【レビュー】iPhone 6/6s用防水ケースSLIMDIVER（スリムダイバー）

iPhone 6/6s用の防水ケース「SLIMDIVER」（スリムダイバー）をレビューします。
水深1メートルに耐えられる防水性能に、防塵・耐衝撃性能も備えたケースです。
防護ケースとしては薄型に仕上げられています。
株式会社MSソリューションズのLEPLUSブランドの製品です。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。
iPhone 6 Plus用（6s Plusには非対応）もあります。

▲ ケース本体に、ストラップ、端子保護用の予備キャップ、クリーニングクロス、音声調整用シールが付属しています。

▲ ケースは前後2枚合わせ構造です。
前面・背面がクリア素材で、側面のバンパー部分が不透明のブラックです。
カラーバリエーションはありません。

▲ 実際にiPhoneを入れて使い始める前に、付属のマニュアルに従って防水性のテストをします。
ケースを30分間沈めて、浸水しないか確かめます。
内側にティッシュペーパーなどを入れておけば、浸水があった場合に濡れてわかりやすいでしょう。
落として衝撃を与えたあとなども、再度防水テストをすることが推奨されています。

▲ 防水性に問題がなければ、iPhoneに装着して使えます。
背面側のケースにiPhoneを入れて、前面カバーを被せます。
前面カバーは柔軟性があります。
フレーム部分のパッキンで、背面ケースと一体化します。

▲ iPhoneに装着したところ。
防水・防護ケースとしてはスリムな形状で、握りやすいです。
水深6メートルまで耐えられるとされる、防水・防塵保護等級IP68に準拠しています。
水深6メートルは検証値で、推奨環境ではないとのこと。
川や海などの真水を想定しており、浴室のような高温下では、内部に結露を起こす可能性があるとされています。

▲ 背面もクリア素材で、iPhoneの本体色が見えます。

▲ ホームボタンもカバーされています。
Touch ID（指紋認証）センサーも、そのまま問題なく動作します。

▲ フィルム越しの操作は思ったよりも快適で、画面も見やすいです。

▲ 音量ボタンはケースの素材で覆われており、快適に操作できます。
消音スイッチ部分は、開閉式のキャップでカバーされています。
このキャップは開けにくく、開いたとしても狭く深い開口部で、スイッチの切り替えは困難です。
収納した状態ではスイッチを切り替えられないと、割り切った方がよさそうです。

▲ スリープボタンも音量ボタンと同様にカバーされており、押しやすいです。

▲ 背面のカメラレンズとフラッシュライト部分。
レンズとLEDの間にあるマイク穴は塞がれています。
写真と映像はきれいに撮れます。
音声も収録されますが、裸の状態と比べるとノイズが載りました。

▲ Lightning端子とヘッドホン端子部分も、開閉式のキャップで守られています。
キャップをあけた状態では、防水性はありません。
このふたつのキャップのみ、交換用のパーツが付属しています。

▲ Lightning端子の開口部は小さめです。
太めの端子のサードパーティー製ケーブルなどは、接続できない可能性があります。
アップル純正のLightningアダプタは、「SDカードカメラリーダー」の旧モデルと、「USBカメラアダプタ」だけ使用できました（写真の左2本）。
iPhone Lightning Dockには載せられません。

▲ 底部マイク用に、小さな穴が開けられています。
このマイク穴を通して、収納したまま通話ができます。

▲ 電話受話口は前面フィルムで覆われていますが、通話に支障はありませんでした。
こちらの声は相手に、ビリビリとしたノイズが載って届きますが、普通に通話が可能です。

▲ 同じメーカーから発売されているガラスフィルムを、iPhoneに貼ったままで使用できます。
iPhone 6の場合はガラス厚0.33ミリ以内、6sの場合は0.2ミリ以内のものに限られます。
ガラスフィルムを貼った場合、前面フィルムが圧迫されて、スピーカーからの音量が小さくなる場合があるとのこと。
付属のL字型シール（音声調整用シール）を貼ることで、この問題を解消できるとされています。