「GelaSkins」（ジェラスキンズ）は、iPod／iPhone用も発売されている、デザインスキンシールです。
貼付けるだけで簡単に、iPod／iPhone／iPadをカスタマイズ・ドレスアップできます。
世界各国のデザイナーや著名アーティストによるグラフィクをプリントした、200種類以上のデザインがラインナップされています。
GelaSkins JAPANから販売されています。

このページでは、iPad用のみを取り上げます。
iPad用は、2010年5月に発売されました。
製品一覧

GelaSkinsは、前面用と背面用のシートで構成されています。
ふたつを横に並べてレイアウトした、巨大なパッケージで販売されています。

薄くしなやかな、3Mのフィルムが使用されています。

貼り付け作業がしやすいように、はじめに前面シートと背面シートを切り分けてしまいましょう。

裏紙（台紙）を一度に全部剥がしてしまうと、あちこちにベトベトくっついて、貼り付けが難しくなります。
まず一辺の裏紙を、写真のように少しだけ剥がして、しっかり折り曲げておきます。

裏紙を残したまま、慎重に位置合わせをして、裏紙を剥がした一辺を貼り付けます。

GelaSkinsの大きさは、iPadの背面よりも、すこし小さめに作られています。
大きさを見極めて、周囲の余白が均一になるように貼りましょう。

今回は、右側から左側に向けて貼っていきます。
左手でシートをピンと張ったまま、空気を外側へ押し出すように、徐々に貼り進めます。

小さな気泡なら、簡単に指で押し出すことができます。
ゴミが入って「イボ」ができてしまった場合は、ゴミの場所まで剥がして、GelaSkinsの粘着面についたゴミを、セロハンテープで取り除きましょう。

貼り直しができる素材なので、失敗したと思ったら、剥がしてやり直しましょう。
剥がす際に、力任せに引っ張ると、素材が伸びてしまいます。
剥がすときも、ゆっくり慎重に作業してください。

右端から貼り進めて、左端まで到達したら、カドを仕上げてウラ面は完成です。
写真では、左下のカドを貼っている最中に、左上がおかしな貼り付き方をしないように、裏紙をはさんでいます。

続いてオモテ面の貼り付け。
はじめに画面部分やホームボタンなどの、余計なパーツを取り除いておきます。

iPadの画面上部にある、環境光センサー用の穴のパーツも、忘れずに抜いておきましょう。

ウラ面と同じように、まず一辺の裏紙を少しだけ剥がして、しっかり折り曲げておきます。
ズレてはいけない、ホームボタンの位置を手がかりに貼っていきます。

穴の中央にホームボタンが来るようにしながら、シートがiPad本体と平行になるように、慎重に位置合わせをします。
難しい作業ですが、ここでズレてしまうと全体が歪んでしまうので、時間をかけて取り組みましょう。
私も、何度も貼り直しました。

位置合わせがピッタリできたら、ゆっくり裏紙を剥がしながら、貼り進めます。
剥がしたくなったときのために、GelaSkinsが貼られていた裏紙は保管しておきましょう。
剥がしたGelaskinsを裏紙に貼っておけば、再度使うことができます。

背面側の外観。光沢があり、発色よく見えます。
目を凝らしてみると、インクジェットで印刷したようなドットが見えますが、そこまで目を近づけることはないでしょう。
実物は、エメラルドグリーンの海の色がきれいに再現されています。

Gelaskinsには、200種類以上のデザインが用意されています。
この柄は、ウミガメの赤ちゃん「Baby Green Sea Turtle」です。
ナショナルジオグラフィックによる自然の風景・動物などの写真がプリントされた、「NATIONAL GEOGRAPHICモデル」のひとつです。
売上の一部が、ナショナルジオグラフィック協会の活動を通して、文化遺産の保護や研究に役立てられるとのこと。

iPadの背面よりも周囲1.5ミリずつぐらい小さく作られています。
貼り付けが若干ズレたり、傾いたりしても、はみ出す心配がありません。

iPad背面のすこし凹んだAppleマークが、エンボス状に透けて見えます。

画面側の外観。
フレーム部分がきれいに彩られて、無機質なiPadの印象がガラリと変わります。

手で触れた印象は、画面のガラスに、薄い紙が乗っかっているようなイメージです。
クリーニングクロスで画面を拭くときに、乱暴にゴシゴシ拭うと、Gelaskinsがひっかかって破れてしまいそうで怖いです。
画面を拭くときは、Gelaskinsを貼っていないときよりも気をつける必要がありそうです。

素材が薄いので、貼ったままで「iPad Dock」「iPad Keyboard Dock」に接続して使用できます。

Gelaskinsを貼った上から、クリアケースを被せることもできました。
使用したのは「TUNESHELL for iPad」です。

ただし、シートとケースが密着した部分が、染みのように見えてしまう現象が、部分的に発生しています。
Gelaskinsを、ケースの方に貼ってしまうという手段もあります。

ケースは側面でiPadに固定されているので、前面に貼っているGelaskinsと干渉しません。

iPhone/iPod touch用に、GelaSkinsと同じデザインの壁紙画像をダウンロードできる、「Wallpapers by GelaSkins」というアプリケーションが無償公開されています。
残念ながら、現在はまだiPad用の壁紙は提供されていません。
iPhone/iPod touch用の壁紙画像をiPadに設定することもできますが、デザインの比率が合わず、画像も粗くなってしまいます。

※ 2011年2月に、iPadに対応したアプリケーションが公開されました。
デザインシール「GelaSkins」の壁紙ダウンロードアプリが、iPad／Retinaディスプレイに対応

無機質なデザインのiPadを、気軽にカスタマイズできます。
iPadの大きな背面をグラフィックで彩ると、写真集や画集の表紙のように美しく、迫力があります。
薄いので、iPadに装着するジャケット型のケースや、収納ケース、Dockなどのアクセサリとの併用も問題ありません。
厚みが無いので、衝撃を和らげるような効果はありませんが、傷から守る保護フィルムとしては機能します。
200種類以上の、膨大な数がラインナップされているので、気に入るデザインを探してみてください。

ここが良い！

1. 好みのデザイン柄でカスタマイズできる。
2. 表面がツルツルで、光沢があり発色よく見える。
3. 各種ボタンと画面の操作を妨げない。
4. 上からクリアケースを被せられる。クリアケースなどに貼ることも可能。
5. 200種類以上の豊富なラインナップ。

ここはいまひとつ

1. iPhone/iPod touch用の壁紙提供アプリはあるが、iPad用は用意されていない。
   ※ 2011年2月に、iPadに対応したアプリケーションが公開されました。
   デザインシール「GelaSkins」の壁紙ダウンロードアプリが、iPad／Retinaディスプレイに対応

iPad用「GelaSkins」は、以下のショップで販売されています。
価格は税込各3,360円です。

• Gelaskins-JAPAN
• ribot
• Kitcut SecondaryStore