【レビュー】Apple Watch ウーブンナイロンバンド(一カ月継続使用後レビュー)

Apple Watch用の交換バンド「ウーブンナイロンバンド」をレビューします。
アップル純正の、ナイロン素材のバンドです。
38mmケース用と42mmケース用の2サイズが用意されています。
それぞれ7色のカラーバリエーションが用意されています。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ ウーブンナイロンバンドの単品は、以下の7色がラインナップされています。

  • ゴールド/レッド
  • ゴールド/ロイヤルブルー
  • ロイヤルブルー
  • ピンク
  • パール
  • スキューバブルー
  • ブラック

このページで使っているのは、42mm用の「パール」です。
価格はスポーツバンドとまったく同じで、交換バンドとしては最も安価に購入できます。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 全体が編みナイロンで作られた、NATOバンドタイプです。
布製の純正バンドは、このウーブンナイロンが初めてです。
日本企業が製造を手がけていると言われていますが、パッケージには中国製と記載されています。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 密度の詰まった厚みのあるナイロンで、しなやかさと固さを備えています。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 複数の色の繊維が使われており、独特の光沢感があります。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ バックル(金具)はステンレススチール製で、マットな仕上げのシルバー色です。
ブラックのウーブンナイロンバンドのみ、金具は黒色です。
Apple Watch本体とセットになっているウーブンナイロンバンドは、金具の色が本体と同じになっています。
たとえばゴールドのApple Watch Sportなら、金具の色もゴールドです。
ゴールドやローズゴールドの金具を備えたバンドは、単品販売されていません。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 裏側には、適合するApple Watchのケースサイズなどが記載されています。
「パール」は表面が明るい色なのに対し、裏面は暗いグレー色です。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ Apple Watchに固定するラグ(台座)は、プラスチックのような質感です。
ウーブンナイロンの色ごとに、ラグの色が異なります。
ピンクのウーブンナイロンバンドなら、ラグの色もピンクです。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ Apple Watchに装着します。
最初はかなりキツく感じました。
何度か着脱しているうちに、付けやすくなりました。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ Apple Watch Sportのシルバーアルミニウムケースに装着したところ。
このパール色は特に、アルミのSportにも、ステンレススチールのWatchにも、違和感なくマッチしそうです。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 一般的な腕時計と同じ留め具(Apple Watchで言えばクラシックバックル型)なので、身につけやすいです。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 実際に腕に装着したところ。
サラサラとした紙のような肌触りで、心地よい装着感です。
スポーツバンドよりも蒸れにくく、肌に貼り付きにくいです。
38mmケース用は手首まわり125〜195mm、42mmケース用は手首まわり145〜215mmにフィットします。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 本体から垂直にバンドが伸びているためか、バンドの幅が細いような印象を受けます。
実際には、ほかの純正バンドと同じ幅です。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ カジュアルなウーブンナイロンですが、このパール色はミラネーゼループ(写真左下)にも似た光沢感があり、さまざまなシーンで利用しやすいです。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 「Apple Watch磁気充電ドック」は、平置き充電にも横置き充電にも対応しています。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 防水性はありません。
手洗い時などに水がかかると、「染み」になって見えます。
吸水性はそれほど無いので、すこしの水ならすぐ乾きます。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 一カ月間連続で使用してみました。
よく見ると、飲み物や食事が跳ねたような、染み汚れができていました。
この汚れは、ウェットティッシュできれいになりました。
ウーブンナイロン各色の中では、このパール色が、いちばん汚れが目立ちやすそうです。
(上の写真はわかりやすいように、彩度を上げる画像処理をしています)

アップルが推奨するウーブンナイロンの手入れ方法は、「糸くずの出ない布で拭く」です。
軽く湿らせた布も使うことができます。
スポーツバンドのように水洗いはできないので、汗をかくスポーツ時には、やはりスポーツバンドが適しているでしょう。

Apple Watchウーブンナイロンバンド

▲ 目を凝らしてみると、エッジの繊維が、ほどけはじめています。
拡大写真で見ると、編目に汚れも詰まっているのが見えます。
1年連続使用したら、かなり痛んでくることと思われます。

まとめ

Apple Watchウーブンナイロンバンド

サラサラした肌触りで、蒸れにくく身につけやすいバンドです。
アップルらしいクオリティの高い仕上がりで、一般的な布製のバンドよりも厚みがあり、高級感もあります。
クラシックバックル型の留め具は、スポーツバンドよりも装着しやすいです。
水洗いはできないので、汗をかくスポーツ時にはスポーツバンドがおすすめです。
価格はスポーツバンドと同じで、安価で購入しやすいです。
Apple Watchのバンドの付け替えが、より気軽に楽しめる製品です。

ウーブンナイロンバンドの単品価格は、税込各6,264円(税別5,800円)です。
Apple公式サイトで販売中です。

Apple Watch Sportと、Apple Watch(標準モデル)には、ウーブンナイロンバンドを標準装備したモデルも用意されています。

  • Apple Watch Sport 38mm:税込39,744円(税別36,800円)
  • Apple Watch Sport 42mm:税込46,224円(税別42,800円)
  • Apple Watch 38mm:税込72,144円(税別66,800円)
  • Apple Watch 42mm:税込77,544円(税別71,800円)

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