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【詳細レビュー】Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5

このページでは、傷のつきにくいiPhone 5用の液晶保護フィルム「Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5」をご紹介します。

概要

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「Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5」は、傷のつきにくいiPhone 5用の液晶保護フィルムです。

指紋が目立たない防指紋機能を搭載した、光沢仕様のフィルムです。
表面硬度6Hで、通常の保護フィルムの2倍以上の傷の付きにくさとされています。
外周や開口部が、iPhoneのガラス面とほぼ同サイズに仕上げられています。

米Armorzの製品で、日本ではミヤビックスから、2012年12月から発売されています。
輸入販売元の製品詳細:Vis-a-Vis 本店 - iPhone 5 - Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5

※ 2013年11月に発売された、強化ガラス版「Armorz Stealth Extreme Lite」のレビューはこちら。
【レビュー】Armorz Stealth Extreme Lite 強化ガラス保護シート for iPhone 5s/5c/5:存在を感じさせない強化ガラス製液晶カバー

使用方法と使用感

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iPhone 5に対応する液晶用フィルムと、クリーニングクロスのセットです。

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ホームボタンと受話口にのみ、穴が開けられています。
前面のカメラレンズやセンサーは、フィルムで覆われます。

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一般的な保護フィルムと比較すると、やや厚みがあります。
強化ガラス製カバー並みの傷の付きにくさが特徴ですが、質感は通常のフィルムと変わりません。
ガラスの場合は割れる心配がありますが、この製品は安心して扱えます。

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実際に貼り付け作業を始める前に、フィルムをiPhoneと重ねて見て、仕上がりのイメージを確認します。
iPhoneのガラス面と、寸部の狂いも無く同じ大きさであることがわかります。

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この製品でひとつ気をつけたいのが、フィルム本体に貼られた、剥離フィルムと保護フィルムを剥がす順序です。
製品本体の粘着面と表面を保護するために、両面にフィルムが貼られています。
まず最初に、「1」のタブが貼られた、表面を保護しているフィルムを剥がします。
先に保護用フィルムを剥がすと、貼り付け作業時に擦り傷が付きそうに思えるかもしれませんが、この製品は傷に強いので問題ありません。

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「2」のタブが貼られているのは、粘着面側の剥離フィルムです。
この「1」「2」の剥離フィルムの向きや手順が、他社で一般的に採用されているルールと逆なので注意してください。
間違わないように、「1」のフィルムはすぐ剥がして捨ててしまうのをおすすめします。

ほかのメーカーのフィルムは、「1」が粘着面側の剥離フィルムで、貼り終わってから「2」の保護フィルムを剥がす形式のものがほとんどです。

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貼り付ける前に付属のクリーニングクロスで、iPhoneに付着したチリや指紋汚れを、念入りに除去します。

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はじめに「1」の保護用フィルムを剥がして捨てます。
「2」の粘着面側の剥離フィルムを、すこしずつ剥がしながら、iPhoneに貼り付けます。
大きさがiPhoneのガラス面とぴったり同じなので、慎重な位置合わせが必要です。
フィルムが硬めなので、たわみが少なく、気泡が入らずに奇麗に貼れます。

販売元による、貼り付け方法の動画が公開されているので、参照してください。

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ズレてしまったとしても、貼り直しも簡単です。
写真のようにセロハンテープを両端に貼って持ち上げると、位置合わせもしやすく簡単です。
ピッタリの位置に貼れるまで、何度でもやりなおしましょう。

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少しでも貼り付け位置がズレると、フィルムの角がiPhoneのフチに乗り、浮き上がって見えます。
気にせずこのまま使うこともできますが、貼り直しは簡単なので、うまくいくまで再チャレンジすることをおすすめします。

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粘着面にホコリが入った場合は、セロハンテープで途中まで持ち上げます。
粘着面に貼り付いたホコリを、別のセロハンテープにくっつけて取り除きます。
内側に指紋が付いてしまった場合でも同じように、皮脂をセロハンテープで除去できます。

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見えないので意味の無い写真ですが、iPhoneに貼り付けたところ。
iPhoneのガラス面と完全に一致しているので、貼ってあるのがまったくわかりません。
「通常の保護フィルムの2倍以上の表面硬度6H」とされています。
3週間ほど継続使用してみましたが、擦り傷などはまったく付いておらず、貼ったときと変わらず新品同様です。
何も貼っていない時と比べて、指を滑らせると若干キュッキュしますが、操作に支障はなく、すぐに慣れます。
指紋を付きにくくする効果もあります。
貼り付ける前よりも、指紋で白く曇りにくく、画面がいつも奇麗なように感じます。

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一般的なフィルムよりも、やや厚みがあるものの、気にならないレベルです。
タッチスクリーンの操作性も、もちろん問題ありません。
対抗製品は強化ガラス製の液晶保護カバーになると思います。
ガラス製品と比較してみると、この「Stealth HD」は以下のようなメリットがあります。

  • 厚みが小さい
  • ガラスのように割れる心配がない
  • ホコリが混入した場合、部分的に剥がして除去できる
  • 日常生活でドリルやカッターの刃がガラスに触れることは考えられず、保護性能は必要十分
  • 廃棄しやすい
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ホームボタン部分の穴も、ボタンとぴったりのサイズです。
フィルムの厚み分だけ穴が深くなり、押した時にフィルムのエッジが指に触れることで、貼ってあることが認識できます。
ホームボタンの操作性は、貼る前とほぼ変わりません。
厚みのある強化ガラス製のカバーとは異なり、ホームボタンに厚みを付けるシールなどは必要ないでしょう。

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FaceTimeカメラやセンサーはフィルムで覆われ、受話口だけに穴が開けられています。
もちろん、カメラやセンサーは問題なく動作します。

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フィルムのマージン(余白)が無いので、貼り付け時にズレは許されませんが、上手く貼れれば全く目立ちません。
一般的なフィルムのマージンは、貼り付け時のズレを考慮しているほかに、製造時の誤差を吸収するためのものと思われます。
粗悪なフィルムだとガラス面からはみ出る場合もあるのですが、この製品はぴったりサイズで、設計精度の高さに感心させられます。

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多くのケースが、iPhoneの側面で固定されるタイプなので、併用しても問題ありません。
画面の前まで素材が被るシリコーンケース「SwitchEasy MONSTERS」も試してみましたが、フィルムを押し上げることもなく使用できました。
販売元のブログで、併用できるケースが紹介されています。
ビザビ・京都室町通信 » Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5と一緒に使えるケース達

まとめ

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傷が入りにくいので、買い替えて貼りなおす必要がなく、ずっと美しいままで使えます。
iPhoneのガラス面のサイズと完全に一致しており、「ステルス」の名の通り、貼ってあることがまったくわかりません。
指紋をつきにくくする効果もあり、画面を美しく保ちます。
一般的なフィルムよりも、やや厚みがあるものの、画面とホームボタンの操作性はまったく変わりません。
貼り付け時の位置合わせが難しいですが、フィルムにコシがあり、貼り付け時に気泡も残りにくいので、薄い一般的なフィルムよりもむしろ貼りやすく感じました。
ガラス製のカバーよりも気軽に使えて、保護性能は必要十分です。
さまざまな機能を搭載した、次世代の液晶保護フィルムです。

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ここが良い!

  1. 硬度6Hで傷が入りにくく、一度貼ればずっと使えるフィルム。
  2. ガラス面にぴったりのサイズで、貼ってあることがわからない。
  3. 厚めでコシのあるフィルムで、気泡が入らずに簡単に貼れる。
  4. 指紋を防ぐ機能を搭載。
  5. ガラス面と完全に一致したサイズで、設計精度が高い。
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ここはいまひとつ

  1. 表裏を間違わないように注意が必要。「1」が表面保護フィルムで、「2」が粘着面の剥離フィルム。
  2. 余白が無く、慎重な位置合わせが必要。少しでもズレると端が浮く。

「Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5」の購入は

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「Armorz Stealth HD プロテクティブフィルム for iPhone 5」は、以下のショップで販売されています。
価格は税込1,980円です。


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