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【詳細レビュー】ハンドメイドフェルトケース for iPad

このページでは、バズハウスデザインから発売されているiPad用スリーブケース「ハンドメイドフェルトケース for iPad」「ハンドメイドフェルトケースDX for iPad」をご紹介します。

概要

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「ハンドメイドフェルトケース for iPad」は、フェルト素材を使用したiPad用ケースです。
持ち運び時にiPadを保護でき、取り出し・収納も簡単にできるシンプルなスリーブ式です。
通常版の「ハンドメイドフェルトケース」2色と、上位モデルの「ハンドメイドフェルトケースDX」1色がラインナップされています。

buzzhouse design.(バズハウスデザイン)から2010年4月に発売された製品です。
メーカーの製品詳細:iPadケース、高級イタリアンレザーとおしゃれなフェルトの2タイプ。

※ 2011年発売の「iPad 2」にも対応しています。iPad 2は、Smart Coverを装着したままでも収納できます。

使用方法と使用感

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iPhoneやMacBook用も発売され定評のある、バズハウスデザインの「ハンドメイドフェルトケース」シリーズのiPad版です。
2枚のフェルト生地を張り合わせた形状の、シンプルなケースです。
厚味のあるフェルトで、パリッとした張りがあります。

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オレンジとブラックの、2色のカラーバリエーションが用意されています。
職人の手による縫製とのことで、細部にわたって丁寧に仕上げられています。

仕様をアップグレードした「DX」バージョンも発売されています。
「DX」については後述します。

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iPadがぴったり収まるように設計されています。
サラサラのフェルト素材なので、スムーズにストレスなく出し入れできます。
iPadは表裏・上下好きな向きに収納できます。

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フタの留め具には、ヒモで閉じる書類封筒と同じ方式が採用されています。
味気のないファスナーやスナップボタンとは異なり、取り出し・収納する作業にも、楽しさを感じさせられます。
木製のボタンのやさしい風合いが、ケースのフェルト素材とマッチしています。

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デジタルガジェットが入っているようには見えない、カジュアルな印象です。

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ケースの背面は、何もなくシンプルです。
素材がフェルトなので、手芸の得意な方なら、持ち手を付けるなどの改造も簡単だと思います。
留め具のヒモの交換も自分でできそうです。

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iPadを使用している最中は、ケースを下敷きにすることもできます。

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2色のケースのうちブラックは、濃いグレーのような色です。
オレンジは様々な色の繊維が混ざりあった、深みのある落ち着いた色です。
どちらも素材・色合いから「冬物」のようなイメージがあります。
オレンジのケースには、ブラックとは違う色のヒモが使われていて、制作者のこだわりを感じさせられます。

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ヒモは長めなので手に持ちやすく、巻き取りやすいです。
巻き取り方に決まりはないので、使いやすい巻き方を見つけましょう。
バッテンに閉じると外れにくそうですが、巻き取りはすこし面倒です。
写真のようなグルグル巻きは簡単で、すばやく開閉できます。

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ケースには、セーヌ素材のクリーニングクロスが付属しています。
同じメーカーのiPhoneケースに付属しているものと同じで、大きさもiPhoneサイズです。

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iPadにハードケースを装着した状態でも、すこしキツくなりますが収納できました。
使ってみたのは、厚さ1ミリのポリカーボネート製ケース「SwitchEasy NUDE for iPad」です。
ハードケースの種類ごとに厚みが異なるのでご注意ください。
シリコーンケースは厚みがあり、滑りもよくないので、併用できそうにありません。

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同じフェルト素材のiPhoneケースも発売されています。
iPhoneは着信時などにすぐ取り出す必要があるので、即座に出し入れできるようスナップボタンが採用されています。
iPadケースとiPhoneケースをおそろいにしても楽しそうです。

上位モデル「ハンドメイドフェルトケースDX for iPad」

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「ハンドメイドフェルトケース」の上位モデルになるデラックスバージョン「ハンドメイドフェルトケースDX for iPad」も発売されています。

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「DX」版は、フェルト素材の周囲に本革を使ったパイピング処理が施されています。
また、内側にセーヌ素材の裏地が貼られていて、ケースの厚みが増しています。
「DX」の名前通りの贅沢な仕様です。

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使い勝手は通常版とまったく同じです。
内側にセーヌの裏地が貼られたことで、iPadの出し入れが通常版よりすこしだけキツく感じます。
本革を使ったバイピング処理と、内側全体に貼られた裏地によって、通常版よりも丈夫そうです。

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「DX」版のカラーは、ブラックのみが用意されています。
通常版と同じブラックのフェルトですが、赤いステッチが施された通常版よりも落ち着いた印象です。
ビジネス用に持ち歩いても違和感がありません。
価格は通常版の3,000円増です。

通常版2色とあわせて、全3種のフェルトケースのラインナップになります。
使い勝手は変わらないので、デザインや色の好みで選んでもいいでしょう。

まとめ

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MacBookシリーズや各種ノートPC用に発売されている、定評のあるフェルトケースの設計を踏襲しています。
ノウハウがあるだけに、デザインや作り、使い勝手は申し分ありません。
厚みのあるフェルトは衝撃も軽減してくれそうです。
難点をあげるとしたら、フェルト素材の性質上、長く使い込むと毛玉が発生しそうです。
デザインはかなりシンプルなので、同社のiPhoneケースについているような布製タグなどが、アクセントとしてあっても良かった気がします。

ヒモを「巻き巻き」してiPadを取り出すのは、独特の喜びが得られます。
デジタルガジェットの枠を超えたiPadには、このようなアナログな雰囲気のケースもよく似合います。
ほかのiPod/iPhoenアクセサリとは一線を画す、贈答品のような化粧箱入りなので、iPadとセットで贈り物にするのも最適です。

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ここが良い!

  1. 柔らかく温かみのある風合い。
  2. 職人によるハンドメイドの丁寧な作り。
  3. ヒモを使った留め具で、使う喜びが得られる。
  4. フェルトの厚みで衝撃が軽減されそう。
  5. 贈り物に使える上品なパッケージ。
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ここはいまひとつ

  1. フェルト素材の耐久性が心配。

「ハンドメイドフェルトケース for iPad」「ハンドメイドフェルトケースDX for iPad」の購入は

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「ハンドメイドフェルトケース for iPad」は以下のショップで販売されています。
オレンジとブラックの2色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各5,480円です。

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上位モデル「ハンドメイドフェルトケースDX for iPad」は以下のショップで販売されています。
価格は税込8,480円です。


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