【詳細レビュー】SwitchEasy DUO for iPhone 4
このページでは、2方向から収納できるiPhone 4用レザーケース「SwitchEasy DUO for iPhone 4」をご紹介します。
概要
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「SwitchEasy DUO for iPhone 4」は、iPhone 4用の本革製の収納ケースです。
上下どちらからでも、iPhoneを差し込んで収納できます。
液晶保護フィルムが2枚付属しています。
3色のカラーバリエーションが用意されています。
香港SwitchEasyの製品で、日本ではプレアデスシステムデザインから2011年2月に発売されました。
輸入販売元の製品詳細:SwitchEasy DUO for iPhone 4 | Pleiades
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使用方法と使用感
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ケース本体に、液晶保護フィルムが2枚と、クリーニングクロスが付属しています。
フィルム貼り着け作業用のヘラも同梱されています。
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本革を使用した、一見シンプルなスリーブ式の収納ケースです。
一般的なスリーブケースは、入り口がひとつだけですが、この製品は上下両側が開いた「筒状」の構造です。
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裏側も同じデザインです。
カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、タンの3種類が用意されています。
このページで使用しているのは、ナチュラルな色合いの「タン」です。
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ブランドのロゴマークをデザイした金属製の鋲が、両面に一カ所ずつあしらわれています。
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横には、iPhoneのスイッチを露出するためのスリットがあります。
このスリットは、反対側からiPhoneを押し出すのにも使います。
素材には厚みがあり、しっかりとした箱形に成形されています。
表面の革は、プニプニとしたクッション性があります。
iPhoneのガラスパーツへの衝撃を軽減してくれそうです。
高級な革ではなさそうですが、デザインが格好よく作りも丁寧なので、安っぽさは感じさせません。
内側はスエード調です。
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内側には、リボンが取り付けられています。 iPhoneを収納したときに、反対側から出てこないように押さえるためのものです。
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iPhoneを上から差し込んで収納します。
iPhoneの厚さぴったりに設計されていて、出し入れはキツめです。
ハードケースなどを装着したiPhoneは収納できません。
iPhoneの飛び出しを防止するフタはありませんが、キツい作りなので、意図せず飛び出ることはなさそうです。
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中のリボンに支えられ、iPhoneが反対側から出ることはありません。
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上下どちらからも入れられる仕掛けを、図解してみました。
中のリボンは、オモテ面の上側と、ウラ面の下側を、結ぶように取り付けられています。
どちらの方向からiPhoneを差し込んでも、リボンがあることで、反対側から飛び出ることがありません。
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これは個体差がある現象だと思いますが、奥までiPhoneを差し込んでも、頭が少しケースから出てしまいます。
リボンがあと2ミリ長ければ、ちょうどケースの中央にiPhoneが収まりそうです。
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横にスリットが開いているために、斜めにiPhoneを差し込むことができ、収納しやすいです。
しかし、真横から差し込むようにすると、中のリボンを巻き込んでしまうことがあるので、注意が必要です。
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iPhoneをDockコネクタ側からではなく、頭から入れることもできます。
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頭から入れた場合も、リボンに邪魔されずヘッドホンジャックが露出するので、イヤホン・ヘッドホンを接続できます。
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このケースは、上下どちらからもiPhoneを入れられますが、「どちらからも出せる」わけではありません。
当たり前ですが、入れた側からしか、取り出すことができません。
パッと見でどちらから出すのか、判断できません。
取り出し時には、側面を見て、iPhoneの収納状態を確認する必要があります。
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向きを合わせて収納すれば、横に設けられたスリットから、消音スイッチとボリュームボタンが露出します。
収納したままで消音スイッチの状態の確認や、ボリュームの調整ができます。
無頓着に、ボリュームボタンが隠れる向きで収納することもできますが、やらない方がいいでしょう。
理由は以下。
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横のスリットは、iPhoneをケースから押し出すときにも使います。
右利きの人が利用する場合、写真のようにケースを左手にもって、右手で押し出すことになると思います。
正しい方向に収納していれば、画面がこちらを向いた状態で取り出せます。
ボリュームボタンが隠れる向きで収納すると、取り出し時にiPhoneがウラ向きになってしまいます。
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上下どちらからでも入れることができ、収納する方向の自由度が高いケースに感じます。
しかし、ボリュームボタンとスリットの位置を合わせて収納するとなると、ケースの表側と裏側が決まってしまいます。
表も裏も同じデザインなので、スリットの位置を見て、収納する方向を探る必要があります。
カドの鋲を片面だけにするなどして、表裏の見分けがつくような工夫があれば、さらに使いやすくなったのではないかと思います。
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まとめ
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収納するときには、どちらから入れてもいい「自由度の高さ」があります。
ところが取り出すときには、出す方向の確認が必要になります。
また、差し込む方向が自由に思えても、実際にはケースの表裏が決まっています。
独創的な面白い構造ではありますが、細かい点で扱いにくさを感じさせます。
とはいえ、様々なアイディアを盛り込みながら、シンプルな構造にまとめたのは、さすがSwitchEasyといったところ。
デザインが格好よく、価格も手頃なので、興味を持った方は手に取ってみてください。
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ここが良い!
- 上下どちらからも収納できる、面白い設計。
- ボタン開口部と、取り出し時に指を入れる開口部を兼ねている、横のスリット。
- 対称形のフォルムと、角にあしらわれた鋲で、シンプルながら格好よく見えるデザイン。
- 厚み・クッション性があり、iPhoneのガラスパーツへの衝撃を軽減してくれそう。
- 選べる3色のカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ
- どちらからも入れられるため、取り出し時には、出す方向の確認が必要になる。
- ケースの表裏は、事実上決まっているが、表裏の判別がしにくい。
- ハードケースなどを装着したiPhoneは収納できない。
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「SwitchEasy DUO for iPhone 4」の購入は
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「SwitchEasy DUO for iPhone 4」は、以下のショップで販売されています。
3色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各3,480円です。
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