iPhone概論

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iPhoneの各機能の使い方

このページでは、iPhoneの各機能について解説します。

iPhoneを起動しよう

iPhoneの起動方法
  1. iPhoneはスリープ状態です。
    本体上部の「Sleep - Wake」ボタンを押して、iPhoneをスリープから復帰させます。
  2. iPhoneの待ち受け画面になります。操作はロックされています。
    指で画面上のスイッチをスライドし、ロックを解除します。
  3. iPhoneの「ホーム」画面が表示されます。画面上のボタンを押して、各機能にアクセスしましょう。

ホーム画面を見てみよう

iPhoneのホーム画面

「ホーム」画面はiPhoneの基本となる画面です。ここから各機能にアクセスします。

基本機能である電話、メール、ウェブ、iPodのボタンは、画面下部に並んでいます。
Mac OS XのDock(ドック)に似たイメージです。

画面上の広い部分には、Widgetが並んでいます。
Mac OS XのDashboard(ダッシュボード)に似たイメージです。

iPhoneの画面の下にあるホームボタンを押せば、いつでもこのホーム画面に戻ってこれます。

iPod機能

iPhoneのiPod

ホーム画面の「iPod」ボタンを押して、iPod機能を開きます。

iPhoneにはクリックホイールが無いので、指でリストをはじいて流すようにして、アルバムや曲を選びます。

画面下部のボタンから、プレイリストやアーティストごとのブラウズを選択できます。
「More」の先に何があるのかは、まだわかりません。

画面左上のボタンは常に、一段前の画面に戻る働きをします。iPodのMENUボタンを一回押すようなイメージです。


iPhoneのiPod

音楽の再生

音楽の再生中は、ジャケット(アートワーク)が表示されます。

右上のボタンを押すと、ジャケットが裏返り、アルバムの曲目リストが表示されます。
もちろんこのリストから曲を選んで再生できます。

裏側のリスト画面では、再生中の曲に対し「マイレート」を設定することができます。

音量調整もマイレートの設定も、画面を指でなぞるだけという、直感的な操作で行うことができます。


カバーフロー

カバーフロー

音楽再生中にiPhoneを横向きに倒すと、自動的にカバーフロー画面になります。

真ん中のジャケットをさわると裏返り、アルバム内の曲目リストが表示されます。曲を選んで再生できます。

指でパラパラとジャケットをめくる操作感覚は、きっとiTunesのカバーフローを凌駕するものでしょう。


iPhoneのビデオ再生画面

ビデオ再生

iPhoneのワイドスクリーンは、ビデオを見るのにも適しています。
音楽再生と同じ手順で、ビデオを再生することができます。

iPhoneを横向きに倒すと、映像が画面いっぱいに広がります。
iPhoneはスピーカーを内蔵しているので、何人かで同時に映画やミュージックビデオを楽しむことができます。

画面に触れると、スクリーン上でコントロールができる操作パネルが現れます。
経過時間のグラフや、再生・停止ボタン、音量バーなどは、もはや説明不要の明快さです。

電話機能

iPhoneの電話機能

ホーム画面の「Phone」ボタンを押して、電話機能を開きます。

初めに表示されるのは、アドレス帳です。これはiPodと同じように、iTunesを使ってパソコンと同期したものです。
iPodで音楽を選ぶかのように、簡単に電話をかけることができます。

画面下部には、5つのボタンが並んでいます。

  • Favorites:よく使う項目(アドレス帳から厳選したもの)
  • Recents:履歴
  • Contacts:連絡先(電話帳)
  • Keypad:電話番号を入力するダイヤルキー
  • Voicemail:留守番電話

iPhoneの通話中の画面

通話中の画面

通話中は画面上部に、相手の名前、登録してある写真、経過時間が表示されます。

画面中央には6つのボタンが表示され、話している最中でも様々な操作を行えます。

  • mute:消音(送話のオフ)
  • keypad:キーパッド(ダイヤルキー)
  • speaker:スピーカー(ハンズフリーモード)
  • add call:通話相手の追加
  • hold:保留
  • contacts:連絡先(電話帳)

メール

iPhoneのメール画面

iPhoneはPOP3・IMAPメールサービスに対応しています。
HTML形式のリッチテキストEメールもそのまま表示できます。
パソコンのメールソフトと比べても遜色ない機能が搭載されています。

新規メール作成

画面に表示されるキーボードでメールを入力します。
左下「.?123」キーを押すと、キーボードが裏返り、記号・数字入力用のキーが現れます。

入力時には、押したキーが大きく跳ね上がります。これはキーが入力された事をユーザにフィードバックするためのエフェクトで、指の外の見える位置に表示されます。キーストローク、打鍵感の無いタッチディスプレイでも、快適に文字を入力できます。

メールアドレスは

iPhoneでは、普段パソコンで使用しているPOP・IMAP形式のメールを受信できます。パソコン用のメールアドレスが、そのまま使えます。

そのほか、iPhoneユーザ専用の「@i.softbank.jp」のアドレスをソフトバンクから取得して利用できます。

ウェブ

iPhoneのウェブブラウザsafari

ホーム画面の「Safari」ボタンを押すと、ウェブブラウザが開きます。

これはMac用のウェブブラウザ「safari」(サファリ)を、iPhone用に最適化したものです。パソコン向けのホームページを閲覧できます。
ビデオ再生時と同じように、iPhoneを横向きに倒すと、自動的にワイド画面でのブラウズに切り替わります。

ページ上を2回叩くと(ダブルタップ)、画面を拡大・縮小できます。
iPhoneのタッチディスプレイならスクロールも簡単です。指一本で自在にウェブサーフィンを楽しめます。

ブラウザにタブ機能は搭載されていませんが、そのかわりになるページ保存機能があります。開いているページを複数保存し、タブを切り替えるように行き来できます。

アプリケーション

様々な機能が、アプリケーションとして用意されています。

  • SMS(ショートメッセージサービス)
  • カレンダー
  • 写真
  • カメラ(200万画素のカメラを搭載)
  • 計算機(高度な関数電卓も搭載)
  • 株価
  • マップ(Google Maps + GPSを利用した地図表示)
  • 天気情報
  • メモ
  • 時計(世界時計、アラーム、ストップウォッチ、タイマー)
  • YouTube
  • iTunes(iPhoneで音楽を直接購入する、iTunes Wi-Fi Music Store)
  • App Store(ソフトのダウンロード、購入)

そのほか、App Storeを経由して、アプリケーションを自由に追加できます。
セキュリティに考慮し、自作のアプリケーションを入れることはできないようになっています。

各機能は互いに調和

たくさんの機能を紹介しましたが、操作は決してむずかしくはありません。
各機能をコントロールするボタンやキーボードは、必要な時に、必要なものだけ現れます。

iPhoneは複数の処理を同時に実行できます。それぞれの機能は互いに融合しています。

  • 電話をしながらのメール受信、ウェブブラウザの使用。
  • ライブラリの写真から、メールへの添付、 アドレス帳への登録、壁紙へ設定。
  • GPS機能でGoogle Mapを表示し、検索で見つけた近くのお店へ、即座に電話。