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【詳細レビュー】SGP リニア for iPhone 4/4S

このページでは、3つのパーツを自由に組み合わせられるiPhone 4/4S用ハードケース「SGP リニア for iPhone 4/4S」をご紹介します。

概要

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「リニア」は、iPhone 4/4S用のハードケースです。
上部・下部・背面の、3つのパーツで構成されています。
カラーバリエーションが豊富で、別売りのパーツを組み合わせることで、好きなカラーリングのケースを作ることができます。

米SGPの製品で、日本ではSGPストアジャパンから2011年4月に発売されています。
輸入販売元の製品詳細

使用方法と使用感

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側面用のフレームと、背面用カバーのセットです。
液晶保護フィルムと、iPhoneのLEDフラッシュに貼る「反射防止シール」が付属しています。
背面パーツがクリアの「クリスタルシリーズ」には、Appleマーク保護用シールも同梱されています。

このページで使用しているのは、「クリスタルシリーズ」の「スムース・ホワイト」です。
背面パーツがクリアで、フレームはつや消しのホワイトです。

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ケース本体は、背面用パーツと、上下に分割された側面パーツの、計3点のパーツで構成されています。
「クリスタルシリーズ」は、背面パーツが無色透明のクリアです。
背面が色付きで不透明の「カラーシリーズ」もあります。

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装着するにはまず、背面用パーツをiPhoneの背面に載せます。

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次に側面パーツの上側を被せます。
最後に、下側の側面パーツを被せて、完成です。
上側パーツと下側パーツが、ツメでしっかりと噛み合い、背面パーツを押さえ込みます。

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iPhoneに装着したところ。
一見、フレームだけのバンパー型のケースに見えますが、背面も厚い素材でしっかりカバーされています。

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背面パーツと側面パーツの組み合わせは、段差・隙間がなく、ぴったり一体化します。

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前面は大きく開けられていて、タッチスクリーンの操作を妨げません。

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側面パーツの形状は、曲面を描いていて、手に馴染みます。
この「スムース・ホワイト」は、塗装されていない、素材そのままの色のようです。
塗装仕上げではないものの、ツヤを抑えた質感で、しっとりとした手触りが気持ちいいです。。

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上側面。
スリープスイッチ部分は、皿状に穴が開けられていて、押しやすいです。
形状もなめらかに造形されています。
ヘッドホンジャックの開口部は、それほど大きくありません。

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消音スイッチと、ボリュームボタン部分。
こちらも操作しやすいように、大きめに開き、滑らかに造形されています。
消音スイッチの位置が異なる、iPhone 4でもiPhone 4Sでも、問題なく使用できます。

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Dockコネクタ側の開口部。
大きめのコネクタの機器が接続できないときには、側面パーツの下側だけを取り外せば解決できます。
Dockアダプタを外した「Apple Universal Dock」にも、下側パーツを取り外さなければ接続できませんでした。

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カメラレンズとLEDフラッシュライト部分の開口部。
フラッシュと干渉しないように、大きめに開けられています。
表面張力で盛り上がった水のように、滑らかな曲面に仕上げられています。

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背面の下部には、メーカーのロゴなどがプリントされています。
iPhone背面の刻印とマッチするようにデザインされているので、それほど目立ちません。

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背面パーツがクリアの「クリスタルシリーズ」は、ほかのクリアケースでも見られる「接触染み」が発生します。
iPhone本体とケースが密着した部分が、左の写真のように「染み」になって見える場合があります。
ケース内側に、小麦粉や片栗粉、ベビーパウダーなどをまぶしてから拭き取れば、「染み」現象が解消されます。
iPhoneのホワイトモデルなら、この「染み」はそれほど目立ちません。

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この「スムース・ホワイト」は、iPhoneのホワイトモデルに、やはり良く似合います。
iPhoneのステンレス製のフレーム部分が隠され、全体が清潔感のある白に統一されます。

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裏面の外観。
上記の「接触染み」は、ホワイトモデルでも発生しています。
しかしブラックモデルの場合と異なり、ほとんど目立たず気になりません。

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私はiPhoneを、ズボンのおしりのポケットに入れることが多いです。
この「リニア」を装着したiPhoneを取り出すときに、ポケットがキツい状態だと、ケースの噛み合わせが外れてしまうことがあります。
ポケットから引き出そうとするときに、指をかける場所に問題があるのかもしれません。
普段の使用で、パーツが意図せず外れてしまうことはありません。

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「リニア」は、互換性のある別売りパーツを購入して、好きな色に組み合わせられます。
パーツの組み替えを試すために、もう一セット購入してみました。
背面が不透明の「カラーシリーズ」を選びました。
色は同じメーカーのケース「ネオ・ハイブリッド」で格好よかったゴールドにしました。
「カラーシリーズ」は、背面パーツの内側に保護用のシートが貼られています。
そのため、「クリスタルシリーズ」に付属する、Appleマーク保護シールは同梱されていません。

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鏡のように反射するツヤツヤのクローム調ではなく、上品なシャンパンゴールドです。

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「クリスタルシリーズ」の「スムース・ホワイト」と、「カラーシリーズ」の「ゴールド」のパーツを入れ替えてみました。

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ゴールドのフレームに、クリアの背面パーツの組み合わせ。
iPhone 4の金属製フレームのイメージを崩さず、さりげなくドレスアップできます。

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上とは逆の組み合わせ。
ゴールドの背面パーツに、ホワイトのフレームを装着してみました。
ちょっと個性的なカラーリングになりました。

フレーム部分のみの単品販売「オプションフレーム」は、税込1,260円で販売されています。

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ゴールドを、iPhoneのホワイトモデルに装着してみました。
明るく清潔感がありながら、高級感も感じさせる組み合わせです。

背面パーツにアルミを使用した「リニア・ブリッツ」シリーズ

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「リニア」シリーズのバリエーションとして、背面パーツにアルミを使用した「ブリッツ」が、2011年11月に追加発売されました。
通常モデルではプラスチック製の背面パーツが、この「ブリッツ」では、アルミ製のパーツが使われています。
iPhone背面のAppleマークを見せるように、マークの形に沿った穴が開けられています。

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背面のアルミパーツの色が異なる、ガンメタル、レッド、ブラックの、3種類がラインナップされています。
このページで使用しているのは、ブラックです。
3種とも側面パーツは、上側がゴールド、下側がシルバーの組み合わせです。

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背面のアルミパーツは、ヘアライン処理が施されています。
アルミパーツは、通常版「リニア」のプラスチック製パーツと同じ厚みで、互換性があります。
そこそこの厚みがあるため、通常版よりも重みを感じます。
プラスチック製の背面パーツの重さは13〜14グラムなのに対し、「ブリッツ」のアルミ製パーツは26グラムありました。

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厚みのあるアルミをカットしたエッジが、キラキラと光を反射して奇麗です。

まとめ

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パーツを組み替えて、好きなカラーリングを作って楽しめます。
もちろん、組み替えをせずに一セットだけの購入もおすすめできる、クオリティの高いケースです。
3点のパーツの組み合わせですが、段差・隙間なくぴったりと接合されます。
保護性能も期待できるしっかりとしたケースで、着せ替え・カスタマイズができる、長く愛用できそうな製品です。

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ここが良い!

  1. パーツを買い足して、好きなカラーリングに組み替えできる。
  2. 3つのパーツの接合が、段差・隙間なく奇麗にはまる。
  3. 各種ボタン部分も操作もしやすい。
  4. 側面・開口部もなめらかに造形された、丁寧な設計。
  5. 質感の高い表面処理(「スムース・ホワイト」と「ゴールド」で確認)。
  6. 豊富なカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ

  1. キツめのポケットから取り出すときに、パーツの噛み合わせが外れることがある。

「SGP リニア for iPhone 4/4S」の購入は

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「SGP リニア for iPhone 4/4S」は、以下のショップで販売されています。
価格は税込各2,940円です。
フレーム部分のみの単品販売「オプションフレーム」は、税込各1,260円です。
背面パーツがアルミ素材の「ブリッツ」シリーズは、税込各3,570円です。


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