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【詳細レビュー】Vintage Revival Productions i4 WEAR

このページでは一枚革で包み込むiPhone 4/4S用レザーケース「i4 WEAR」をご紹介します。

概要

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「i4 WEAR」はiPhone 4/4S対応のレザーケースです。
切り込みを入れて立体的に成形した1枚革でできています。
5色のカラーバリエーションが用意されています。

Vintage Revival Productions(ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ)から2010年9月に発売された製品です。
メーカーの製品詳細:一枚革で服のようにジャストサイズで着る iPhoe4用ケース i4 WEAR | Vintage Revival Productions

※ 同じコンセプトで作られた、iPhone 3G/3GS用の「3G WEAR」も発売されています。
設計がほぼ同じなため、このページの解説は「3G WEAR」のレビューと重複する部分があります。

iPhone 5用「i5 WEAR」も、2012年11月に発売されています。
レビューはこちら:【詳細レビュー】Vintage Revival Productions i5 WEAR

プロモーションビデオの紹介

メーカー製作による、スタイリッシュなプロモーション動画が公開されています。
レビュー本編の前に紹介させていただきます。

使用方法と使用感

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1枚の平面の革に切り込みを入れて、ペーパークラフトのように立体的に成形したケースです。

※ このページで使用しているのは、iPhone 4専用版です。
現在流通しているのは、iPhone 4と4Sの両方に対応する改良版です。
このページの写真とは、若干異なる場合があります。

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たったひとつのスナップボタンで、形状が保たれています。

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ボタンを外してケースを開いてみると、本当に1枚の平面であることがわかります。

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背面でスナップボタンを閉じるだけで装着できます。
装着時には、ボタンやカメラレンズなどの位置がズレないように、微調整が必要です。
革の伸びを考慮しキツめに設計されているとのことで、初めて装着する時にはすこし力がいります。

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装着すると、「服のようにジャストサイズで着る」というコンセプト通りの仕上がりです。
体にフィットした革のジャケットのようです。
レザーケースは厚みがあり大きくなりがちですが、このケースは、シリコーンケースやハードケース以上にスマートです。

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ウラ面。なめらかな曲線を描くフォルムが、とてもきれい。
革同様にイタリア製が使われているスナップボタンがキラリと光り、アクセントになっています。
たったひとつのボタンでiPhoneを包んで離さない仕掛けも見事です。
スナップボタンは、金具が直接iPhoneに触れることがないようになっています。

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画面周りが大きく開いているので、タッチスクリーンの操作も妨げません。

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スリープスイッチはカバーされ、ケースの素材の上から押します。
ボタンの両端部分に開けられた穴が、指でふれたときにボタン位置の手がかりになります。

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ボリュームボタン部分もスリープスイッチ同様、ケースでカバーされた上から操作します。
ボタン位置の目印はなく、記憶と手探りで押す必要があります。

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Dockコネクタ部分。
開口部は広くありませんが、革が薄いので上から様々な機器を接続できます。
アダプタを外したUniversal Dockにも接続できました。

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画面上部の、受話スピーカーとカメラ、センサー部分。
大きなひとつの穴にするのではなく、小さな穴を並べて、デザイン性を追求しつつ必要な開口部を確保しています。
右端のいちばん小さな穴は、実は役に立っていない飾りなのですが、全体のバランスがよく見えます。

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カメラレンズとLEDフラッシュライトの開口部は、撮影の邪魔をしないように大きめに開けられています。
ケースを閉じているフリップは、ズボンのポケットの生地の折り返しに引っかかりやすく、ポケットから取り出すときにボタンが外れることがあります。
ポケットに引っかかる場合は、ポケットに入れる方向を逆さにすれば解決します。

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側面の中央部分は開いていて、ケースを装着していてもSIMトレーにアクセスできます。

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本当に一枚革を裁断しただけで、裏地もなければ、縫い目もありません。
革の厚みは約1ミリ。レザーケースとしては異例の薄さです。
切り口の処理もとてもキレイです。

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ケースの背面に、SuicaなどのICカードを一緒に包み込むことで、iPhoneを「おサイフケータイ」化できます。
ただしケースはiPhoneのサイズぴったりに作られているので、厚みのあるプラスチック製のカードを1枚入れるだけで、かなり装着がキツくなります。

また、このケースでは確認していませんが、iPhoneと非接触ICカードをくっつけておくと、iPhone本体がカードの読み取りに影響し、カードが機能しない場合があるようです。
もし干渉する場合は、iPhoneに貼る電波を吸収するシール「PIT Mobile for iPhone 4/3GS/3G」を併用してください。

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ここまで使用してきたイエローのほかに、オレンジ、ブルー、ワイン、ナチュラルの、全5色のカラーバリエーションが用意されています。
もう1色、ブルーをご紹介します。
濃いめのインディゴ色で、ブラックのiPhoneにマッチします。

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このブルーは、経年変化でエメラルドクリーンに変化するとのこと。

まとめ

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1枚革でiPhoneを包むという着想を、見事に形にしたケースです。
設計、デザイン、素材の質感すべてに、メーカーのこだわりが感じられます。
縫製の手間がかからないためなのか、このクオリティにしては価格が安く設定されています。
iPhone 3G/3GS用に続くシリーズ第2弾で、デザインもさらに洗練されています。
iPhoneにぴったりとフィットした革が手にも馴染みやすく、iPhoneへの愛着がさらに深くなりそうなケースです。

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ここが良い!

  1. 切り込みを入れた一枚革で作られた、ほかに類を見ない設計。
  2. ボタンひとつでiPhoneに固定される仕掛け。
  3. 革が薄く、レザーケースながらプラスチック製ケースのようにスリム。
  4. 背面にICカードを収納可能。
  5. 縫製がなく、価格が安価。
  6. 選べる5色のカラーバリエーション。
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ここはいまひとつ

  1. フタをとめているボタンが、ポケットから出すときに外れることがある。
  2. カラーバリエーションは鮮やかな明るい色のラインナップなので、渋めの色も欲しい。

「i4 WEAR」の購入は

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「i4 WEAR」は以下のショップで購入できます。
5色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各4,620円です。


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