013 フォトレポート 第1弾

WWDC 2012 バナー

2009年ですが私のレポートです。
快技庵:高橋のページ WWDC09直前

WWDCのセッションビデオは公開されています。WWDCでは5日間朝から晩までどんなことをやっているのか視聴してみてください。
(デベロッパー登録が必要です)
Development Videos – Apple Developer

日本からの参加者もたくさんいるはずですし、もちろんApple社員と知り合いになるチャンスでもあります。
サンフランシスコは近いです(笑)、気候も札幌とあまり違いません、学生さんに限らずぜひWWDC参加を目指してください!

【著者プロフィール】
〈高橋政明〉
快技庵でiOSアプリを開発する札幌在住の開発者。NPO法人MOSA理事。
1985年にMacintosh 512Kカナバージョンを入手、それからMacのプログラム開発をはじめ今日に至る。
68000からPower PC、PowerPCからインテルと二度のCPU変更を経験したMacプログラマ、現在はiOSの開発が中心です。
Macが登場して三十周年で昔話ネタならたくさんあります(笑)。

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