【レビュー】SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s:ネジを使わず装着できるジュラルミン製バンパー

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

SQUAIRブランドから発売されている、iPhone 6/6s用の「The Dimple」をレビューします。
ネジを使わずに装着できる、ジュラルミン(アルミ合金)素材のバンパーです。
全体にディンプル加工が施されています。
このページでは、メーカーから評価用に提供されたものを使用しています。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ SQUAIRのiPhone 6シリーズ用のジュラルミン製ケース・バンパーは、「The Edge」「The Dimple」「The Slit」の3製品がラインナップされています。
この「The Dimple」は中間に位置するモデルです。
価格はiPhone 6用・6s用が54,000円、iPhone 6 Plus用・6s Plus用が64,800円です。
エントリーモデルの「The Edge」は27,000円・32,400円です。
最上位モデルの「The Slit」(6/6s用のみ)にいたっては、iPhone本体よりも高価な16万2,000円です。
パッケージは大きく、飾っておけそうな作りです。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ バンパー本体のほかに、取り外し用の工具が付属しています。
工具を使わなくても、指でも外せます。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ バンパーは上下左右の四分割構造です。
アルミ合金素材「A7075超々ジュラルミン」を使い、重さはわずか17.5gに仕上げられています。
内側の角の部分にだけ、シリコンのクッション材が貼られています。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 装着にネジも使わなければ、スライド式や開閉式のラッチもありません。
同社製品のために開発された特殊構造「ITOIGAWAラッチ」が採用されています。
パーツ同士がパチッとハマり、固定されます。
金属のわずかなひねりを使って装着するとのこと。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 消音スイッチ、ボリュームボタン、スリープボタン部分にも、金属製のパーツが使われています。
ボタンパーツはバンパー本体と一体化しています。
写真は内側から見たところ。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ コの字型に組んだバンパーに、iPhoneをスライドさせて挿入し、最後のパーツをはめ込んで装着します。
かなりキツめに作られており、装着は慣れないと苦労します。
iPhone 6用は、iPhone 6sには装着できません。
着脱方法の解説動画を貼っておきます。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ iPhoneのスペースグレイモデルに装着したところ。
iPhone 6用は、ブラック、シルバー、ゴールドの3色で、iPhone 6s用はローズゴールドを加えた4色です。
このページで使用しているのはブラックです。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ バンパーは薄い仕上がりで、iPhoneのスリムさを損ないません。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 4分割されたパーツは、ほとんど隙間なく、美しく接合されています。
金属製なので、電波受信感度への影響はある程度あります。
電波状況のよい環境では影響は感じませんが、Wi-Fi電波の弱い場所では途切れやすく感じました。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 全体に、波状の細かいディンプル加工が施されています。
木肌に触れているような手触りで、ツルツルのアルミ素材よりも滑りにくいです。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ フチの部分は、前面ガラスとほぼ同じ高さです。
下向きに置いた際に、ガラスを守る効果はありません。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 背面も薄いため、ほんのわずかですが、カメラレンズの方が突き出ています。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 消音スイッチとボリュームボタン部分は、金属製のパーツでカバーされています。
どちらも裸のiPhoneと変わらない操作のしやすさです。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 消音スイッチは小さな穴を通して、iPhone本体のオレンジ色のマークが確認できます。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ スリープボタンもボリュームボタンと同様の処理で、押しやすいです。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 底部は横に広く開けられています。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ 開口部は狭く見えますが、ケースのエッジがiPhone本体の端と同じ高さになるようにになるように、絶妙な設計がされています。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ アップル純正のLightningアダプタ7種と、iPhone Lightning Dockは、すべて接続できました。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ ある程度太めの端子のヘッドホン・イヤホンも接続できます。

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

▲ ケースを外すときは、側面のパーツを、背面から前面にめくるようにします。
付属の取り外しツールを使うと簡単で、栓抜きのようなイメージで動かします。

まとめ

SQUAIR The Dimple for iPhone 6/6s

細部まで見事に設計された、工芸品のようなバンパーです。
ネジを使わない独自構造により、工具がなくても着脱でき、ネジ穴もありません。
表面全体を覆うディンプル加工は、製品のディテールを際立たせ、滑り止めの効果もあります。
ボタン・スイッチの操作感や、端子の接続のしやすさなど、使い勝手にも配慮されています。
価格は高価ですが、それに見合った設計・製造がされた、こだわりを感じさせる逸品です。

SQUAIRの「The Dimple」は以下のオンラインショップで購入できます。
iPhone 6用・6s用が税込各54,000円、iPhone 6 Plus用・6s Plus用が税込各64,800円です。

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