iPad Air 2用のアップル純正ケース「iPad Air 2 Smart Case」をレビューします。
画面保護カバー、スタンド、背面保護ケースの機能を搭載した、多機能の製品です。
スタンド機能は、2種類の角度で立てられます。
カバーを開閉すると、連動して自動でiPadがスリープ／スリープ解除されるのも便利です。
やや高価ですが、品質が最高で、使い勝手も優れています。
▲ Smart Caseは、iPad 2〜4用、初代iPad Air用、iPad mini用も発売されている製品です。
iPad 2〜4用はカラフルなポリウレタン素材を使った、比較的安価な製品でした。
初代iPad Air用とiPad mini用からは、本革素材が採用され、高級路線に変わっています。
さまざまなiPadケースの中でいちばん使いやすく感じ、見た目も気にいっているので、iPad Air 2用もこれを選びました。
▲ こiPad Air 2用も基本的には、初代用・mini用と同じです。
(PRODUCT)REDを含む、全5色がラインナップされています。
このページで使用しているのは、ソフトピンクです。
ソフトピンクだけが明るい色合いで、ほかの4色は革製品らしい落ち着いたカラーが採用されています。
iPhone 6用・6 Plus用レザーケースや、現在のiPad mini Smart Caseも同じカラーバリエーションです。
▲ いわゆる手帳型・ブックカバー型ともいわれる、横開きのフリップ式ケースです。
iPadと接触する内側は、手触りの良いスエード調のマイクロファイバー素材が貼られています。
Cellularモデルのアンテナに当たる部分だけは、コーティングされたようなツルツルの仕上げです。
▲ iPadをはめ込むだけで、装着できます。
着脱は簡単ですが、しっかり固定されます。
▲ カバーは背面に回せるので、画面操作の邪魔になりません。
▲ カバーを閉じたところ。
カバーに内蔵されたマグネットで、iPadの液晶面に吸着します。
薄くてもしっかりした硬さのあるカバーで、画面を保護できます。
スリーブケースなどに入れなくても、このまま鞄などに入れて持ち運べます。
▲ カバーを閉じると自動でiPadがスリープし、開くとスリープ解除されます。
パスコードロックしてある場合は、カバーを開いてからTouch ID（指紋認証）などでロック解除します。
▲ 背面中央には、Appleマークが型押し加工されています。
▲ スリープボタンとボリュームボタンは、革素材で覆われた上から押すことができます。
カメラレンズと両脇のマイクは、ぴったりの大きさに穴が開けられています。
▲ カバーは三角形に折りたたんで、スタンドとして使用できます。
ビデオ鑑賞や、写真のスライドショーの干渉時に便利です。
▲ そのまま寝かせれば、緩い傾斜でも立てることができます。
画面上のキーボードでのタイピングや、電子書籍・ウェブの閲覧などに適した角度です。
▲ ヘッドホン端子の穴は小さめです。
Atomic Floyd製品とSpigen TEKAは接続できました。
Bose QuietComfort 20i、Blue Ever Blue Model 1001は接続できませんでした。
▲ Lightning端子とスピーカーの開口部。
スピーカー穴はひとつずつ丁寧に開けられています。
▲ アップル純正のLightningアダプタ7種チェック。
幅広で短い「Lightning – 30ピンアダプタ」以外は、すべて接続できました。
- Lightning – 30ピンアダプタ：×
- Lightning – 30ピンアダプタ（0.2 m）：OK
- Lightning – Micro USBアダプタ：OK
- Lightning – Digital AVアダプタ：OK
- Lightning – VGAアダプタ：OK
- Lightning – USBカメラアダプタ：OK
- Lightning – SDカードカメラリーダー：OK
▲ カバーに内蔵された強力なマグネットにより、冷蔵庫などの金属面に貼り付けられます。
初代iPad Airで試したときはズレ落ちてしまいましたが、iPad Air 2は軽くなったためか安定して貼り付くようになりました。
冷蔵庫に貼ると、レシピの参照などに便利です。
落下の危険性もあるので、十分に注意しながら、自己責任でお願いいたします。
▲ 天然の本革なので、使っているうちに汚れ・傷が付きます。
レッドやミッドナイトブルーなどの濃いめの色でも、だんだんと黒ずんできます。
本革特有の経年変化として楽しめる方もいれば、汚くなったように感じるかたもいるでしょう。
積極的に持ち歩いてガシガシ使うつもりなら、濃いめの色を選ぶのをおすすめします。
レザーの手入れ方法・清掃方法は、「Apple 製品のお手入れ方法」として、アップル公式サイトで公開されています。
ケースの重さは153gあります。
iPhone 6（129g）とiPhone 6 Plus（172g）の、ちょうど中間の重さです。
そう聞くと重たそうに感じるかもしれませんが、実際には気になる重さではありません。
ケースを装着すると、革素材によりグリップ感が増し、持ちやすくなります。
アルミ素材のiPad本体よりも滑りにくくなるので、手の負担が減り、むしろ軽く感じるくらいです。
iPadが重く・厚くなることを心配してケースを避けている方は、ぜひ試していただきたいです。
まとめ
アップル純正品らしく、シンプルな構造に機能が詰め込まれたケースです。
iPadにぴったりまとわせるような薄型で、iPad Air 2の薄さを損ないません。
画面も背面も保護できるので、持ち歩き時にも安心感があります。
別途スリーブケースに入れる必要がなくなり、iPadをカバンから出してサッと使えます。
スタンド機能は2種類の角度で立てられて、利用頻度が高いです。
価格は高価ですが、そのぶん質感と使いやすさも、安価なサードパーティー製に比べて抜きん出ています。
iPadを使いやすく・持ち歩きやすくしてくれる、いちど使うと手放せなくなる製品です。
「iPad Air 2 Smart Case」は以下のオンラインショップで購入できます。
5色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込9,504円（消費税8％時）です。
パッケージ表面には「iPad Air Smart Case」と書かれています。
店頭で購入する際には、裏側のシールで対応モデルを確認してください。
その他のiPad Air 2用ケース・保護フィルムの一覧カタログはこちら
iPad Air 2用ケースカタログ
