【詳細レビュー】moshi iGlaze for iPad
このページでは、iPad用のポリカーボネート製ハードケース「moshi iGlaze for iPad」をご紹介します。
概要
 |
「moshi iGlaze for iPad」は、iPad用のポリカーボネート製ハードケースです。
ケース表面にはラバーコーティングが施されています。
iPad本体と触れる内側に、マイクロファイバーの生地が貼られています。
ケースの下部のみを外して、「iPad Dock」「iPad Keyboard Dock」に接続できます。
ブラック、レッド、シルバーの3色のカラーバリエーションが用意されています。
米aevoeのmoshiブランドの製品で、日本では2010年10月にMJSOFT(関東金属鋼業株式会社)から販売されています。
販売元の製品詳細:moshi-shop.jp 商品ページ:moshi iGlaze for iPad
|
使用方法と使用感
 |
上下2分割構造の、ポリカーボネート製ハードケースです。
|
 |
背面の内側全体に、マイクロファイバー「Terahedron」という生地が貼られています。
クリーニングクロスに使われている素材で、しっとりとした手触りが気持ちいいです。
|
 |
iPadをスライドさせて装着します。
上側の大きなパーツの装着は、ちょっとキツめ。
内側にマイクロファイバー生地が貼られているので、スライドさせることでiPadに傷がつく心配はありません。
|
 |
下側の小さなパーツも、スライドさせて装着します。
Dockに接続するときなどに、取り外すパーツなので、上側よりはキツくありません。
|
 |
iPadに装着したところ。
パーツが合わさるところに現れる接合線は、見えない方が望ましいものですが、この製品では緩やかなカーブを描いていて、美しくデザインされています。
|
 |
表面には、手触りのよいラバーコーティングが施されています。
このシルバーのほかに、ブラックとレッドの、計3色のカラーバリエーションが用意されています。
|
 |
このシルバーは、アルミニウム製のiPadにそっくりの質感に仕上げられています。
左の写真で「64GB」の刻印がある部分だけがiPadの本体で、その上下は「iGlaze」のパーツです。
写真だとなおさらですが、実物を見ても、ほとんど見分けがつきません。
|
 |
前面は大きく開いているので、タッチスクリーンの操作を妨げません。
スライド装着式の上下2分割構造なので、上下左右の側面も保護されています。
|
 |
ケースのパーツは、iPadのガラス部分にまで達していないので、液晶保護フィルムも併用できます。
このページでも実際に、同じメーカーの液晶保護フィルム「moshi iVisor AG for iPad」を併用しています。
「moshi iVisor AG for iPad」は、貼付け時に気泡ができない特殊な構造の、液晶保護フィルムです。
|
 |
ボリュームボタンと回転ロックスイッチの部分。
ゆとりをもって開けられているので、ボタン操作も快適です。
|
 |
スリープスイッチ部分は、ポリカーボネート製のケースと一体化したパーツでカバーされています。
ケースの素材にU字型に切り込みを入れて、可動するように工夫されています。
穴をあけてボタンを露出させる方法よりは、押しやすくなっています。
ただし、ケースとつながって蝶番の役割を果たしている右端は、押すことができません。
|
 |
ヘッドホンジャックとマイクの開口部。
ヘッドホンジャック穴は大きめに見えますが、ケースの装着にズレがあると、プラグが大きめのイヤホン・ヘッドホンの接続時にはコツがいります。
|
 |
Dockコネクタとスピーカーの開口部。
iPadに付属する、Apple純正のDockコネクタケーブルを接続できる大きさです。
|
 |
下部のパーツを外せば、上部パーツは装着したままで「iPad Dock」に載せることができます。
|
 |
「iPad Keyboard Dock」にも対応しています。
|
 |
「iPad Dock」と「iPad Keyboard Dock」は、背もたれの高さが異なります。
「iPad Keyboard Dock」と「iGlaze」の上部パーツは、若干ぶつかりますが、キーボードは正常に認識されました。
|
 |
ひとつのパーツで構成された背面カバー型のハードケースと比較すると、サイズはすこし大きめです。
同じメーカーのスリーブ式収納ケース「moshi muse for iPad」に、装着したまま収納できますが、ちょっとキツいです。
「muse」からの取り出し時に、下部パーツが中に残ってしまうことがあります。
キツめのスリーブ式収納ケースに入れるときには、左の写真のように上下逆さまに入れた方がいいでしょう。
|
 |
ここまで使用してきたシルバーのほかに、ブラックとレッドの、計3色のカラーバリエーションが用意されています。
いずれもシルバーと同じように、手触りのよいラバーコーティングが施されています。
表面の仕上げはムラもなく、とてもきれいです。
|
 |
ブラックは、シルバーと違い光沢がないマットな仕上げで、落ち着いた質感です。
|
 |
レッドはシルバーと同じく、メタリック塗装のような独特の光の反射をします。
ワインレッドのような、濃いめの大人っぽい色合いです。
|
まとめ
 |
下部のパーツを外して、「iPad Dock」「iPad Keyboard Dock」に気軽に接続できるのが、最大の特徴です。
各種ドックを利用する方向けの製品です。
moshiの製品らしく、細部までこだわり、美しく仕上げられています。
ほかのポリカーボネート製ハードケースに比べると、2ピース構造のため若干大きめですが、製品のクオリティは高いです。
液晶保護フィルムとも問題なく併用でき、iPadのカバー率も高いので、iPadを大切に保護したい方にもおすすめできます。
|
 |
ここが良い!
- 下部パーツを外して、気軽にドックに接続できる。
- クオリティの高い設計。
- 手触りがよく、見た目も美しいラバーコーティング仕上げ。
- 各種ボタンも操作しやすい。
- 液晶保護フィルムと干渉しない。
- iPadを傷つけないよう内側に貼られた、マイクロファイバー生地。
- 選べる3色のカラーバリエーション。
|
 |
ここはいまひとつ
- ほかの背面カバー型ハードケースと比較すると、サイズが大きめ。
|
「moshi iGlaze for iPad」の購入は
 |
「moshi iGlaze for iPad」は以下のショップで販売されています。 ブラック、レッド、シルバーの3色のカラーバリエーションが用意されています。 価格は税込各3,885円です。
|
詳細レビューのインデックスページに戻る