投稿エッセイ集「ありがとうiPod」 > 作品041

CDプレイヤーしか知らなかったあの頃

ダイヤテック株式会社

私がiPodを知ったのは小学六年生。
雑誌で見たのを覚えています。
電車酔いがひどいこともあり(音楽を聴いていると酔わないんです 汗)、以前から音楽プレイヤーを買いたいと親にねだっていましたが結局買ってはもらえず。
その頃といえば、CDプレイヤーしか知らなかった私。
たまに電器店へ行き、適当にウロウロしているとデジタルプレイヤーの姿を見かけましたが『これのどこにCDが入るのか?』と、とにかくCDやMDの存在しか知らなかったのです。
まさか機械を使って音楽を入れるなんて想像もしてませんでした。

音楽プレイヤーを買ってはもらえない日々が過ぎたそんな時、iPodというデジタル音楽プレイヤーを知りました。
でも、その時は欲しいとは思わなかったんです。
乗り物酔いも以前に比べればおさまったし、移動手段のほとんどが車だったのでカーステレオで聴けば済む問題だったから。
外に出てまで音楽を聴かなくてもいいと思ったからです。

中学二年生の時、また電器店でたまたまiPodを見かけました。
店頭に大々的に飾られているiPod。
どんなものかと見てみると、ボタンが少ないのに驚きました。
どうやったら画面のアイコンを下に持っていけるのか、いろいろ試しましたがボタンを押しても動かない。
とりあえず、適当に中心ボタンを押して音楽を聴いてみる事にしました。
でも音量が小さい。
どうやったら音量が大きくなるのかホイールを適当に触っていると、ちょっと音量が大きくなった。
しかし一瞬だったので結局は音量の上げ方が分からずそのまま帰宅。

しばらくして、本屋でiPodの本を読んでみました。
なるほど円を書くように回せばいいのか。
まず、センサー機能が付いているという事自体に驚きました。

ここまで知ると、どうしてもiPodが欲しくてたまらなくなりました。
当時はnano 3rdが出ていたからそれを買おう。と思ったものの、なかなか親が許してくれませんでした。
『後で絶対新しい機種が出る』とうるさかったんです。
機種は何でもいい、とにかくiPodが欲しかったのでしつこくねだっていたその矢先、4thが登場。
『ほら、だから言ったじゃない』と得意げな顔の母。
最初は加速度センサーなんてどうでもいいと思っていたのですが、知れば知るほどその魅力に取り付かれ結局新型4thを予約しました。

数週間後、ようやく我が家にiPodが届きました。
色の鮮やかさとその触り心地、そして薄さにびっくりしました。
3rdに比べて格段に薄くなっていて新機能も加わって、4thを買って良かったと思えました。

今はカラオケリストを作ったりして存分に楽しんでいます。
まだ400曲と少ない音楽しか入っていませんが、これから時が経つにつれてどんどん曲が増えていくと思うと楽しみです。
つい最近、やっとビデオを入れることができて、iPodに新しい楽しみが増えました。
これからも、大事に使っていきます。
よろしく、iPod!!

ダイヤテック株式会社
作者紹介
著者近影 お名前 レジーナ
ウェブサイト
自己紹介 洋楽大好き中学女。iPodには洋楽しか入っていません。。最近、やっとビデオを入れることができて楽しみが倍増しました。
所有するiPod iPod nano 4th

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