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【詳細レビュー】Monster iEZClick Remote Control for iPod

このページでは、iPodをRF(ラジオ周波数)で操作するワイヤレスリモコン“Monster iEZClick Remote Control for iPod”をご紹介します。

概要

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“Monster iEZClick Remote Control for iPod”は、電波を使用してiPodを操作するワイヤレスリモコンです。iPodがカバンやポケットの中にあっても、たとえ壁を隔てた隣の部屋にあっても手元のコントローラーで操作できます。

iPod classic、第3世代までのiPod nano、第1世代iPod touch、第4・第5世代iPodに対応しています。

米Monster Cableから2006年に発売された製品です。メーカーの製品詳細(英語)

過去にもあった、RFワイヤレスリモコン

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同様の機能を持つRF方式のリモコンを、これまでに3つ使ってきました。左から“RemoteRemote”“RemoteRemote 2”“AirClick”です。初代“RemoteRemote”は、これまでで最もお世話になったiPodアクセサリのひとつです。第3世代iPodはタッチセンサー式ボタンのために、ポケットの中での手探り操作がしづらく、このリモコンが役に立ってくれました。手探りでの操作は不可能と言ってもいいiPod touchで使うために、合計4個目になる“iEZClick”を購入しました。

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“AirClick”も、レシーバーをDockコネクタに接続するタイプです(写真左下)。しかし第5世代iPodに合わせたデザインのこのレシーバーは幅が広くて、iPod touchとiPod nanoではイヤホンジャックを塞いでしまいます。これではどうやっても音楽を聴けません。“iEZClick”のレシーバーは小さくて、この問題を解消しています。

“AirClick”は、iPod classicにも対応しています。

リモコンについて

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製品構成は、リモコン、レシーバー(受信機)、アームバンドの3点。

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再生・停止、ボリューム調整、曲送り・曲戻し、早送り・早戻しの操作ができます。

再生ボタンと早送りまたは巻き戻しボタンを同時に押すことで、前後のプレイリストにスキップする機能もあります。

右上のホールドスイッチで、リモコン操作をロックできます。

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リモコンは、耐雨天設計になっています。

雨や雪の日にはiPodをカバンの中にしまっておいて、リモコンをカバンの外につけて操作ができます。

手袋をしていても操作ができる、大きめのボタンです。

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背面には、金属製のベルトクリップが付いています。

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リモコンは、ゴム製のカバーによってクリップと固定されています。

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ベルトクリップのパーツを外すと、付属のアームバンドを取り付けられます。

スキーやスノーボードの時に、腕に巻いてiPodを操作することが想定されているようです。

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ゴムのカバーを外してしまえば、リモコンはコンパクトになります。無くさないように注意が必要です。

中央の再生・停止ボタンには、大きくメーカーのロゴマークが描かれています。こういう「主張」をされると、たいていダサく見えてしまうのですが(クリックホイールの中央ボタンにリンゴマークがついたiPodを想像してみてください)、このリモコンのデザインはぜんぜん違和感を感じさせません。カッコいいです。

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ベルトクリップのパーツには、ストラップを通せるようになっています。

背面パーツを取り外さないと、ストラップは通せません。

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ゴムで固定された背面パーツの取り外しには、とても苦労しました。

傷がつくのを覚悟で、マイナスドライバーをねじ込んで無理矢理はずすことにしました。

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マイナスドライバーを背面パーツ上部のすき間に差し込んで、ゆっくりと反対側に回せばはずれます。

パーツが割れないように注意してください。

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リモコンの電池が切れたときには、背面の電池ボックスを開けて取り替えられます。

コンビニや100円ショップで手に入る、ボタン型電池CR2032タイプです。

レシーバーにはiPodから電源が供給されるため、電池は必要ありません。

使用方法と使用感

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レシーバー(受信機)は非常にコンパクトです。

Dockコネクタ部が大きめに開いたケースなら、装着したまま接続できると思います。レシーバーの幅は30ミリ、厚みは8ミリです。接続が1ミリくらい甘くても反応してくれます。

背面の小さな穴は、リモコンとのペアリング・ペアリング解除用のスイッチです。

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iPod nanoのDockコネクタとイヤホンジャックは位置が近いので、使用するイヤホンのジャックが太いと併用できない場合があります。

ATH-A900のヘッドホンプラグ(直径9.8ミリ)は、接続できませんでした。

この大きなヘッドホンは外では使わないので、支障はありません。

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Shure SE310のプラグも大きめですが、こちらは問題なく接続できます。

iPodのホールドスイッチを入れていても、リモコン側は関係なく操作ができます。

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iPod touchのタッチスクリーン操作は、ちょっとした操作でも画面を見なければならず神経を使います。

この“iEZClick”を使えば、iPod touchを“ボタン操作”できるようになります。ボリューム調整や再生・一時停止がサッと操作できて快適です。

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iPod touchの画面がロックされた状態でも、“iEZClick”での各操作は有効です。

“iEZClick”での操作時には画面が点灯しますが、画面はロックがされたままで、すぐ画面のスリープ状態に戻ってくれます。

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ミュージック以外の機能を開いたままで、ボリューム調整ができます。

再生・一時停止やスキップなどの「曲に関する操作」をすると、ミュージック画面に移動します。

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iPod touchをカバンの中に入れていても、ケースを閉じたままでも使用できます。混んだ電車の中などでも、iPod touchをポケットから出すことなく、手元のリモコンで操作できます。

iPod touchには、クリックホイールのiPodよりも音楽の操作がしにくいという欠点があります。“iEZClick”はその欠点をカバーしてくれます。一度使いはじめたら、その快適さから手放せなくなるアクセサリだと思います。

Monster iEZClick Remote Control for iPodの購入は

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Monster iEZClick Remote Control for iPodは、以下のショップで購入できます。価格は税込9,800円。


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