【レビュー】Spigen カーマウントホルダー AP12T

Spigen カーマウントホルダー AP12T

Spigenの「カーマウントホルダー AP12T」をレビューします。
iPhone/スマートフォンを車内に固定できる、車載ホルダーです。
吸盤でダッシュボードなどに取り付け、クリップで挟むようにデバイスを固定します。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ デバイスを挟むホルダー部分とアーム部分が、分離された状態で出荷されています。
付属の説明書は6か国語で記載されていますが、日本語はありません。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ ホルダー背部のネジを緩めて、アームの先端のボールジョイントを差し込みます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ ネジを締めなおせば、組み立て完了です。
製品の下側からパーツ別に、吸盤、アーム、ホルダーの順に解説します。

吸盤

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ ゲル状の吸盤で、車のダッシュボードに固定します。
吸盤自体がベタベタしています。
ホコリがつくなどして汚れたら、水洗いができます。
ただし吸盤だけを取り外せないので、アームごと洗うことになります。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 吸盤を貼り付けて、レバーを下げると、吸盤を吸い上げるようにして吸着します。
ある程度のザラザラした面でも取り付けられるほど強力です。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 取り外すときはレバーを上げてから、背面にある吸盤のベロを引き上げます。
強力に吸着しているので、力ずくで引き剥がす必要があります。

アーム

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 根元の関節で、自由に角度調節ができます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 吸盤と水平にもできます。
手前に傾斜したダッシュボードに貼れば、デバイスを低い位置に固定することも可能です。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ アームの角度調節の際には、ネジを緩める必要があります。
ネジをしっかり締めておけば、重たいデバイスを取り付けても、角度が維持されます。
右側のダイヤルだけで、緩めたり締めたりできます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ アームは長さ調節もできます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 長さを決めたら、後ろのネジを締めて固定します。

ホルダー

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ ホルダー部分がカッコよくデザインされており、デバイスを置いていないときにも、車内を飾ってくれます。
デバイスを左右から挟んで固定します。
デバイスの接する中央のボタン部分と、左右のクリップの内側には、滑りにくいラバー素材が使われています。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ デバイスを押し込むと、中央のボタンが押されて、クリップが自動でガチャッと閉じます。
iPhoneの場合は、側面ボタンが押されない位置になるよう、注意が必要です。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ デバイスを固定するクリップが閉じるのと同時に、下にあるバーが開きます。
このバーを左右から押し込むことでクリップを開けます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ ホルダー部分は、背面のボールジョイントで角度調節・回転ができます。
横向き画面でも使えます。
ボールジョイントを囲んでいるネジを締めると、動かないように固定されます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ iPhone SEサイズ〜iPhone 7 Plusサイズまで、幅広く対応しています。
ある程度厚みのあるケースでも、装着したまま使用できます。

車に設置する

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 実際に車で使ってみます。
ザラザラで若干湾曲したダッシュボードにも、しっかり固定されました。
全体がブラックなので、インテリアに違和感なくマッチします。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ デバイスの取り付け・取り外しは、片手でもできますが、両手の方が安全に行えます。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ アームを立てると、視界を妨げる恐れがあるので、低い位置で使うのをおすすめします。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ ホルダーの回転・角度調節や、アームの伸縮ができ、自由度が高い印象です。
ダッシュボードに取り付けられない場合は、サンワサプライから発売されている「200-CAR038」を使うと、ドリンクホルダー、カップホルダーに設置できるようになります。
運転中にスマートフォンの画面を注視したり操作するのは、道路交通法違反になります。
安全のためにも、行わないでください。

「ステルス」との違い

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ Spigenからは、ダッシュボードに固定するクリップ型車載ホルダー「ステルス」(写真右)も発売中です。

Spigen カーマウントホルダー AP12T

▲ 「ステルス」は2種類の角度を選べる程度ですが、この「AP12T」は、位置や角度の調節がしやすいです。
「ステレルス」は横向き専用ですが、「AP12T」は縦でも横でも使えます。
「ステルス」の方が、片手だけで簡単にデバイスを取り付け・取り外しできます。
使っていないときは「ステルス」の方が、平たく閉じているので、目立ちません。
Spigenではこのほかにも、車のエアコン吹き出し口に設置するマグネット式の車載マウント「Air Vent」も発売しています。

まとめ

Spigen カーマウントホルダー AP12T

伸縮・角度調節可能なアームと、ボールジョイント式のホルダー部分で、設置の自由度が高い車載ホルダーです。
デバイスを押し込むだけで、ワンタッチで固定されます。
強力な吸盤で取り付け、可動部分はすべてネジで締められるので、安定しています。
ケースが人気のSpigenらしく、デザインとクオリティが高く、使い勝手にも優れた製品です。

「Spigen カーマウントホルダー AP12T」は、以下のオンラインショップで購入できます。
通常価格は税込3,990円です。
Amazon店では割引販売されています。

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