【レビュー】Apple TVのリモコン「Siri Remote」用の保護シート「OverLay Brilliant」「OverLay Plus」

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

第4世代Apple TVのリモコン「Siri Remote」用の保護シートをレビューします。
iPhone用の液晶保護シートでおなじで、この分野の老舗とも言えるミヤビックスの製品です。
光沢タイプの「OverLay Brilliant」と、つや消し仕様の「OverLay Plus」の2種類あり、両方を試しました。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 光沢タイプの「OverLay Brilliant」と、つや消し(低反射)タイプの「OverLay Plus」とも、Siri Remote用は税込各980円で販売されています。
iPhoneなどの液晶保護シートとしても、定評のある製品です。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ Siri Remoteは、タッチ操作をする上側(Touchサーフェス)がつや消し仕様で、サラサラした手触りです。
グリップに相当する下側は、普通のガラスと同じようにツヤツヤの光沢仕様です。
保護シートは光沢タイプとつや消しタイプのどちらがマッチするか検証すべく、両方を試すことにしました。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 左側の透明度の高い方がOverLay Brilliantです。
すりガラスのように見える右側が、OverLay Plusです。
シートは上下に分割された2枚1組です。
Siri Remoteは、上のTouchサーフェス部と、下のグリップ部で質感が異なります。
このパーツの境目に、わずかな段差があります。
1枚のシートで全体を覆うと、段差部分に気泡が生じるために、上下の2つのパーツ構成になっています。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 貼り付け作業に入ります。
まずはOverLay Brilliantから試しました。
私はとりあえず台紙を上下に切り離してみましたが、下で紹介する方法で貼るなら、切り離す必要はありません。
台紙から剥がす前に、そのままSiri Remoteの上に重ねてみて、仕上がりイメージを確認します。
フチに余白がなく、ほぼぴったりサイズであることがわかります。

貼り付け作業時にSiri Remoteのボタンが押されると、Apple TVが起動してしまいます。
誤作動・誤操作が心配なら、Apple TVの電源を抜いておきましょう。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ おすすめの貼り方はこうです。
写真のようにセロハンテープを利用して、台紙から剥がします。
上から覗きながら位置合わせをして、載せるように貼り付けます。
ふたつの穴を目印にできるので、斜めになることなく、比較的かんたんに正確に貼れます。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 貼ってから気がついたのですが、マイク穴のパーツが抜けずに残っていました。
これを慎重に取り除きます。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 下側も同じ方法で貼り付けます。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ ホコリが混入すると、気泡が残ってしまいます。
気泡を除去するには、セロハンテープを使って、気泡の部分までシートを持ち上げます。
粘着面に貼り付いたホコリを、別のセロハンテープでペタペタして取り除き、貼りなおします。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 完成です。
Siri Remoteのガラス面と、ほぼぴったりのサイズなので、貼ってあるのが目立ちません。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ Touchサーフェス部分は、ムラのようになってしまいました。
サラサラした手触りのTouchサーフェスには、細かい凹凸があるために、シートが貼り付きにくいのかもしれません。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ シートの厚みは、まったく気になりません。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ 実際に操作をしてみます。
ツルツルした手触りの光沢シートは、まあまあ操作しやすいです。
すべりやすさで言えば、やや劣ります。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ ぜんぶ剥がして、今度はつや消し(低反射)タイプのOverLay Plusを貼ってみました。
形状や厚さなどは、OverLay Brilliantと同じです。
アンチグレアのフィルムは、液晶画面に貼ると粒状のノイズが見えることがあります。
この製品は画面に貼るものではないので、アンチグレアのデメリットは気にする必要がありません。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ こちらもやはり、Touchサーフェス部にムラが残りました。
ただし光沢が無いためか、OverLay Brilliantよりは目立ちません。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ グリップ部は奇麗な仕上がりです。
つや消しのブラックは引き締まって見えます。
指紋汚れも目立ちません。

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

▲ サラサラした手触りのOverLay Plusは、Touchサーフェスの操作もしやすいです。
指紋・皮脂が付いて汚く見えることもないので、好印象です。
光沢仕様のBrilliantよりも、つや消しのPlusがおすすめです。

まとめ

OverLay Brilliant/Plus for Siri Remote

Siri RemoteのTouchサーフェスは、サラサラした仕上げのために、傷が付きそうな心配があります。
保護シートを貼っておけば、安心してスワイプ操作やクリック操作ができます。
つや消しのOverLay Plusなら、滑りやすく操作性が向上し、指紋汚れが目立たなくなるメリットがあります。
画面が見えにくくなる等のデメリットはないので、導入してみてください。

Siri Remote用の「OverLay Brilliant」「OverLay Plus」は、メーカーの直販サイト ビザビ各店で販売中です。
価格は税込各980円です。

OverLay Brilliant for Siri Remote(光沢タイプ)

OverLay Plus for Siri Remote(アンチグレアタイプ)

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