今更の話ではありますが、iPhoneのレビューをお送りしたいと思います。
といっても、一通りのことは他のレビューでもさんざん書かれていますので、あまり触れられていない細かい使い勝手を中心にしたいと思います。
基本的な機能はご存知の方が多いと思うので省略しますが、音楽の再生画面でiPod classic/nanoと大きく違う点は、現在の再生時間と残りの再生時間が常には表示されないところでしょうか。
音楽を聴く分にはあまり関係ないかもしれませんが、Podcastを聴くときには(個人的には)少し気になるものです。
Cover Flowの動作は俊敏で気持ちいいです。(これは特にclassicや3G nanoのCover FlowがiPhoneとの比較上もたついていたというのもあるのですが)
画面が大きい分だけCover Flowでの曲探しは快適。
アルバム選択後の曲選択(ジャケットがひっくり返ってアルバム内曲一覧が出てくるアレです)はクリックホイールより優れています。
ボリューム操作は本体を手探りで操作できますが、曲送りなどは付属のイヤホンを使わないと出来ないので、手探り操作は操作内容によって別々にしないといけない点はやや面倒くさいかもしれません。
ぜひ、アップルの新しいリモコン付きイヤホンに対応してもらいたいところです。
また、iPod touchと微妙に違う点として曲選択画面の下部に「ビデオボタン」が設定できるか出来ないかという違いがあります。(touchはホーム画面にビデオボタンが別に用意されています)
曲選択画面の下部にユーザーが自由に設定できるボタンが4つなので、「プレイリスト」「アーティスト」「曲」「Podcast」と設定しています。
本当は「ビデオ」も入れたいところなのですが、「曲」ボタンを入れておかないとシャッフル機能が使いづらいので仕方なく入れている感じです。ホーム画面に「曲をシャッフル」ボタンなるものはやはり欲しいですね。
i.softbank.jpアドレスは受信しても(画面に通知はされるのですが)メール受信音がなりません。
ジェイルブレイク用アプリのSBankNotifyでメール受信時に着信音をならせるようですが、実際に私が試した訳ではないので細かい使用感まではお伝えできません。(YouTubeに動作時の動画があるので気になる方は検索してみてください。また、ジェイルブレイクに関しては自己責任でお願いします。)
しかし、こうやって不満な部分の改造が出来るのはiPhoneの強みでしょう。
ちなみに、米国Yahoo!メールのアドレスを利用した場合は着信音が鳴ってくれるようです。
ぱっと見でケータイと分かるアドレスが必要がない場合はこちらを利用するのも手かもしれません。
電話中でもSafariが使える点はさすが。
iPhoneには通常のスタイルの他に、スピーカーホンや(常に持ち歩くであろう)マイク付きイヤホンなどといった複数のスタイルで通話が出来るので、Safariの自由度はさらに増します。(私の前のケータイのauのW51Sではスピーカーホンが使えなかったので、なおさら感動です)
iPhoneをちょっと触れただけでは気づきにくい点は以上のような感じでしょうか。
SafariやYouTubeプレイヤー、文字入力などに関しては他レビューでも積極的に触れられており、実際に実機に触れればあまり細かく気になるところはそう多くはないので、購入を検討されている方はiPod機能やメール・通話機能を重点に実機をいじくってみることをおすすめします。
次回のiPhone OSアップデートではソフトバンクの絵文字に対応するという噂もありますし、買い替えずしていろいろな機能が追加されていくというのはiPhoneの特権です。
ワンセグとおサイフケータイさえ必要なければ、強力な選択肢になってくれるはずです。
作者紹介 | ||
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お名前 | やまねこ | |
ウェブサイト | — | |
自己紹介 | お出かけグッズがiPod+ケータイ+財布からiPhone+財布になって大満足です。 | |
所有するiPod | iPod 5G、iPhone(3G) |
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