iをありがとう

メニュー

【詳細レビュー】FMIP-308

このページではiPod用FMトランスミッタ「FMIP-308」をご紹介します。

概要

写真

iPodのDockコネクタに接続するFMトランスミッタです。
車のシガーライターソケットからiPodを充電しながら、カーステレオのFMラジオでiPodの音楽を聴くことができます。

  • 12V車のほか、24V車にも対応。
  • エンジンの始動・停止に連動して、iPodの再生・停止を行うオートオペレーション機能搭載。
  • iPodのバックライト常時点灯機能搭載。
  • 付属のリモコンで、音楽の再生/一時停止・曲送り・曲戻しの操作が可能。

サン電子から2008年3月に発売された製品です。
メーカーの製品詳細:カーリモコン付き高音質FMトランスミッター(FMIP-308)│iPod関連製品│SUNTAC

使用方法と使用感

写真

スタンダードな形状の、シガーチャージャー兼FMトランスミッタです。
音楽の操作用リモコンスイッチは、ケーブルを分離できます。

写真

一方をクルマのシガーライターソケットに刺し、もう一方をiPodに接続するだけで、クルマのFMラジオでiPodの音楽を聴けます。

音量はカーステレオ側で調整します。iPod側のボリュームレベルは受け付けなくなります。

写真

大型ボタンのリモコン。
RMIP-608」として、単品販売もされています。

写真

FMトランスミッタに、リモコンを接続する端子があります。

写真

iPodを接続してリモコンもつなぐと、写真のような配線になります。

写真

リモコンは、iPod classic 120GBモデルと第2世代iPod touchのヘッドホンジャックに接続して使うこともできます。
FMIP-307」や「FMIP-302」などのFMトランスミッタに、単品販売のリモコン「RMIP-608」を買い足して併用できます。

写真

車内への設置。
シガーソケットに差し込んで、リモコンのケーブルを差し込みます。
リモコンは必要なければ、外しておくことができます。

写真

リモコンボタンは、付属の両面テープで操作しやすい位置に貼り付けます。

写真

周波数コントローラは、iPodをダッシュボード上部に設置したときに、扱いやすい位置になります。

写真

周波数は6局から選択できます。本体のボタンを押すと、設定周波数が77.0〜89.0MHzまで、0.4刻みで切り替わります。
カーステレオのFMラジオの周波数を合わせると、音楽が聴けます。

音質は、高音がなかなかきれいに聞こえます。
高音がきれいなおかげで、透明感のある、クリアな印象を受けます。
電波状況によりノイズが入る、FMトランスミッタの宿命からは逃れられません。
ノイズがのるときは、周波数を変更しましょう。

写真

リモコンボタンを押す回数により、3種類の音楽操作ができます。
iPhoneのヘッドセットや、アップルのイヤホン「Earphones with Remote and Mic」シリーズと同じ要領です。

  • 1クリック:再生/一時停止
  • 2クリック:スキップ(曲送り)
  • 3クリック:バックスキップ(曲戻し)
写真

音楽の操作をするリモコンと、FMトランスミッタの周波数切り替えボタンが分かれているので、操作が分散されます。
すこし慣れが必要でしょう。

写真

バックライト常時点灯機能により、車内でiPodの画面を常に見やすい状態にしてくれます。iPod本体のバックライト設定を変更する必要はありません。

常時点灯機能は、周波数切り替えボタンの長押しで解除/再設定することができます。夜の車内では、バックライトがまぶしくて邪魔に感じる場合もあるはずです。簡単にこの機能をオフにすることができます。

写真

車のエンジンの始動・停止に連動してiPodを自動的に再生・停止する「オートオペレーション機能」は、キビキビ動作してくれます。
乗車時にiPodのスイッチを入れ忘れて、しばらく無音のままドライブしていた、という失敗をすることがありません。

これまでの同社のFMトランスミッタの性能を継承しつつ、新たにリモコンボタンを備えることにより、iPodとカーステレオの一体感が強まった感じがします。
iPod本体のホイールを操作する必要はほぼなくなるので、車内での設置場所に悩んでいた人にもおすすめです。

FMIP-308の購入は

写真

FMIP-308は、以下のショップで購入できます。
ホワイト「FMIP-308/W」とブラック「FMIP-308/B」の2色のカラーバリエーションで、価格は5,980円。


詳細レビューのインデックスページに戻る