iをありがとう

メニュー

【詳細レビュー】AirClick with Dock Connector

このページではRF(ラジオ周波数)で操作するワイヤレスリモコン“AirClick with Dock Connector”をご紹介します。

概要

写真 “AirClick with Dock Connector”は、電波を使用してiPodを操作するワイヤレスリモコン。iPodがカバンやポケットの中にあっても、たとえ壁を隔てた隣の部屋にあっても手元のコントローラーで操作できます。米Griffin Technologyの製品です。>詳細(Exciteで翻訳 >訳文のみ>原文と訳文

レシーバー

写真 レシーバー(受信装置)をDockコネクタに接続するだけで使い始められます。
第4/第5世代iPodとiPod miniに対応しています。
写真 レシーバーの厚みは11.5mm。
第5世代iPod 30GBモデルよりも0.5ミリ厚いようです。
60GBに接続すると、オモテ面がほぼ平らに揃い、裏面が浮く感じ。
写真 コントローラーの信号を受信すると、カドのLEDが点灯します。
レシーバーに電池は必要ありません。
写真 裏面カドにはペアリングスイッチがあります。レシーバーとコントローラーの“同期”に使用します。2つ以上のAirClickを使いたい方、近くに居合わせたAirClickユーザに操作を乗っ取られたくない方は、同期を行ってください。同期の設定・解除方法はメーカーサイト(Exciteで翻訳 >訳文のみ>原文と訳文)を参照してください。

コントローラー(リモート)

写真 コントローラーには5つボタンがあります。
上から「再生/一時停止」「曲送り/早送り」「曲戻し/巻き戻し」「ボリューム上」「ボリューム下」。
横にはホールドスイッチがあります。
写真 裏面は大きなクリップになっています。
ストラップも取り付けられる。
写真 電池は初めから入っています。
通常使用では製品寿命と同等に持続するため、取り替える必要が無いとのこと。
電池交換が必要になった場合は裏面のビスを外し、ボタン電池(CR2032)を入れ替えます。
写真 コントローラーを取り付けられるクレードルが同梱されています。
写真 車のステアリングなどにコントローラーを取り付けられます。
長いバンドを足してアームバンドとしても利用可能。
マジックテープで留めるバンドは、ちょっと安っぽい…。

使用感

写真 コントローラーの電波の有効範囲は18メートル。反応がよく快適に操作できます。
iPodをカバン・ポケットに入れて歩いている時、満員電車で身動きが取れないときなどに役立ちます。
煩わしいケーブルなしで手の中のコントローラーから操作できる快適さは、一度使いはじめたら手放せなくなります。
通常iPodのホイールで操作する場合、スリープ状態から音楽を聴き始めるには、どれかのボタンを押して復帰→再生ボタン、と2回の操作が必要です。しかしAirClickでは再生ボタンを一回押すだけで、スリープ状態からでも音楽が再生されます。
写真 実験1。
RFリモコンの元祖“RemoteRemote”と同時に使ってみました。“RemoteRemote”はリモコンジャックに接続するので第4世代を使用。AirClickと両方同時に命令を出すと、どちらにも反応していました。相反する操作をすると、ゲージがプルプルふるえる。ごめんねiPod。
写真 実験2。
Dockに接続してみました。結果は、
“Universal Dock”→反応なし
“iPod with color display Dock”→操作可能
でした。どちらにしろ、LINE OUT端子を塞いでしまい、実用的ではありません。
写真 実験3。
赤外線リモコンがない初代“inMotion”に接続し、ワイヤレス操作に挑戦。
これは残念ながら反応しませんでした。
写真 非対応となっているiPod nanoも操作はできます。しかし写真のようにヘッドホンジャックを塞いでしまうため、音楽を聴けません。
そもそもレシーバーとコントローラーを合わせた体積はiPod nanoと同じくらいあるで、iPod nanoでこのアクセサリ使う意義は少ない気がします。
写真 不満点・要望はただひとつ、コントローラーの構造を見直して欲しいということ。
  • 等間隔・同形状で並んだボタンは、それぞれの機能を把握しづらい。
  • 操作の起点となる再生ボタンと、ボリュームボタンの位置が遠い。
  • 背面ストラップホールは、ぶら下げた時に逆さまになる位置にほしかった。

iPod shuffleや“Apple Remote”の発売前から、これらと同じボタン配置を採用している“RemoteRemote”(写真右)のデザインが正解と言えるでしょう。
“AirClick”のコントローラーも、見た目と背面のクリップは気に入っています。

フォト・モード

写真 コントローラーを“フォト・モード”に設定すると、カラー液晶のiPodで写真のブラウズができるようになります。
  1. ホールドスイッチをオン(オレンジの点が見える状態)にする。
  2. 「再生/一時停止」ボタンを押したまま、ホールドスイッチを切り替える。

ボリュームボタンで写真を切り替えられるようになります。フォトモードを解除するには、ホールドスイッチをオフ→オンします。

“AirClick with Dock Connector”の購入は

写真

“AirClick with Dock Connector”は以下のオンラインストアで販売されています。(リンク先は商品ページ)

※価格は2005年1月13日現在のもの。


詳細レビューのインデックスページに戻る