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【詳細レビュー】Apple iPhone 4 Bumper

このページではiPhone 4用のバンパー型保護フレーム「Apple iPhone 4 Bumper」をご紹介します。

概要

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「Apple iPhone 4 Bumper」は、iPhone 4に装着するバンパー型の保護フレームです。
iPhone 4のフレーム部分のみを囲うようにカバーします。
全6色のカラーバリエーションが用意されています。

2010年6月に、iPhone 4と同時発売されました。
メーカーの製品詳細:Apple iPhone 4 Bumper (ブラック) - Apple Store (Japan)

使用方法と使用感

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一般的なケースとは異なる、「額縁」状の製品です。
iPhone 4の側面ステンレス部分だけをカバーします。

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このページで使用しているブラックのほかに、ホワイト、ピンク、オレンジ、グリーン、ブルーの全6色がラインナップされています。
公式サイトでは「2トーンカラー」と説明されていますが、同系色のゴムとプラスチックの組み合わせなので、実質は一色です。

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類似のケースがあるために、背面を保護する透明カバーがついていると誤解される場合があるようですが、このバンパーは「枠のみ」です。

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スリープボタンとボリュームボタンの部分には、iPhone 4本体のボタンに似せた金属製のパーツがあしらわれています。

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素材はゴムとプラスチックで、ある程度の柔軟性があります。

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表裏どちらからでも、iPhoneを押し込んで装着します。

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押し込んだだけでは、バンパーのゴム製パーツがiPhoneとの間に挟まる部分が出てきます。

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バンパーをすこし前後に動かすと、ゴム製パーツの「挟まり」を解消できます。

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iPhone 4に装着したところ。
金属製のフレームが見えなくなり、黒一色になってしまうのがすこし寂しい。

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側面のみをカバーするので、タッチスクリーンの画面操作を妨げません。

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ゴムとプラスチックの、2種類の素材が使われています。
全体がゴムで、中央にプラスチックの帯が通っている構造です。

前面・背面ともに、iPhone本体よりもゴム製パーツが出っ張っています。
デスク等に置いたときに、iPhoneのガラスが設置面に直接触れるのを防げます。
ゴムの素材が滑り止めになり、裸のiPhoneよりも握りやすいです。
手から滑り落とす危険性が少なくなり、万が一落としたときにも衝撃を軽減してくれそうです。
一方でゴムの部分にホコリが付きやすく、滑りにくいためにポケットへの出し入れがしにくくなってしまいます。

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マナーモードスイッチの部分は穴状で、ツメの先を差し込むようにして切り替える必要があります。
ボリュームボタン部分には、本体のボタンに似せた金属製のパーツが使われています。

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スリープボタンもボリュームボタン同様に、金属製パーツが使われています。
この仕様は押しやすく、高級感もあります。
ケースを製造するサードパーティも、アップルに負けないように真似してもらいたいところです。

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ヘッドホンジャックと上部マイクの部分は、必要最低限の大きさで開口されています。
プラグの大きなヘッドホンは接続できません。

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ただしこの部分だけプラスチック素材が使われていないために、柔軟性があり、ゴムをひっぱって穴を広げることができます。
大きなプラグのヘッドホン「ATH-A900」も、無理矢理押し込んで接続できました。
バンパーをiPhoneに装着していない状態で、この穴に使いたいヘッドホン・イヤホンのプラグを差し込んでおけば、クセがついて穴が広がり、接続しやすくなりそうです。

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底部のDockコネクタと、左右のスピーカー、マイクの開口部は独立しています。
iPhoneに付属する純正のDockコネクタケーブルよりも大きな端子は接続できません。

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AppleコンポジットAVケーブル」の大きなDockコネクタ端子も接続できません。
これまでiPod/iPhone/iPadケースの評価として「コンポジットAVケーブルを接続できるか」をチェックしてきました。
しかしiPhone 4はこの端子とほぼ同じ厚みになったので、この条件をクリアするケースはあまり現れない気がしています。

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バンパーを装着したままでは、Apple純正のiPhone 4専用ドック「Apple iPhone 4 Dock」にももちろん接続できません。

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Apple Universal Dock」には、「Universal Dock アダプタ」を外した状態で接続できます。
iPhone 4専用の「Apple iPhone 4 Dock」は、すこし左右にぐらつくのですが、「Bumper」と「Apple Universal Dock」の組み合わせは安定しています。

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Dockコネクタの開口部と、左右のスピーカー・マイクの開口部を利用して、ストラップを取り付けることができます。
ストラップのヒモの細さによっては、このままDockコネクタケーブルを接続することもできます。
ヒモを端子に巻き込む恐れもあるので、おすすめはできません。

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リング状のゴム素材のおかげで、車のダッシュボードのような曲面にも密着します。
背面が平らなケースだと滑り落ちてしまいそうなところにも、iPhoneを載せておくことができます。

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ブラックとホワイトの2色のiPhone 4に対して、「iPhone 4 Bumper」には6色のカラーバリエーションが用意されています。
自分のiPhoneにどの色のバンパーが似合うのか、購入前に確認しておきたいところです。
それぞれの色の組み合わせをシミュレートした画像が、以下のサイトに掲載されています。
Bumper color combinations (photoshopped) - Mac Forums

アップルが用意した純正オプションだけに、どの組み合わせも不自然ではなく、それなりに格好よく見えます。

Verizon版(CDMA)iPhone 4対応モデル

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※ 2011年9月から日本でも、以下で取り上げている新しいBumperが販売されています。
詳細は「iPhone 4 Bumper」のVerizon版iPhone対応モデルが、日本でも販売開始を参照してください。

2011年2月に、米国で新しいiPhone 4が発売されました。
従来からiPhoneを発売しているAT&Tとは、通信方式が異なるキャリアVerizon向けのものです。
CDMA方式の通信に対応する、新設計の筐体が採用されています。

CDMA対応のiPhone 4は、消音スイッチの位置が、従来モデルよりも若干下にずらされています。
そのため従来モデル用の「Bumper」は、新しいCDMA対応iPhoneにはフィットしません。

AT&T用とVerizon用の、ふたつのiPhoneの両方に対応する、新しい「Bumper」が米国で販売されはじめました。
新モデルは、消音スイッチ用の穴が縦に広げられています。

今後日本で販売される「Bumper」も、新しいものに変更されるのかどうかはわかりません。
CDMA版対応の新モデルは、型番の末尾が「A」から「B」に変更されていることで見分けられます。

色 \ 機種 従来モデル Verizon版(CDMA)対応
ブラック MC839ZM/A MC839ZM/B
ホワイト MC668ZM/A MC668ZM/B
ピンク MC669ZM/A MC669ZM/B
オレンジ MC672ZM/A MC672ZM/B
グリーン MC671ZM/A MC671ZM/B
ブルー MC670ZM/A MC670ZM/B

まとめ

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前面・背面ともにガラス張りのiPhone 4を、手から滑り落としにくくし、万が一落としても衝撃を軽減してくれそうです。
純正ならではの、iPhoneにマッチするデザインも魅力。
ボタン部分の金属パーツは、ケースを開発するサードパーティのメーカーにも頑張って真似してもらいたいところです。
6色のカラーバリエーションが用意されているものの、純正のものはありきたりで、ケースで個性を出したい人には向かないかもしれません。
ケースではなく単なるフレームであるために、価格を高めに感じるかもしれませんが、満足感・安心感は価格相応に得られます。

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ここが良い!

  1. 「バンパー」の名前のとおり、万が一落としても衝撃を軽減してくれそう。
  2. 表裏どちらに置いても、iPhoneのガラス面がデスクに接触するのを防げる。
  3. ボタン部分に金属パーツを使用した、贅沢で高級感のある仕様。ボタンも押しやすい。
  4. Apple純正品ならではのデザイン性。
  5. ゴムの素材が滑り止めになる。車のダッシュボードのような曲面にも置ける。
  6. かわいい6色のカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ

  1. 滑りにくく、ポケットへの出し入れがしにくい。
  2. ゴム部分にホコリが付きやすい。
  3. カラーバリエーションは明るくポップな色づかいなので、落ち着いたカラーも欲しい。

「Apple iPhone 4 Bumper」の購入は

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「Apple iPhone 4 Bumper」は、以下のショップで販売されています。
6色のカラーバリエーションで、価格は税込各2,800円です。


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