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【詳細レビュー】InnerExile Odyssey 5/5s

このページでは、工具を使わずに着脱できる独自のロック機構を採用した、iPhone 5用アルミケース「InnerExile Odyssey 5」をご紹介します。

概要

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「InnerExile Odyssey 5」(インナーエクサイル オデッセイ5)は、工具を使わずに着脱できるスナップロック機構を搭載した、iPhone 5/5s用のアルミケースです。
フレーム部分がアルミニウム素材で、背面にはクリアのポリカーボネートが採用されています。
独自のスナップロック機構により、工具を使わずに装着でき、上部に搭載されたスライダを動かすことで、ケースを外せます。
シルバーとブラックの、2色のカラーバリエーションが用意されています。

台湾Taer Innovation社のInnerExileブランドの製品です。
日本ではMJSOFTから、2013年1月から発売されています。
輸入販売元の公式ページ:Odyssey 5 |InnerExile [インナーエクサイル] |株)MJSOFT (MJSOFT Inc.)

使用方法と使用感

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アルミニウム素材のフレームと、ポリカーボネート製の背面カバーで構成された、iPhone 5用ケースです。
販売元のページでは「バンパー」と紹介されていますが、背面も覆われる製品なので、このページでは「ケース」として扱わせていただきます。
シルバーとブラックの、2色のカラーバリエーションがあり、このページで使用しているのはシルバーです。

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アルミのフレーム部分は、削り出し加工で作られています。
スリープボタンとボリュームボタン、消音スイッチも、金属製パーツでカバーされています。
ボタン部分の内側には、細かいパーツをビス留めした、精密な機構が見られます。

左の写真は、スリープボタンの内側です。
スリープボタンを押し込む仕掛けと、背面パーツ固定用のスライドパーツが一体化しています。

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左の写真は、消音スイッチとボリュームボタン部分の内側です。
どのパーツも小さなビスで固定されているため、外れて紛失する心配はありません。

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前面パーツからiPhoneに被せます。
消音スイッチのパーツがはまるように注意しながら、ボリュームボタンのある側面から挿入します。
前面パーツを被せた時点で、各スイッチが正常に動作するか確認します。

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背面側のパーツは、アルミ製のフレームにポリカーボネート製のクリアパーツをはめ込んで使用します。

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アルミ製フレームの内側に、6つのツメがあります。
このツメにクリアパーツがしっかりとハマるように押し込みます。

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下部の凹凸を合わせるようにして、背面パーツを被せます。

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前面パーツと背面パーツを固定するツメが、上部に搭載されています。
背面パーツを押し込むだけで、パチッとはまります。
うまくパーツが合わない場合は、背面のクリアパーツがきちんとアルミパーツに固定されているか確認してみてください。

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iPhoneに装着したところ。
アルミ製のケースながら、ネジや工具を使わずに、簡単に装着・取り外しできます。
工具を持ち歩く必要がなく、ネジを無くす心配もありません。

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裏側からはパーツ接合部の凹凸が見えますが、格好よくデザインされていて、不自然さは感じさせません。
握りごこちは滑らかで、やや滑りやすく感じます。

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背面には、クリアのポリカーボネート製パーツが使用されています。
一見アルミ製のバンパーに見えますが、背面も保護してくれます。

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カメラレンズとフラッシュライトの開口部は小さめに開けられ、奇麗に見えます。

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スリープスイッチとボリュームボタンには、金属製のパーツが使用されています。
スリープスイッチは切り替えやすいですが、スイッチの状態を示すマークはありません。
スイッチが背面側にあるときは消音と記憶しておくか、スイッチを切り替えて画面表示やバイブで確認するしかありません。
ボリュームボタンは凹凸の無い棒状の、大胆なデザインになっています。
スリープスイッチもボリュームボタンも、ケースのラインに沿ったカッコいい仕上がりです。

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スリープボタンのパーツは、ケースを外すためのスライドスイッチと一体化しています。
スライドスイッチを貫くように設けられたボタンで、スリープボタンを操作できます。
スライドスイッチを少し動かすと、背面パーツのロックが外れて、ケースを外すことができます。

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Lightning端子の開口部は小さく、iPhoneに付属するApple純正のLightning - USBケーブルを接続できる、ギリギリの大きさです。
ヘッドホン端子の開口部も、あまり余裕がありません。
愛用しているAtomic Floydブランドのイヤホンは接続できませんでした。

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Apple純正のLightningアダプタ5種の接続チェック。
残念ながら、どれも併用できません。

  • Lightning – 30ピンアダプタ:×
  • Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):×
  • Lightning - Micro USBアダプタ:×
  • Lightning - Digital AVアダプタ:×
  • Lightning - VGAアダプタ:×
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ケースの角には、ストラップホールが搭載されています。
ケースを外した状態でストラップを通す必要があります。

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背面のクリアパーツは使わずに、アルミ製フレームだけで装着することもできます。
しかし隙間が生まれて、パーツの接合も緩く感じます。

オプション品として、天然木とポリカーボネート素材の背面用カバー「Wood Back Cover」が発売されています。
「InnerExile Odyssey 5」付属の背面カバーと差し替えて使用します。
ICカードを収納可能で専用防磁シートも付属する、「E-wallet」タイプも用意されています。
価格は通常モデルが1,880円、カード収納対応の「E-wallet」タイプが2,380円です。
詳細:iPhone 5用アルミケース「InnerExile Odyssey 5」専用オプションの木製背面カバー、ICカード収納タイプも

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まとめ

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洗練されたデザインと、工具の必要ない独自の装着方法が特徴のアルミケースです。
外から見るとシンプルなアルミ削り出しの筐体ですが、内側には精密な機構を備え、小さなスイッチをスライドするだけで外せるシステムを実現しています。
デザインは非常に洗練されていて、どこを触っても痛くない滑らかな形状に仕上げられています。
スリープボタン、ボリュームボタン、消音スイッチにも、金属製のパーツが使われていて操作しやすいです。
Lightning接続端子の開口部は小さく、純正USBケーブルしか接続できませんが、必要なら簡単にケースを外せます。
スタイリッシュなデザインと独自の機構で、ほかのアルミケースの一歩先を行った感のある製品です。

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ここが良い!

  1. 工具を使わずに着脱できる、独自の機構を採用したアルミケース。
  2. スライドスイッチを動かすとケースのロックが外れる、精密な機構。
  3. 専用工具を持ち歩く必要がなく、ネジを無くす心配もない。
  4. 各ボタン部分にも金属製パーツを搭載し、操作がしやすい。
  5. 高級感とスマートさを備えた、洗練された流線型のデザイン。
  6. 選べる2色のカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ

  1. Lightning端子の開口部が小さく、純正USBケーブルしか接続できない。

「InnerExile Odyssey 5」の購入は

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「InnerExile Odyssey 5」は、以下のショップで販売されています。
シルバーとブラックの、2色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各8,980円です。


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