投稿エッセイ集「ありがとうiPod」 > 作品019

思い出の中にはiPod

株式会社バード電子

僕のiPodには思い出がいっぱい詰まっています。

初めてiPodを知り目にしたのは中二の始め頃、友人が第二世代のiPodを買ったのが切っ掛けです。
その頃、僕はCreativeのZenと言う大きくてとてもカッコイイとは言えないmp3プレイヤーを使っていたので、初めて見た時の衝撃は凄まじかったです。
斬新なホイール操作、白色にバックライト、Y字のイヤフォンどれもかっこよくて仕方ありませんでした。
新しい物好きの僕はいてもたってもいられませんでしたが、その頃のiPodは機能も容量も今からすれば劣っているのに値段は高かったのが印象にあります。
中学生と言う事もありとても手が出ませんでした。

実際に僕がiPodを手にしたのは中二の夏、親の仕事を手伝って買って貰った第三世代からです。
まだ音楽機能しかないiPodでしたがとても嬉しくって毎日暇があればイジッている程嬉しかったです。

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それからの学生生活、通学はもちろん
バンド練習の際の音源確認、パート流し等
友達同士iPod本体をそのまま交換したりもしました。
お互いのお勧めの曲を聴かせあったり、一緒にiPodでライブラリを見ながら語ったりとても良いコミュニケーションツールになりました。
卒業式の日の登校時に思い出の曲を聴いていたのですが友達達も同じものを聴いていて不思議としんみりきたのが今思い出してもじーんときます。

親友の就職祝いにもiPodを送りました。
ネットのアップルストアでは刻印サービスやギフトメージ、梱包等も行って貰えて、何も言わず送ったら届いた瞬間電話で凄く驚いていました。

iPodをサプライズにも使いました。
高校生の時バンドメンバーでもあり小学校からの親友が海外に行くことが決まり。
出発前日うちで友人のiPodにこっそりと親友3人組みのメッセージとオリジナルの応援ソングを入れました。
アーティスト名が僕等と親友の名前で漢字と言う事もあり彼がこれに気づいたのは向こうについて3日も立ってからのことでした。
メッセンジャーで彼は何度も驚きとお礼を言っていました。
彼は毎年夏に休みを使って少しだけ日本に帰ってくるのですがその時もこの事はずっと話題になります。
これからもずっと話題になるのでしょう。

僕はiPod第3世代20GB→iPod mini→第2世代iPod shuffle→iPod touchと使って来ました。
最初の頃のiPodは壊れてしまいましたが今でも大切に取ってあります。
昔のiPodを見ると中学、高校時代、その時使っていた頃の記憶が蘇ります。

先週僕は誕生日だったのですが僕が無類のデジモノ好きで自称iPodフリークなのを察してか彼女からiPod touchを貰いました。
iPod touchは音楽はもちろんビデオやネット、色々な事ができます。
これからこのiPod touchを使って彼女に良い思い出の演出やサプライズが出来たらなぁと思います。

株式会社バード電子
作者紹介
著者近影 お名前 SIZ.
ウェブサイト
自己紹介 新しい物好き。人の世話をやくのが大好きな大学生ギタリストです。
所有するiPod 3G iPod、iPod mini、2G iPod shuffle、iPod touch

このページのスポンサー:株式会社バード電子[広告掲載2007年12月22日〜2012年12月21日]


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