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【詳細レビュー】FiiO E5・FiiO E3 ポータブルヘッドホンアンプ

このページではポータブルヘッドホンアンプ「FiiO E5」と「FiiO E3」をご紹介します。

概要

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「E5」「E3」は、小型のポータブルヘッドホンアンプです。
iPodなどのオーディオプレーヤの音楽を、よりよい音で楽しむことができます。
「E5」は充電式のバッテリーを内蔵し、「E3」は単4電池1本で駆動します。

中国Fiioの製品で、日本ではオヤイデ電気から販売されています。
販売元の製品詳細

「FiiO E5」について

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「Fiio E5」は、以下のものがセットになっています。

  • アンプ本体
  • 3.5mmステレオミニケーブル2本
  • 充電用USBケーブル

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アンプ本体は、第2世代iPod shuffleのような、全体がクリップになった構造です。

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本体背面。

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形状もiPod shuffleそっくりです。

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大きさは、iPod shuffleよりもひとまわり大きめ。

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本体上部の端子・スイッチは、左から

  • ヘッドホン端子
  • ボリュームボタン
  • 電源スイッチ
  • イコライザ

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本体下部には、オーディオプレーヤと接続するオーディオ入力端子と、充電用のミニUSBコネクタがあります。

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付属のUSBケーブルで、パソコンなどから内蔵バッテリーを充電できます。

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オーディオプレーヤと接続するケーブルは、2種類の長さのものが付属します。
「Fiio E5」をオーディオプレーヤの近くに置きたいときには短い方を、胸元にクリップで留めたいときには長い方を使うといいでしょう。

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どのiPod/iPhoneにも接続できます。
電源の自動オフ機能がないので、使用後には手動でオフにする必要があります。
iPod付属のイヤホンでは、効果を実感できません。私は、Shure SE310で使用しています。
Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」のようなコントローラ付きのものを併用した場合は、リモコン・マイクの機能が使えません。

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iPodで聞いてみると、薄いベールが取り払われたような、ハッキリとした音になります。
すぐに慣れてしまいますが、「E5」を接続していない状態の音をきくと、物足りなさを感じるようになります。
ポータブルで使うにはちょっぴり邪魔ですが、価格相応の効果はあります。
よいヘッドホン・イヤホンを導入して、自宅でも外出先でも、少しでもよい音で音楽を楽しみたい、こだわりの人におすすめです。

「FiiO E3」について

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「E3」アンプ本体と、オーディオプレーヤとの接続用ケーブルのセットです。

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本体は、ライターみたいな大きさの、シンプルな白い箱。
スイッチ類はなく、上部に出力端子、下部に入力端子があるだけです。

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電源は、単四乾電池1本。
これで20時間駆動できます。

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出力側の端子にイヤホンのプラグを接続すると、電源がオンの状態になります。
使っていないときには、プラグを抜いておく必要があります。

Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」や「AT335i」のような、ヘッドセットの機能を備えた4コンダクタ(4極)のイヤホンを接続すると、接触不良のような、低音の消えた音になってしまいます。
ヘッドセットのコントロール用ボタンを押しっぱなしにすると、通常の音質で聞けます。
「E3」の出力側の端子の位置が、4極のプラグの接続を想定した作りではないためだと思われます。

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「E3」を通して聞く音楽は主に低音が強調され、元気のいい音に聞こえます。
ホワイトノイズが乗るという報告もありますが、私は気になりませんでした。

アンプの効果はクリップ型の「E5」の方が実感できます。
価格が極端に違うわけではなく、充電式のバッテリーを内蔵しているなどのメリットもあるので、どちらかと言えば「E5」の方をおすすめいたします。

「FiiO E5」の購入は

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「FiiO E5」は以下のショップで購入できます。
価格は税込3,780円。

「FiiO E3」の購入は

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「FiiO E3」は以下のショップで購入できます。
価格は税込1,512円。


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