iをありがとう

メニュー

【詳細レビュー】Apple iPhone 3G DockとUniversal Dock

このページではiPhone 3G専用ドック“Apple iPhone 3G Dock”を紹介しています。また、iPodを持ったことがないiPhoneユーザのために、“Apple Universal Dock”についても取り上げます。

概要

写真

“Apple iPhone 3G Dock”は、Apple純正のiPhone用クレードルです。
背面にドックコネクタと、LINE OUT(音楽出力端子)を備えています。以下のような用途に使用できます。

  • DockとACアダプタを接続しておいて、「充電台」として。
  • Dockとパソコンを接続しておいて、「同期台」として。
  • スピーカーと接続して、音楽を楽しむ。

充電・同期も、スピーカーへの接続も、ドックがなくてもできることです。
しかしDockを使えば、手でケーブルを持って接続するよりもスマートに、「台に置くだけ」でそれらを行えます。

このページでは、アタッチメントを取り替えることでiPodシリーズでも使える“Universal Dock”についても説明します。

iPhone専用“Apple iPhone 3G Dock”

写真 iPodの伝統色であるホワイトの、シンプルなデザインです。
大きさは、ホテルの石けんを厚くしたようなイメージ。
とてもコンパクトです。
横幅はiPhoneと同じです。
写真 背面には、LINE OUT端子と、Dockコネクタがあります。
LINE OUT端子はスピーカーに接続します。
iPhone内の音楽を、ホームオーディオで楽しめるようになります。

Dockコネクタはパソコンと接続しておくこともできます。
Dockをスピーカーへの音楽出力用にするならば、ACアダプタと接続しておいたほうがいいでしょう。

写真 iPhone下部のスピーカー、通話用マイクのための、穴があいています。
この穴のおかげで、ドックに置いたままでハンズフリー通話ができます。
写真 底面には、Appleマークの入った、滑り止めのラバーが貼られています。
上から見えた穴は、底面ではスリット状になっています。

実際にiPhoneをDockに置いたまま電話に出てみましたが、全く変わりなく会話ができます。
「スピーカー」モードでのハンズフリー通話も可能です。

写真 iPhoneの接続は、ただのせるだけ。

Dockコネクタケーブルを手にもって、iPhone裏のコネクタを見定めて接続するよりも、ずっと簡単です。

ACアダプタをつないで充電台にするならば、帰宅後にここに置く、という習慣をつけるといいでしょう。

写真 DockはiPhoneにピッタリのサイズなので、ケースに入れたまま接続することはできません。

ケースの下部だけを開いてDockに置くことができるような、仕掛けが施されたケースもあります。

写真 Dockに置いても、iPhoneの前面すべてがオープンになっています。
ホームボタンの操作を妨げません。
写真 背面Dockコネクタは、ACアダプタとつないだり、パソコンと接続したりします。
AppleコンポジットAVケーブル”を使えば、iPhone内の写真やビデオを、テレビ画面で楽しめます。
写真 LINE OUT端子は、3.5mmステレオミニケーブルでスピーカーと接続します。
ボリュームはスピーカー側で調節することになります。iPhone上のボリュームレベルは反映されません。

ケーブル接続時には、App Storeアプリケーションなどが出す音も、スピーカー側から出力されます。
電話の着信音はiPhone側から出ますが、メールの着信音はスピーカーから出ます。

「時計」機能のアラーム音は、iPhoneから出ます。
iPhoneを目覚ましがわりに使っているひとも、スピーカーの電源を切って寝ることができます。

写真

スピーカー、ACアダプタと接続した活用例。

自宅のスピーカーで、高音質で音楽を楽しむことができます。
ACアダプタを接続しているので、置いておくだけで勝手に充電されます。
電話がかかってきたら、iPhoneを持ち上げて話すか、画面の「スピーカー」をタッチして、ハンズフリーで通話します。

写真のスピーカーは“TIMEDOMAIN light”です。白いドックによく似合います。

写真 余談。
この“Apple iPhone 3G Dock”(写真手前)は、従来のiPod用ドックよりも角度が急になっていました。

iPodと共通規格、リモコン付きの“Apple Universal Dock”

写真 ここからは“Apple Universal Dock”について解説します。
以前にもレビュー記事「製品紹介/Apple Universal Dock」を書いていますが、新しいiPhoneユーザ向けに改めて取り上げることにします。

“Apple Universal Dock”は、iPodシリーズ各種で使えるように、共通の規格で設計されたドックです。
旧iPhoneにも、iPhone 3Gにも対応しています。

音楽再生を楽しむときに便利なリモコンが付属します。

写真 様々なサイズのiPhone/iPodをのせるために必要なお皿が、“Universal Dock アダプタ”です。
簡単に取り付け・取り外しができます。
写真 iPhone 3Gを置くには、iPhone 3G専用サイズのDockアダプタが必要です。
写真 Dockアダプタには、iPhone/iPodの種類ごとの番号が記載されています。
iPhone 3G用は15番です。
アダプタは、「Universal Dock」規格にあったスピーカーなどにも流用できます。

iPod classic/nano/touchを購入すると、機種にあったアダプタがはじめから付いてきます。

写真 “Apple Universal Dock”に、iPhone 3G用のDockアダプタを付けた状態。
写真 “Universal Dock アダプタ”を付けていない状態なら、iPhone/iPodにケースを被せたままでもDockに置ける場合があります。ただし、グラグラするので取り扱いには注意が必要です。
写真 背面にLINE OUT端子とDockコネクタがあるのは、“Apple iPhone 3G Dock”(写真上)と同じです。
LINE OUT端子はスピーカーに接続します。
iPhone内の音楽を、ホームオーディオで楽しめるようになります。

背面Dockコネクタは、ACアダプタとつないだり、パソコンと接続したりします。
AppleコンポジットAVケーブル”を使えば、iPhone内の写真やビデオを、テレビ画面で楽しめます。

写真 “Apple Universal Dock”の特徴は、付属のリモコン“Apple Remote”を使って音楽再生を制御できることです。
Dockをスピーカーにつないで音楽を聴く人には重宝するリモコンです。

このDockのLINE OUTは、ボリュームレベル(音量)を調節できます。
スピーカー側のボリュームを使わなくても、iPhone/iPod側でボリューム調整ができます。

Dockからの出力する音量は、ヘッドホン端子の音量とは別に記憶されます。

写真
  • 再生・一時停止(中央)
  • 早送り・巻き戻し(左右)
  • 曲送り・曲戻し(左右の長押し)
  • ボリューム調整(上下)

のシンプルな操作しか、このリモコンではできません。
プレイリストを選んだりするのは、iPhone/iPod側で操作します。
このリモコンは手によくなじみ、手元を見ずに思った操作ができます。

写真 iPhone専用に設計された“Apple iPhone 3G Dock”とは異なり、iPhoneのホームボタンは奥まった位置になります。
写真

スピーカー、ACアダプタと接続した活用例。

自宅のスピーカーで、高音質で音楽を楽しむことができます。付属の“Apple Remote”で、手元で再生・一時停止や、ボリューム調整、曲のスキップができます。

ACアダプタを接続しているので、置いておくだけで勝手に充電されます。
電話がかかってきたら、iPhoneを持ち上げて話すか、画面の「スピーカー」をタッチして、ハンズフリーで通話します。

“iPhone 3G Dock”、“Universal Dock”、“iPhone Universal Dock アダプタ”の購入は

写真

Apple iPhone 3G Dock”は、以下のショップで購入できます。価格は税込3,400円。

写真 Apple Universal Dock”は、以下のショップで購入できます。価格は税込5,800円。

2008年7月現在の“Apple Universal Dock”には、iPhone 3G用のDockアダプタは付属しません。
下のDockアダプタを別途用意しなければなりません。

写真 Apple iPhone Universal Dock アダプタ (3パック) - iPhone 3G”は、以下のショップで購入できます。
価格は税込1,040円。

その他のiPhoneアクセサリ・ケース


詳細レビューのインデックスページに戻る