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【詳細レビュー】SwitchEasy TRIG for iPad

このページでは、スタンドにもなるiPad用収納ケース「SwitchEasy TRIG for iPad」をご紹介します。

概要

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「SwitchEasy TRIG for iPad」は、iPad用のスリーブ式の収納ケースです。
ケースを折りたたんで、スタンドとして使用できます。
iPadにハードケースを装着したままでも収納できます。
液晶保護フィルムとクリーニングクロスが付属します。
6色のカラーバリエーションが用意されています。

香港SwitchEasyの製品で、日本ではプレアデスシステムデザインから2010年8月に発売されました。
輸入販売元の製品詳細:SwitchEasy TRIG for iPad | Pleiades

使用方法と使用感

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ケース本体に、液晶保護フィルムとクリーニングクロス、フィルム貼り付け作業用のヘラが付属しています。

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ダウンジャケットのようなデザインと質感の、スリーブ式の収納ケースです。
6色のカラーバリエーションが用意されています。
このページで使用しているのは、からし色の「マスタード」です。
目に映える、明るくきれいな黄色です。

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内側には、起毛の素材が使われています。
毛足が長く、手触りがいいです。
フタは、左右2カ所のスナップボタンで閉じられています。
留め具が、痛みやすいベルクロ(マジックテープ)や、電子コンパスと干渉するマグネットではないところがうれしいです。

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iPadを収納するときには、画面が左の写真の方向に向くようにします。
ケースの片面にだけ、画面を保護するための補強パネルが入ってるからです。
もちろん、実際にはどの向きにでも収納できます。
補強パネルは、厚紙かプラ板のようなものが入っているようです。

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iPadを収納したところ。
サイズ、厚みが、iPadよりもひとまわり大きくなります。
ゆとりのある大きさで、素材にも厚みがあるので、角から落下させてしまったときにも衝撃から保護してくれそうです。

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側面から見ても、ダウンジャケットのように、ふっくらとした厚みがあります。
内側の起毛素材の効果で、入れて持ち歩いているだけで、画面の指紋汚れがすこしきれいになりました。

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表面の素材は合皮です。
隅々まで丁寧に縫製されています。

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ウラ面の外観。
オモテ面と同様に、ダウンジャケットのようなデザインが施されています。

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3段に分かれたケースの一番下が、二重に重なった構造になっています。
ここに、スタンドとして使える機能が隠されています。

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スタンドとして使うにはまず、二重になった部分を開きます。
収納部分のフタと同様に、スナップボタンで閉じられていて、簡単に開けます。

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二重の部分を固定していたボタンと、ケースのフタを固定しているボタンを合わせると、スタンド形状になります。

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ダウンジャケットの縫い目にあたる部分が、折り目になります。
このメーカー「SwitchEasy」のケースは、装飾的なデザインが施されていることがあります。
私がいつも感心するのは、無意味に装飾を施しているのではなく、機能と一体化したデザインになっているということです。
この「TRIG」の場合は、ケースを3つに折ってスタンドに変形させる仕掛けが、ダウンジャケットのような外観に上手くまとめられています。

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ボタンを閉じて、スタンド形状にしたところ。

ケースの状態からスタンドへの変形は、左の動画を参照していただければ、わかりやすいと思います。

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動画視聴のほか、ウェブ、ゲーム、読書をするのにも、スタンドがあると見やすいです。
外出先で、iPad内の写真などを人に見せるときにも、スタンド機能が重宝します。
ケースと一体化しているので、「スタンドを家に忘れた」という失敗もありません。
外出先でのスタンドは必要ないと思っている方でも、あればいつか役にたつ時がきます。
いつ使うかわからないスタンドを、別に持ち歩くぐらいなら、ケースを兼ねたこの製品で済ませた方がいいでしょう。

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どのiPad用ケースも、当然iPadとおなじくらい大きいので、使っていないときには、意外と場所をとります。
この「TRIG」はケースとして使わないときには、スタンドの形状にしておけるので、場所をとりません。
スタンドにしてiPadを立てておけば、iPadを持って出かけるときにも、すぐにケースに変形させて出かけられます。
ケースとスタンドは同時に使うことがないので、ケースとスタンドが一体になったこの製品は、使ってみると思っていた以上に便利でした。

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iPadを立てかけるときに引っ掛けるための、ゴム製のストッパーが2列あります。
iPadを2種類の角度で立てられます。

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急な傾斜で立てかけたところ。
すこし離れた位置から画面を見るのに適しています。

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緩い傾斜で立てかけたところ。
近い位置に置いて見るのに適しています。

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スナップボタンを利用すれば、さらに緩やかな傾斜でも立てかけられます。
ソフトウェアキーボードでのタイピングがしやすいような、低い角度で設置できないのが残念なところです。

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iPadをタテ向き(ポートレートモード)でも立てられます。
ただし、三角形の「背もたれ」部分がiPadの重心よりも低いため、少しバランスを崩すと後ろにひっくり返ってしまいます。

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同じメーカーのiPad用ハードケース「SwitchEasy NUDE for iPad」を装着したままでも、収納できるとアナウンスされています。
ほとんどの背面カバー型の薄型ハードケースに対応しています。

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サイズが大きく滑りもわるいTPU製のケースも、すこしキツいですが収納できました。
ただし装着するケースの形状によっては、スタンドとして使う際に、上記の「ストッパー」の部分にうまく引っかからなくなることも考えられます。

まとめ

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外出先でiPadをサッと取り出して、すぐさまスタンドにして立てられます。
スタンドとして使っているときには、ケース自体の置き場所に困ることもありません。
iPadを持って出かけるときにも、スタンドをケースに変形させて、すぐに持ち出せます。
2種類の角度で立てられますが、欲をいえばタイピングに適した低い傾斜にも対応してほしかったところです。
機能的で使い勝手の良いケースですが、デザインもいい。
3つに折りたたむスタンドとしての機構を、ダウンジャケットのようなルックスに仕立てたのは見事です。
カバンなどに入れずに、そのまま手にもって歩きたくなるケースです。

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ここが良い!

  1. ケースとスタンドの機能を兼ね備えている。
  2. ケース・スタンドの変形がしやすい。
  3. スタンド機能を、ダウンジャケット風にまとめたデザイン。
  4. iPadを持ち出すときには、スタンドをケースに変形させてすぐ収納できる。
  5. ケースの置き場所に困らない。持ち出し時にケースを探さなくてよい。
  6. 2種類の角度で立てられる。
  7. 素材が厚く、保護性能も高そう。
  8. ジャケット型のハードケースを装着したiPadも収納できる。
  9. 選べる6色のカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ

  1. サイズが大きめ。
  2. タイピングに適した低い傾斜でも立てられるようにしてほしかった。

「SwitchEasy TRIG for iPad」の購入は

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「SwitchEasy TRIG for iPad」は、以下のショップで販売されています。
6色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各3,990円です。


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