【アップデート】Mac用映像編集ソフト「Final Cut Pro X」が360度VRビデオ編集に対応。iMac Proにも最適化

Final Cut Pro X

Appleが「Final Cut Pro X」の新バージョンを公開しています。
「Final Cut Pro X」はMac用の、プロ向け映像編集ソフトです。

公式サイト:Final Cut Pro X – Apple(日本)


Final Cut Pro – Apple(Mac App Store)

プレスリリース:Final Cut Pro X、360度VRビデオ編集に対応 – Apple (日本)

新バージョン10.4で、360度VRビデオ編集に対応しています。
360度ビデオの読み込み・編集・書き出しが可能になっています。

Final Cut Pro X

SteamVR対応のHTC VIVEヘッドセットを接続して、編集中のプロジェクトをリアルタイムで確認できます。
新しいカラーグレーディングツールを搭載し、HDRビデオの書き出しにも対応しています。
iMac Proに最適化され、8Kビデオの編集ができます。

「Final Cut Pro X」はMac App Storeで販売中です。
価格は34,800円です。
30日間無料で試用できる、フリートライアル版も公開中です。

関連アプリケーションの「Motion」(バージョン5.4)、「Compressor」(バージョン4.4)もアップデートされ、360度VRビデオに対応しています。
価格は各6,000円です。

ニュース解説

MacはmacOS High SierraからVRコンテンツ制作に対応し、HTC Viveヘッドセットが接続できるようになりました。
Final Cut Pro XのVR制作は、年末に対応予定と予告されていました。

それぞれ最新版の利用には、macOS 10.12.4以降が必要です。
教育関係者は、「Final Cut Pro X」「Motion」「Compressor」に加えて、音楽制作用の「Logic Pro X」「MainStage 3」の計5本がセットになった「教育機関向けPro Appバンドル」を、税込24,624円(税別22,800円)で利用できます。
「教育機関向けPro Appバンドル」はMac App Storeではなく、Apple公式サイトで購入手続きします。

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