iをありがとう

メニュー

【詳細レビュー】FMIP-307

このページではiPod用FMトランスミッタ“FMIP-307”をご紹介します。

概要

写真

iPodのDockコネクタに接続するFMトランスミッタです。
車のシガーライターソケットからiPodを充電しながら、カーステレオのFMラジオでiPodの音楽を聴くことができます。

  • USB充電ポートを搭載し、デジタルカメラ・携帯電話・携帯ゲーム機などを充電可能。
  • 12V車のほか、24V車にも対応。
  • エンジンの始動・停止に連動して、iPodの再生・停止を行うオートオペレーション機能搭載。
  • iPodのバックライト常時点灯機能搭載。

サン電子から2008年6月に発売された製品です。>メーカーの製品詳細

使用方法と使用感

写真

スタンダードな形状の、シガーチャージャー兼FMトランスミッタです。

一方をクルマのシガーライターソケットに刺し、もう一方をiPodに接続するだけで、クルマのFMラジオでiPodの音楽を聴けます。

音量はカーステレオ側で調整します。iPod側のボリュームレベルは受け付けなくなります。

写真

機能は同じメーカーの前モデル“FMIP-305”とほぼ同一ですが、以下の点が変更されています。

  • 新しいFMトランスミッターICを採用し、音質が向上。
  • シガープラグ部と操作部を分離し、周波数の手元で操作可能に。
  • USB充電ポートを新たに搭載。
  • 12V車のほか、24V車にも対応。
写真

周波数は6局から選択できます。本体のボタンを押すと、設定周波数が77.0〜89.0MHzまで、0.4刻みで切り替わります。
カーステレオのFMラジオの周波数を合わせると、音楽が聴けます。

音質はこれまでの製品よりも、高音がきれいに聞こえると感じました。高音がきれいなおかげで、透明感のある、クリアな印象を受けます。

電波状況によりノイズが入る、FMトランスミッタの宿命からは逃れられません。ノイズがのるときは、周波数を変更しましょう。

写真

バックライト常時点灯機能により、車内でiPodの画面を常に見やすい状態にしてくれます。iPod本体のバックライト設定を変更する必要はありません。

常時点灯機能は、周波数切り替えボタンの長押しで解除/再設定することができます。夜の車内では、バックライトがまぶしくて邪魔に感じる場合もあるはずです。簡単にこの機能をオフにすることができます。

写真

同じサン電子の「CarリモコンRMIP-605」を併用したときには、バックライト常時点灯機能は効かなくなります。

バックライト常時点灯機能は便利ではありますが、安全のために運転中はiPodの画面を見ないでください。

iPod classicと第3世代iPod nanoでバックライト常時点灯機能を使うには、iPodソフトウェアがバージョン1.1以降にアップデートされている必要があります。

写真

車のエンジンの始動・停止に連動してiPodを自動的に再生・停止する「オートオペレーション機能」は、キビキビ動作してくれる感じがしました。乗車時にiPodのスイッチを入れ忘れて、しばらく無音のままドライブしていた、という失敗をすることがありません。

周波数コントローラは、iPodをダッシュボード上部に設置したときに、扱いやすい位置になります。
このコントローラに、iPodの再生・一時停止・曲スキップができるリモコン機能のボタンがあれば、操作のしにくいiPod touchでの使用時などに役立つのではないかと思いました。

USBポートでいろいろ充電できる

写真 プラグ部のキャップの下には、USB機器を充電できるUSBポートが設けられています。携帯電話、デジカメ、携帯ゲーム機などを充電できます。
充電用USBケーブルは付属しません。
写真 取扱説明書によると、USBポートへの接続はエンジン始動後でなければならないそうです。正しく動作しないことがある、故障の原因になるとのこと。
エンジン停止・再始動時に、充電の必要な機器を繋げたままにできないので、注意が必要です。

FMIP-307の購入は

写真

FMIP-307は、以下のショップで購入できます。
ホワイト「FMIP-307/W」とブラック「FMIP-307/B」の2色のカラーバリエーションで、価格は4,780円〜5,980円。


詳細レビューのインデックスページに戻る