アップルの電子書籍アプリ「iBooks」は、iTunes StoreやApp Storeのような、電子書籍ストアを内蔵しています。
2010年の開始当初は「iBookstore」と呼ばれていた電子書籍ストアですが、今年になり名前が「iBooks Store」に変えられつつあります。
2013年3月に日本でサービス開始された際は、まだ「iBookstore」でした。
- 2013年3月6日のプレスリリース:Apple (日本) – Apple Press Info – Apple、iBookstoreを日本で提供開始
2013年6月のOS X Mavericks発表では、「iBooks Store」に変わっています。
- 2013年6月11日のプレスリリース:Apple (日本) – Apple Press Info – Apple、200以上の新機能を搭載したOS X Mavericksのデベロッパプレビューをリリース
アップルのサイト上でも、すべてが変わっているわけではありません。
コンテンツにより「iBookstore」と「iBooks Store」の表記が混在しています。
これまでの正式名称「iBookstore」は正しく書かれないことも多く、「iBooks Store」に変えることで「iTunes Store」「App Store」とも統一感が生まれて、良くなったと思います。
そもそも「iBooks」という名前は、アップルが1999年〜2006年まで販売していたノートパソコン「iBook」と被っています。
この重複さえ無ければ、アップルは電子書籍ストアの名前を「iBook Store」としたかったのではないでしょうか。
アップルが製品名をさりげなく変えることは、これまでにも度々ありました。
- 【豆知識】発表後に名前が変わった「iPod Photo」「iPhone 3G S」(2012年8月の記事)
そういうわけで、「iをありがとう」でも先日から「iBooks Store」の表記をつかっています。