【レビュー】バード電子 くるみのスタンド:iPad ProとApple Pencilを同時に置ける木製スタンド(ST-PAD2)

くるみのスタンド(ST-PAD2)

バード電子から発売されている「くるみのスタンド」(ST-PAD2)をレビューします。
iPadやiPhoneを立てられる、天然木製のスタンドです。
Apple Pencilも置ける溝を搭載しています。
このページでは、メーカーから評価用に提供いただいたものを使用しています。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ クルミ材(ウォールナット)を使用した、シンプルなスタンドです。
ナチュラルな「オスモオイルクリアー」と、黒めの「オスモオイルブラック」(ST-PAD2B)の、2色のカラーバリエーションが用意されています。
このページで使用しているのは、「オスモオイルブラック」です。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 2本の溝が掘られており、デバイスとApple Pencilを置くことができます。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 裏側には、メーカーのロゴが刻印されています。
滑り止めやクッションは貼られていないので、つるつる滑ります。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 大きさの比較のために、iPhone 6sを重ねてみました。

コンパクトで高さも無いので、使わないときも邪魔になりません。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 9.7インチのiPad Proを、横向きに立てたところ。
平たく置くよりも場所をとらず、画面も見やすくなります。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 傾斜はノートパソコンの作業時に近い、約55度とされています。
スタンドとしては、傾斜は緩めに感じます。
デバイスの厚みによって、角度は変わります。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 縦向きにも立てられます。
12.9インチiPad Proは、縦向き設置はできないとされています。
実際に試してみたところ、立てることはできましたが、不安定で倒れる恐れがありました。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 厚み10ミリまでのデバイスに対応しています。
iPhoneなども立てられるものの、Apple Pencil専用スペースを備えているので、やはりiPad Proに適しているでしょう。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ iPadを縦向きに立てたときに、ホームボタンを押しやすくする凹みが設けられています。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ この凹みは横向きに置いたときに、コントロールセンターを引き出す際にも役立ちます。
iPadの両脇はベゼルが狭いので、横向きに置くと、スタンドが干渉して下からのスワイプがしにくくなります。
この凹みからスワイプすると、コントロールセンターを引き出せます。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 手前には、Apple Pencil専用の溝が設けられています。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ Apple Pencilがぴったり収まります。
転がるのを防ぐことができ、端が浮いているので手にも取りやすいです。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 厚さ10ミリ以内なら、保護ケースなどを併用できます。
Apple純正のシリコーンケースを被せたまま立てられました。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

Smart Coverも被せたままで立てられます。
ただし、Smart Coverとシリコーンケースの併用はできませんでした。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

▲ 9.7インチiPad Pro用の薄型ハードケース「TUNEWEAR eggshell」なら、Smart Coverとの併用ができました。

くるみのスタンド(ST-PAD2)

Smart Keyboardは、ヒンジを下にして、薄い方を入れるようにすると立てられました。

まとめ

くるみのスタンド(ST-PAD2)

天然木のぬくもりを備えた、シンプルなスタンドです。
溝に立てるだけなので、iPad以外のデバイスにも対応しています。
Apple Pencil用の置き場があるので、ペンを見失いにくく、必要なときにすぐ使えます。
Apple Pencilの充電用Lightningアダプタや、交換ペン先を収納するトレーのようなスペースがあれば、なお良いと思いました。
平たい板状なので、使わないときも邪魔になりません。
シンプルながら使い勝手に優れた、よく考えられた洗練された製品です。

「くるみのスタンド」(ST-PAD2)は、以下のオンラインショップで購入できます。
価格は税込各4,536円(税別4,200円)です。

LINEMO