【詳細レビュー】Vintage Revival Productions i5 WEAR
このページでは、一枚革で包み込むiPhone 5用レザーケース「i5 WEAR」をご紹介します。
概要
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「i5 WEAR」はiPhone 5用のレザーケースです。
切り込みを入れて立体的に成形した1枚革でできています。
通常版6色と、キズ・汚れ・変色の少ないカーフレザー版5色の、全11種がラインナップされています。
Vintage Revival Productions(ヴィンテージ リバイバル プロダクションズ)から2012年11月に発売された製品です。
メーカーの製品公式ページ
※ 同じコンセプトで作られた、iPhone 4/4S用「i4 WEAR」も発売されています。 設計がほぼ同じなため、このページの解説は従来品のレビューと重複する部分があります。
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使用方法と使用感
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1枚の平面の革に切り込みを入れて、ペーパークラフトのように立体的に成形したケースです。
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たったひとつのスナップボタンで、形状が保たれています。
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ボタンを外してケースを開いてみると、本当に1枚の平面であることがわかります。
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背面でスナップボタンを閉じるだけで装着できます。
装着時には、ボタンやカメラレンズなどの位置がズレないように、微調整が必要です。
革の伸びを考慮しキツめに設計されているとのことで、初めて装着する時にはすこし力がいります。
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装着すると、「服のようにジャストサイズで着る」というコンセプト通りの仕上がりです。
体にフィットした革のジャケットのようです。
レザーケースは厚みがあり大きくなりがちですが、このケースは、シリコーンケースやハードケース以上にスマートです。
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ウラ面。なめらかな曲線を描くフォルムが奇麗です。
革同様にイタリア製が使われているスナップボタンがキラリと光り、アクセントになっています。
たったひとつのボタンでiPhoneを包んで離さない仕掛けも見事です。
スナップボタンは、金具が直接iPhoneに触れることがないようになっています。
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画面周りが大きく開いているので、タッチスクリーンの操作も妨げません。
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スリープスイッチはカバーされ、ケースの素材の上から押します。
ボタンの両端部分に開けられた穴が、指でふれたときにボタン位置の手がかりになります。
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ボリュームボタン部分もスリープスイッチ同様、ケースでカバーされた上から操作します。 ボタン位置の目印はなく、手探りで押す必要があります。
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Lightning端子とヘッドホン端子、スピーカー側の開口部。
見た目と強度に配慮しつつ、それぞれの開口部を作っているのがうかがえます。
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Apple純正のLightningアダプタ5種の接続チェック。
横幅の大きな「Lightning – 30ピンアダプタ」だけは使用できませんでした。
大きめの端子を接続する場合は、開口部の革をすこし指でズラす必要があるかもしれません。
- Lightning – 30ピンアダプタ:×
- Lightning – 30ピンアダプタ(0.2 m):○
- Lightning - Micro USBアダプタ:○
- Lightning - Digital AVアダプタ:○
- Lightning - VGAアダプタ:○
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画面上部の、受話スピーカーとカメラ、センサー部分。
大きなひとつの穴にするのではなく、小さな穴を並べて、デザイン性を追求しつつ必要な開口部を確保しています。
右端のいちばん小さな穴は、実は役に立っていない飾りなのですが、全体のバランスがよく見えます。
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カメラレンズとLEDフラッシュライトの開口部は、撮影の邪魔をしないように大きめに開けられています。
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私はズボンの後ろのポケットにiPhoneを入れて歩くことが多いです。
iPhoneは逆さまにポケットに突っ込みます。
そうするとこのケースの場合、取り出す際にポケットの生地の折り返しにケースのフリップがひっかかり、ボタンが外れることがあります。
使いはじめは特に、革にコシがあり引っかかりやすいです。
ポケットに引っかかる場合は、ポケットに入れる方向を逆さにすれば解決します。
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側面の中央部分は開いていて、ケースを装着していてもSIMトレーにアクセスできます。
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本当に一枚革を裁断しただけで、裏地もなければ、縫い目もありません。
革の厚みは約1ミリ。レザーケースとしては異例の薄さです。
切り口の処理もとてもキレイです。
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ケースの背面に、SuicaなどのICカードを一緒に包み込むことで、iPhoneを「おサイフケータイ」化できます。
iPhoneと非接触ICカードをくっつけておくと、iPhone本体がカードの読み取りに影響し、カードが機能しない場合があるようです。
メーカーの直販サイトでは、ICカード併用時に読み取りエラーを防ぐための「干渉エラー防止シール」も販売されています。
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通常版6色と、キズ・汚れ・変色の少ないカーフレザー版5色の、全11種がラインナップされています。
ここまで使用してきたのは、イタリア製の革を使った通常版のダークグレーです。
ドイツ製の革を使ったカーフレザー版は、大きめの粗い肌理(キメ)が特徴で、傷が目立ちにくそうです。
カーフレザー版のカラーバリエーションは、明るく鮮やかなものになっています。
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もう一色、通常版の「ワイン」をご紹介します。
落ち着いた渋めのワインレッドです。
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ここではホワイトのiPhoneに装着していますが、ブラックのiPhoneにも似合いそうです。
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微妙にボカシの入った染色で味があり、経年変化も楽しめそうな色です。
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まとめ
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1枚革でiPhoneを包むという着想を、見事に形にしたケースです。
設計、デザイン、素材の質感すべてに、メーカーのこだわりが感じられます。
縫製の手間がかからないためなのか、このクオリティにしては価格が安く設定されています。
iPhoneにぴったりとフィットした革が手にも馴染みやすく、iPhoneへの愛着がさらに深くなりそうなケースです。
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ここが良い!
- 切り込みを入れた一枚革で作られた、ほかに類を見ない設計。
- ボタンひとつでiPhoneに固定される仕掛け。
- 革が薄く、レザーケースながらプラスチック製ケースのようにスリム。
- 背面にICカードを収納可能。
- 縫製・裏地がなく、価格が安価。
- 色・質感の異なる、全11種のラインナップ。
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ここはいまひとつ
- フタをとめているボタンが、ポケットから出すときに外れることがある。
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「i5 WEAR」の購入は
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「i5 WEAR」は以下のショップで購入できます。
通常版6色と、キズ・汚れ・変色の少ないカーフレザー版5色の、全11種がラインナップされています。
価格は通常版が4,830円、カーフレザー版が5,670円です。
直販サイトでは、ICカード併用時に読み取りエラーを防ぐための「干渉エラー防止シール」も1,180円で取り扱い中です。
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