「iLynx」は、Mac用のUSB/FireWireハブです。
USBポート4つ、FireWireポート2つが搭載されています。
iMacの台座スタンドにマッチしたデザインです。
米aevoeのmoshiブランドの製品で、日本ではMJSOFT（関東金属鋼業株式会社）から2009年2月に発売されました。

販売元の製品詳細：moshi-shop.jp 商品ページ：moshi iLynx [FireWire+ USB高機能ハブ]

セット内容は以下。

• 「iLynx」本体
• USB 2.0ケーブル
• FireWire 400ケーブル
• FireWire 800 - 400変換ケーブル

USBケーブルとFireWireケーブルは、iLynxをMacから離れた場所に設置する時に使います。

本体に、USBケーブルとFireWireケーブルが組み込まれています。
両方のコネクタをMacに接続して使用します。

左右の側面に、それぞれUSBポート2基とFireWireポート1基。
合計で、USB×4、FireWire×2 が搭載されています。

裏面は白1色。
ビス穴などが見当たらない、Apple製品のようなデザインです。

ただのUSBハブと比較すると、サイズはかなり大きめです。

USBケーブルとFireWireケーブルは、iLynxをMacから離れた場所に設置する時に使います。
他の用途に使ってもいいでしょう。

FireWire 800 - 400変換ケーブルが付属します。
FireWire 400ポートの無いMacBook Proなどにも、iLynxを接続できます。

ケーブルは、ブランドのロゴが刻印されたオリジナルのものです。
メーカーのこだわりが伺えます。

まずiMac 20インチモデルに設置してみます。

ケーブルはスタンドの穴を通して、iMacに接続します。

横から見ると、こんな感じ。

iMacの台座部分にピッタリです。
本体は大きめですが、デザインがiMacとマッチしているので、目立ちません。
傾斜のついた形状で、厚みも気になりません。

本体ロゴは、つねに点灯しています。

今度は、24インチのiMacに接続。
20インチのiMacよりも台座が大きいので、iLynxとピッタリのサイズではありません。

24インチiMacで、横から見た様子。
奥行きに余裕があるので、もうすこし奥に設置することもできます。

表面はプラスチックの塗装だと思いますが、アルミニウム製のiMacのベースにそっくりの質感に仕上げられています。
実物を見ても、見分けがつきません。

延長用のUSBケーブルとFireWireケーブルが付属します。
iMacの台座に置かなくても、Macから離れた場所や、デスクの下の目立たない場所などに設置できます。

試しに、6つのポート全てを埋めてみました。

横からの写真。ケーブルが煩雑に見えます。
各ポートはiLynxの奥の方に設置されているので、
正面から見た場合は、上の写真のようにiMacの「アゴ」の裏に隠れて、
それほど目立ちません。

iMacのウラを覗き込まなくても、USBフラッシュメモリなどを接続できて便利です。
写真は同じメーカーのカードリーダー「moshi cardette」。
ノートPCのUSBポートに接続するかのように、様々な機器を気軽にiMacに接続できます。

接続機器への電力供給を動的に切り替えられる、 DPS (Dynamic Power Sharing) という機構が搭載されています。
外部電源がなくても、Macのバスパワーだけで安定して充分な電力を供給できるとのこと。

試しにFireWireポートにiPod、USBポートにiPodとiPhone、合計3台を接続してみると、ちゃんとマウントできました。
（Macは複数台のiPodを同時に同期できます）

上記の「DPS」機能が実際どれほどの機器の使用に耐えうるのかわかりません。
iMac本体に接続していた機器と、電源付きUSBハブを経由していた機器を、すべて「iLynx」に接続してしばらく使ってみましたが、問題なく動作していました。
不安がありましたが、信頼してもよさそうです。

デザインもiMacにマッチしており、拡張性の無い一体型のiMacに、USB/FireWireを増設するような感覚で使える製品です。

「iLynx」は以下のショップで購入できます。
価格は税込7,140円。

• moshi-shop.jp
• MJSOFTat楽天