AppleがiOS用のiWorkアプリケーション「Pages」「Numbers」「Keynote」の、新バージョンを公開しています。
それぞれバージョン4.0にアップデートされ、新たにApple Pencilに対応しています。
iPad Proと新しい9.7インチiPad(第6世代)で、Apple Pencilを使って描画やスケッチ、文字を書くことができます。
「Pages」にはベータ版として、文書内にフィードバックを書き込める「スマート注釈」機能が搭載されています。
「Pages」では本の作成も可能になっています。
新たにクラウドストレージサービス「Box」にも対応しています。
Mac版アプリもアップデートされ、Pagesはバージョン7.0、Numbersは5.0、Keynoteは8.0になっています。
Mac版でもBoxを利用できます。
iOS用・Mac用とも、iWorkアプリケーションは無料提供されています。
ニュース解説
「iWork」(アイワーク)はワープロアプリ「Pages」、表計算アプリ「Numbers」、プレゼンテーションアプリ「Keynote」の総称です。
かつてはMac用に、3つをセットにして「iWork」というパッケージで販売されていました。
以前は有料で提供されており、新しいデバイスを購入すると無料で利用できましたが、昨年からは完全無料化されました。
Appleの「GarageBand」「Clips」アプリも本日アップデートされています。
GarageBandはバージョン2.3.3になり、学習向けの「トイボックス」サウンドパックの提供や、iPhone XのTrueDepthカメラを使ったハンズフリー制御に対応しています。
Clipsはバージョン2.0.3になり、新しいステッカーやセルフィーシーンなどが追加されています。