投稿エッセイ集「ありがとうiPod」 > 作品002

僕をDJに仕立てたiPod

ダイヤテック株式会社

3年前、自分のブログへの宣伝コメントをきっかけに初めてMP3Jイベントに参加しました。
クラブなんか行った事も無いし、DJがどんな事をする人なのかも、当時は知りません。

ではなぜ行ったのか?
それは宣伝の謳い文句に「MP3プレーヤーを持ってきた人全員がDJを務めます」と書いてあったからです。
初めてのiPod(第4世代20GB)を手にして毎日が楽しかった自分は、すぐに食い付いてしまいました。

実際に参加して、そのお手軽さ、面白さ、奥の深さを体感した僕はiPodのみならずそのイベントにものめり込んで行きました。
しかし残念ながら1年後、そのイベントは突然休止を迎えてしまったのです。

iPodでDJしたい衝動に駆られ、うずうずしながらその後の日々を過ごしました。
そしてとうとう我慢出来なくなった昨年5月、「無いなら自分で立ち上げてしまえ」と思い、MP3Jイベント「miximum!!」を開催したのです。

結果は上々。
この種のイベントを待っていた人が自分以外にもいた事、そして他にこの種のイベントを開催している人がいない事を知りました。
それならば、と意気込み、すぐに続行する事に決めました。

回を追う毎に常連のお客様も増え、再生しか出来ないiPodながら工夫を凝らしたDJプレイを見せつけてくれる人も増えてきました。
また、常に初めてのお客様がいるというのも嬉しかったです。
簡単なので初めての人でもすぐに慣れ、楽しんでもらっています。

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通常、友達とDJブースに立つ、という事は誰もが簡単に出来る経験では無いと思います。

それが、iPodを持ってくるだけで実現するのがこのイベント。
時には自分の選曲で皆が騒ぎ、歓声を上げ、拍手を送られる事もあります。
好きな曲を待たなくても、自分や友達がかけてしまえば良いのです。
大音量で聴くお気に入りの1曲はまた格別で、思わず身体が動いてしまうと思います。
プレイ後に声をかけられ、曲について聞かれたりして知り合いが増える事もあります。
自分のファンを獲得出来てしまうかもしれません。

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まさか、と思うイベントをまさか、自分が運営していくとは…iPodを買った当初は考えもしませんでした。

もちろん僕もmiximumでDJをやらせて頂きますし、このイベントの繋がりで他のイベントに呼んでもらう事も増えてきました。

オフの過ごし方もこれらが中心になりました。
365日、iPodを使わない日はありません。

僕をDJに仕立て上げた相棒。
交友関係を大幅に拡げた相棒。
今後も、手放す事は出来ないでしょう。

ありがとう、iPod。

ダイヤテック株式会社
作者紹介
著者近影 お名前 KAZZ
ウェブサイト miximum!!-official website-
自己紹介 昨年5月からiPod等を使ったMP3Jイベント「miximum!!」を立ち上げ、現在もオーガナイザを務めております。
所有するiPod 第5世代60GB、第2世代nano RED

このページのスポンサー:ダイヤテック株式会社[広告掲載2007年7月11日〜2012年7月10日]


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