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【詳細レビュー】保護フィルム“The Shield”シリーズ

このページではiPod用保護フィルム“The Shield”(ザ・シールド)シリーズをご紹介します。

概要

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“The Shield”(ザ・シールド)シリーズは、iPod用の保護シートです。iPod classicと第3世代iPod nano用は、液晶・ホイール・背面用の3点セット。iPod touch用は、液晶・背面用の2点セットです。位置調整のための貼り直しや、貼ったものを一旦剥がして保存することができます。

アクセネットワークテクノロジーから2007年11月に発売された製品です。

iPod nanoに貼る

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第3世代iPod nano用の“The Shield for iPod nano”にフィルムを貼る方法を紹介します。液晶画面用、クリックホイール用、裏側鏡面用の3枚セットです。
ホイール用以外の2枚は、自己粘着式で、貼り直しができます。

保護フィルムは、台紙から剥がした時点で静電気が発生し、ホコリを集めてしまいます。なるべくホコリの少ない環境で作業をしましょう。
部屋に霧吹きで水をまけば、空中のホコリを少しは抑えられます。お風呂場での作業もおすすめです。

作業時には、ホコリや指紋を拭き取る布を用意しておきましょう。ホコリを吹き飛ばすダストブロワー(エアスプレー)もあれば便利です。

ホイールに貼る

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ホイール用フィルムは、貼る前に当ててみると、ホイールとほぼ同じ大きさであることがわかります。
1ミリのズレも許されないのでプレッシャーがかかります。
(0.3ミリぐらいのズレなら許されます)

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ぺりっと台紙の片方をめくり、慎重に位置を合わせながらホイールに貼付けます。
貼付けたら、気泡を押し出すようにこすって完了です。

貼付けたフィルムはホイールと同じ大きさなので、ほとんど目立ちません。これで白いホイールが手あかで汚れる心配がなくなります。つやつやツルツルの手触りになります。手が汗ばんでくると、フィルムを貼っていない状態よりも滑りが悪くなります。

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実はドーナツ状に穴のあいたシールや粘着シートを貼るのは、難しい作業です。
右端から左方向へ貼っていくとして、中央で二股に分かれたシートが左端で収束した時に、どうしても「たわみ」ができます。

台紙から全部剥がして、上から位置を定めて「えいっ」と一度に貼ってしまうのも手です。

液晶画面に貼る

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次に液晶画面用フィルムの貼付け。ここだけはホコリが入るのを絶対に避けたいので、またプレッシャーを感じます。
液晶画面用と背面用のフィルムは、貼り直しができます。粘着面にホコリがくっついてしまった場合は、セロハンテープで取りのぞけるとのことです。

画面と保護フィルムもほぼ同じ大きさなので、1ミリのズレもゆるされません(0.2ミリぐらいのズレなら許されます)。すこしズレただけで、フィルムの端がアルミのボディにのっかってしまいます。

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液晶画面用フィルムと背面用フィルムは、同じ台紙に貼付けられています。

台紙を少しだけ剥がして、フィルムの端を液晶の一辺に慎重に合わせます。

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空気を押し出すように意識しながら、指を右へ左へジグザグに押し進めて、貼りつけます。
台紙はいっぺんに剥がしてしまうと、粘着面にホコリが付いてしまいます。少しずつ、貼るぶんだけ剥がしていきます。

気泡が残ってしまっても、剥がして貼りなおす必要はありません。貼ったばかりで定着する前なら、中央から外側に向かって押し出すように力を入れてこすれば、気泡がズレて出て行きます。

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「絶対にホコリが入る」と思っていたけれど、うまくいきました。
画面にキズがつくと悲しいので、保護フィルムが貼ってあるとかなり安心できます。

裏側鏡面に貼る

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残りは裏側の鏡面用フィルムです。これはサイズギリギリの他のパーツとは異なり、ウラ面の面積に対して少し小さい印象を受けます。
位置を合わせる目印がないので、中心からズレたり斜めになったりしそう。

そこで道具をひとつ用意します。

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それは、塗装時のマスキングなどにも使える紙テープ。
保護フィルムの仮り止めに使います。

どこの家庭にでもあるというものではないので、なければ普通のセロハンテープでも大丈夫です。セロハンテープを使う場合は、何度かテーブルなどにピトピトして、粘着力を弱めておくといいでしょう。

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準備をもうひとつ。
フィルムの台紙を、背面用フィルムの端で切ってしまいます。
一辺だけ、余白を切り落とす感じです。

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フィルムを背面に載せて位置を合わせたら、ズレないように紙テープで仮り止めします。

さきほど台紙を切ったのはこのためです。

ここではまだ、フィルムは台紙に貼ったままです。

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台紙をペリペリペリ…と剥がしていきます。上に引っ張らないで、水平方向に剥がしていくのがコツです。

たぶん仮り止めしてある所から勝手にくっついていきます。空気を押し出すように指でゆっくりと貼っていきます。

貼り終わったら、仮り止めテープを剥がします。

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気泡が残った場合は、力を入れて押し出すように、フィルムの端に向けてこすります。

やっと出来上がり! ああ緊張した…。

フィルムを貼ると鏡面は少しだけ曇った感じになりますが、透明度が高く、見た目は何も貼っていない状態と変わりません。

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この保護フィルムは、一度貼ったものでも剥がして保管ができます。ただしホイール用だけは、貼り直すたびに粘着力が弱まるようです。

貼り方、剥がし方、保管方法はパッケージに記載されています。

The Shieldシリーズの購入は

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第3世代iPod nano用“The Shield for iPod nano 3G”(ANT-10011)は、以下のショップで購入できます。価格は510円〜980円。

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iPod classic用“The Shield for iPod classic”(ANT-10012)は、以下のショップで購入できます。価格は646円〜980円。

iPod touch用“The Shield for iPod touch”(ANT-10013)は、以下のショップで購入できます。価格は683円〜980円。


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