「SGP スキンガード for iPhone 4」は、iPhone 4の背面に貼り付ける、粘着式のスキンです。
レザー調やカーボン調、木目調などのテクスチャを、iPhoneの背面に施すことができます。
「iPhone 4 Bumper」との併用ができます。

米SGPの製品で、日本ではSGPストアジャパンから2010年7月に発売されました。
輸入販売元の製品一覧

スキンガード本体に、液晶保護フィルムと、クリーニングクロス、液晶保護フィルム貼り付け作業用のヘラが同梱されています。

スキンガードは、合成樹脂製の粘着シートです。
異なる質感・色の6種類がラインナップされています。
このページでは最初に、「ホワイト」を使って紹介させていただきます。

iPhone 4背面のカメラ・LEDフラッシュライトの部分と、Appleマークの部分がくり抜かれています。

貼り付ける前に、iPhone 4の背面についた油分などを、付属のクリーニングクロスで拭いておきましょう。
汚れたままでは、粘着力が弱まる恐れがあります。
液晶保護フィルムと違い不透明なので、ホコリの付着などはそれほど気にする必要はありません。

裏紙（台紙）を一度に全部剥がしてしまうと、意図せぬところにベトベトくっついて、扱いにくくなります。
Appleマークを手がかりに位置合わせをして貼るため、写真のように台紙をマークの位置まで剥がして、しっかり折り曲げておきます。

Appleマークの位置を合わせ、iPhone本体と並行になるように注意しながら、スキンガードをのせます。

あとは台紙を剥がしていくだけで、簡単に貼り付けられます。
斜めにズレてしまったら、一旦剥がして貼り直しましょう。
サイズはiPhoneの背面ガラスよりも、若干小さめに作られているので、貼り付け位置がすこしズレてもはみ出すことはありません。

iPhone 4に貼り付けたところ。
ブラックのiPhone 4が、ホワイトモデルのように見えます。
遠目に見ると、表面のレザー調のテクスチャはわかりにくく、ただの白色に見えます。
ガラス製のiPhoneと違って、マットな質感に変身します。
厚みはほとんど感じさせず、薄い紙を一枚のせたようなイメージです。

iPhone本体よりも、すこし小さめに作られているため、フチに黒い色がでます。
カメラレンズまわりは、フラッシュライトとの干渉を避けるためか、大きめに開けられています。

レザー調や木目調、カーボンファイバー調など、質感・色の異なる6種類がラインナップされています。
この「ホワイト」には、シボ加工された革のようなテクスチャが施されています。
マットな質感で落ち着いていて、雰囲気がいいです。

「Apple iPhone 4 Bumper」と併用することができます。
左の写真は、ホワイトの「Bumper」を装着したところ。
ホワイトで統一され、清潔感のあるさわやかな外観になります。
スキンガードと「Bumper」の重なりが小さく、カバーされずに隙間が見える部分もあります。
部分的に黒い線を引いたように見えてしまいますが、左の写真のとおり、それほど目立ちません。

ブラックの「Bumper」を装着すると、また雰囲気が変わります。
ところでこの製品には、Appleマークの形状にマドが開けられていますが、商標の使用に問題はないのかちょっと怪しいところ。
iPhone本体にあるAppleマークを見せるための穴ではありますが、スキンガード単体で見れば、Appleの企業マークが使われているようにも感じられます。
シートのクオリティが高いので、マークの穴は無くてもよかったんじゃないかと思います。

スキンガードは薄いので、貼ったまま「Apple iPhone 4 Dock」にも接続できます。

ここまで使ってきた「ホワイト」のほかに、もうひとつ「ディープ・ブラック」もご紹介します。

マットなレザーの質感の黒で、ブラックのiPhoneに違和感なくマッチします。
大人っぽい落ち着いた印象になります。

カメラ・LEDフラッシュライト部分の穴の処理が、「ホワイト」とは異なります。
公式サイトの製品画像も、左の写真とは異なるので、生産ロットによって違うのかもしれません。

「ホワイト」と「ディープ・ブラック」の写真を撮影するため、はがしたり貼り直したりを数回繰り返しました。
販売元の製品ページでは、貼り直しの可否について明記されていませんが、糊が残ったり粘着力が落ちたりせずに、貼り直しができました。

デザインシール系の製品は派手な柄のものが多いですが、この「スキンガード」はレザー調や木目調などの、大人っぽい上品なデザインがラインナップされています。
ツヤツヤのiPhone 4の質感をカスタマイズでき、保護フィルムとしての役割もはたします。
素材が薄く、裸のiPhoneと同様に「Bumper」やドック、収納ケース等と併用できます。
iPhoneで「着せ替え」を楽しみたい人はもちろん、背面のガラスにつく手の脂が気になる人にもおすすめです。

ここが良い！

1. 貼り付けるだけで、iPhoneを手軽にカスタマイズできる。
2. 落ち着きのある、上品な質感。手触りも良い。
3. 「Apple iPhone 4 Bumper」と併用できる。
4. 貼ったまま「Apple iPhone 4 Dock」にも接続できる。収納ケースとも併用しやすい。
5. 質感・色の異なる6種類のラインナップ。

ここはいまひとつ

1. 「Bumper」との間に隙間が見えることがあるので、もう少しサイズを大きくしてほしかった。
2. Appleマークが見える窓が無いバージョンも欲しい。

「SGP スキンガード for iPhone 4」は、以下のショップで購入できます。
現在6種類がラインナップされています。
価格は税込各2,100円です。

• SGPストアジャパン
• Amazon.co.jp