iPhone 6用のケース「みみずくソフト」をレビューします。
側面に落下防止用のゴムひもを搭載した、TPU製のソフトケースです。
ゴムひもに指を通すことで、片手でも安定して保持・操作できます。
「京都みみずく」から販売されている製品です。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
iPhone 6 Plus用はリリースされていません。
▲ TPU製のシンプルなソフトケースが、ベースに使用されています。
付属のシールは、ヒモを固定するツメがiPhoneを傷つけるのを防ぐためのものです。
▲ 「ルーパー」と呼ばれるゴムひもは、金属製のツメをケース側面の穴に引っ掛けて固定されています。
ツメはケースの内側にむき出しになっているので、そのままではiPhoneを傷つける恐れがあります。
▲ iPhoneを傷つけないように、ツメに貼る透明シールが付属しています。
ソフトケースなので、iPhoneへの装着・取り外しは簡単です。
iPhoneにケースを被せる際には、ツメに貼ったシールを押さえるように、スリープボタンのある側面から入れるといいでしょう。
▲ iPhone 6用は、クリアカラーの6色がラインナップされています。
このページで使用しているのは、スペースグレイのiPhoneに似合う「ブラッククリア」です。
焦げ茶色のルーパーが付属しています。
▲ 前面は大きく開けられていて、画面操作を妨げません。
ルーパーは伸縮性のあるチューブ型のゴムひもです。
SIMカードトレーのあたりから生えています。
▲ 中指と薬指の2本を通して使います。
指を3本入れることもできそうですが、ヒモに負担がかかるためか、推奨されていません。
ゴムひもの張力で、しっかり手に固定されます。
ヒモに指を通したり、また外したりする手間がかかります。
ポケットからサッと取り出してすぐ戻すような場面では、わざわざ指を通すのは面倒です。
通勤・通学の電車などで、長時間つり革につかまるときなどに適しています。
▲ iPhoneを握る必要がないので、親指が画面の隅々まで届きます。
落下の防止になると同時に、操作性も向上します。
iPhoneやスマホを長時間小指に載せることで、指が変形する「テキストサム損傷」が発生することが、最近話題になっています。
（参照：スマホを小指に乗せて持つ人は注意！ あなたも「テキストサム損傷」になっているかも…… – ねとらぼ）
「みみずく」を使えば、小指に載せることなくiPhoneを保持できます。
握るように持っているときとは異なり、指を通した状態だと、ボリュームボタンとスリープボタンは押しにくいです。
▲ 人差し指も自由になり、ピンチ操作による地図の拡大・縮小なども片手だけでできます。
▲ 右手専用のつくりです。
左手でルーパーを利用するとしたら、指先にひっかける状態になり、あまり使いやすくありません。
▲ ボリュームボタンはケースの素材で覆われています。
穴あけ加工された消音スイッチは、ケースが薄いので指の腹でも操作できます。
▲ スリープボタンも、ボリュームボタンと同じ処理です。
どちらも快適に操作できます。
▲ Lightning端子側の開口部。
アップル純正の5種類のアダプタは、幅広で短い「30ピンアダプタ」以外の4種類を接続できました。
まとめ
TPUケースにヒモを一本加えただけのシンプルな構造にも関わらず、iPhoneの使い勝手が大幅に向上します。
従来より画面が大きくなったiPhone 6も、画面の隅々まで快適に操作できます。
テキストサム損傷の防止にもなり、iPhoneを落下させるのも防げる、ひとに優しいケースです。
iPhone 6用「みみずくソフト」は、以下のオンラインショップで購入できます。
6色のカラーバリエーションが用意されています。
価格は税込各1,980円です。
メーカー直販サイトでは、ルーパーの単品（全8色・各480円）も販売中です。
- 京都みみずく（メーカー直販）
- Amazon.co.jp
- プラザリセレクトShop 楽天市場店
iPhone 5/5s用のレビューはこちら：【レビュー】iPhone 5/5sを片手で安定して保持できる、落下防止バンド付きケース「みみずく」
