投稿エッセイ集「ありがとうiPod」 > 作品051

災害時のiPod touchの活用

株式会社バード電子

僕はいま中学一年です。
僕の家は茨城県にあります。
僕がiPod touchに出会ってから1年ぐらいです。
とても便利なiPod、僕は買ってとても良かったと思いました。

そして、ごく普通な日々を過ごして3月11日になりました。
僕は学生なので中学校にいました。
もちろんその時はiPodは持っていませんよ(^。^)
体育館でバスケットボールの授業を受けていた時、突然先生が大きな余震が続いていると言われボールを持ち静かに床に立っていました。
そしていきなり大きな揺れを感じ、床に伏せました。とても大きく長く続きました。
大きく揺れ突然体育館の電気も消えました。
あまりに突然で大きな地震だったので、家のことや今後の生活にとても大きな不安を感じました。
生まれてきてから初めての大地震で、とても怖かったです。
その後、安全のため学校のグラウンドに避難しました。
地震により本物の避難をしたのはこれが初めてで、避難訓練とは違う恐怖感を感じました。
震度が6強という大きさでした。

その後4時30分に、学校全体での集団下校となりました。
家に帰ると本棚が倒れたり、机がぐちゃぐちゃになっていたりと被害をうけていました。
しかしなんとか僕のiPodは無事でした。
中を見ると地震のアプリがプッシュ通知していました。
しかし停電のためWi-Fiが使えず、ネットワーク通信が使えませんでした。
その後、急いで近くのスーパーに買いだしに出かけました。

電気も水もなく困難な日々が続きました。
そんな時にiPodが非常に役に立ちました。
昼間では音楽で退屈をしのぎ、夜では懐中電灯がわりになったりしました。
しかしバッテリーがなくなってきてしまいました。
こんな時にeneloopがとても役立ち、なんとか5日間もちやっと停電が終わりました。

Wi-Fiを使い余震の通知がくるたびに少し恐怖心が出てきますが、余震を知らせてくれたり停電情報を調べられたりして、とても役に立ちました。
いまだに3月20日でも水道が通らず、困難な生活を送っています。
しかし僕はiPodというとても便利で非常に役に立つ物を買ってとても良かったです。

そして皆さんにお願いです。
電気を大切にし節電を心掛けてください。
いま出来ることは僕にはあまりないけれども、被災した方々のことを考え、いま出来ることをやりたいと思っています。
iPodがあってとても良かったです。

株式会社バード電子
作者紹介
著者近影 お名前 大橋祐斗
ウェブサイト
自己紹介 大橋祐斗13歳です。中学一年生です。
所有するiPod iPod touch 4g

このページのスポンサー:株式会社バード電子[広告掲載2011年3月28日〜2016年3月27日]


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