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【詳細レビュー】eggshell for iPad 2

このページでは、iPad 2用のポリカーボネート製クリアケース「eggshell for iPad 2」をご紹介します。

概要

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「eggshell for iPad 2」は厚さ0.9ミリの、iPad 2用ポリカーボネート製クリアケースです。
液晶保護フィルムと、Dockコネクタカバー、ホームボタンカバーが付属しています。
クリアとスモークの、2色のカラーバリエーションが用意されています。

TUNEWEARから2011年3月に発売された製品です。
メーカーの製品詳細:TUNEWEAR » eggshell for iPad 2

使用方法と使用感

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ケース本体のほかに、液晶保護フィルム、クリーニングクロス、Dockコネクタカバー、ホームボタンカバーがセットになっています。
フィルムの貼り付け作業用のヘラも同梱されています。

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ケース本体は、シンプルなポリカーボネート製のクリアケースです。

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厚さ約0.9ミリとのことで、非常に薄く仕上げられています。
同社の初代iPad用ハードケースは「TUNESHELL」という製品名で販売されていましたが、このiPad 2用は、iPhone/iPod用で「卵の殻のように薄い」とされているケース「eggshell」と同じ名前でリリースされています。

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ケースは、ボリュームボタンのある側から装着します。

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iPadに装着したところ。
マットなiPadの背面が、ツヤツヤの質感に変わります。
薄いので透明感が高く、見た目の違和感はほとんど感じません。
iPad 2にケースの厚さを足しても、初代iPadよりもまだ薄いです。
このページで使用している「クリア」のほかに、「スモーク」のカラーバリエーションも発売されています。

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スリープスイッチとカメラレンズ、消音スイッチ、ボリュームボタンの開口部。
それぞれゆとりを持って開けられていて、操作の邪魔になりません。
スリープスイッチ部分は、前面の開口部とつながっています。

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ヘッドホンジャックの開口部。
大きめのプラグも、問題なく接続できます。

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上部中央に設けられているマイク部分も、目立たないように開けられています。

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Dockコネクタ端子と、スピーカーの開口部はつながっています。

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中央下部には、メーカー「TUNEWEAR」のロゴがプリントされています。
iPad本体の刻印にマッチするように、控えめにデザインされていて目立ちません。

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前面は大きく開けられていて、タッチスクリーンの操作を妨げません。

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ケースは、左右のフチでiPadに固定されています。
ヘリの部分は、滑らかな曲面に造形されていて、手が触れても痛くありません。
フチの部分は、iPadの液晶ガラス面とほぼ同じ高さに揃えられています。

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厚さ0.9ミリのケース越しに、「Smart Cover」を装着することができました。
ただし、裸のiPadに装着するよりも磁力は落ち、外れやすいです。
持ち歩き時に、画面を保護するカバーとしての用途なら使えます。
カバー開閉での、スリープ/スリープ解除も、きちんと機能します。

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「eggshell」の上から装着したSmart Coverは、ビデオ鑑賞向けのスタンドとして立てようとすると、すぐ外れてしまいます。
左の写真のように、タイピング用の傾斜スタンドとしてなら使用できます。

※ Smart Coverを装着できるように開けたバージョン「eggshell for iPad 2 + Smart Cover」が、5月中旬に発売されます。
価格は、このページで紹介している通常版と同じです。
Smart Cover対応の「eggshell for iPad 2 + Smart Cover」は、色はクリアのみで、ホームボタンカバーが付属していません。

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「eggshell」を装着したまま「Apple iPad 2 Dock」に載せてみたところ、立たせることはできましたが、端子は接続されず、充電・同期はされませんでした。
初代iPad用の「Apple iPad Dock」なら、装着したまま充電・同期ができましたが、ぐらぐら左右に動いて不安定でした。
「eggshell」の中央底部が左右非対称のために、不安定になるようです。

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製品には、以下のものが同梱されています。

  • 液晶保護フィルム「TUNEFILM」光沢タイプ
  • フィルムの貼り付け作業用のヘラ
  • クリーニングクロス
  • Dockコネクタカバー
  • ホームボタンカバー
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Dockコネクタカバーは、iPadのDockコネクタ端子に被せる、シリコーン製の小さなキャップです。
メーカー「TUNEWEAR」のロゴが刻印されています。
片方の端に、紛失防止のためなのか、ストラップを通せそうな穴が設けられています。

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Dockコネクタカバーを装着したところ。
iPad 2の曲面を描いたボディにフィットするようには、作られていません。
ケースよりも厚みがあり、装着した見た目もあまり奇麗ではありません。
Dockコネクタ端子のまわりが平面の、iPhone 4にはフィットしました。
これは、iPhone 4用ケースのおまけとして作られたものなのではないかと思われます。

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ホームボタンカバー は、iPadのホームボタンに貼り付ける、凸レンズ状のパーツです。

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通常は凹んでいるホームボタンが、押しやすくなります。
奇麗な透明で、貼り付けても見た目の違和感がそれほどありません。

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出っ張ったホームボタンは、激しい操作が必要なゲームプレイなどでは、邪魔になるかもしれません。

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ケースはiPad 2のボディにしっかりと固定され、簡単には外れません。
外すのにもコツがいります。
私は左の写真のように、カメラレンズとは反対の角から、剥がすようにしています。

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力任せでも外しにくいときは、ケースに付属するフィルム貼り付け用のヘラを利用するといいでしょう。

まとめ

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Smart Coverでは守れない背面を、iPad 2の見た目を損なわずに保護できます。
ケースのエッジは、丁寧に丸く処理されていて、使用感も裸のiPadと変わりありません。
磁石が外れやすいですが、Smart Coverを画面保護カバーとして併用することができます。
薄いので耐衝撃性はありませんが、背面を傷から守るのには充分です。
iPad 2の薄さはそのままに、見た目も使い勝手も満足できる保護ケースです。

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ここが良い!

  1. iPadの見た目を損なわない。
  2. エッジの処理や、隙間のない設計などの、精度の高さ。
  3. 各ボタンの操作性を妨げない。
  4. 左右の側面もカバーする。
  5. 素材が薄く、透明度が高い。収納ケースとも併用しやすい。
  6. ケースの上から、Smart Coverを接続できる。(ただし外れやすく、ビデオスタンドとしては使用不可)
  7. 選べる2色のカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ

  1. クッション性はなく、耐衝撃性は期待できない。
  2. 付属のDockコネクタカバーは、iPad 2の曲面にフィットしない。

「eggshell for iPad 2」の購入は

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「eggshell for iPad 2」は以下のショップで販売されています。
クリアとスモークの、2色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各2,980円です。


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