日本で最初のiPhoneとなる「iPhone 3G」の発売と、「App Store」のサービス開始から10年が経過しました。
それ以前にもiPod touchが日本にありましたが、好きなアプリを追加することはできず、決まったアプリしか使えないものでした。
(▲ 開始当初のApp Store)
最先端のデバイスというイメージがあるiPhoneですが、私たちがこの道具を手にしてから、もう10年も経ってるんですね。
もはや生活必需品であり、iPhone無しの生活には戻れる気がしません。
10年が経過したiPhoneとの暮らし。
10年前に、最初にApp Storeからダウンロードしたアプリは何だったかな? と思い調べてみました。
App Storeのアカウント情報画面で「購入済み」を開くと、いままでダウンロードしたアプリが一覧表示されます。
この画面には取得した順にリストアップされており、最近のものが一番上にあります。
つまり一番下を見れば、最初のアプリがわかるのです。
10年間の取得履歴をずーーーーっとスワイプでスクロールしてくと、最下部に到達。
そこにあったのは…
「Jared」! うーむ、これだったか!
これは米国のゲーム会社Freeverseが公開していたものです。
どんなアプリかというと、黄色い顔が変な歌を歌います。
黄色い顔が変な歌を歌う。それ以外の機能はありません。
もともとは、はるか昔にMac用に公開されていたものでした。
10年前の時点ですでに懐かしく思ったもので、iPhoneに移植されているのが嬉しくてダウンロードした気がします。
もうApp Storeには無く、手元のデバイスにも無いのでお見せできないのですが、PC版らしきものがYouTubeにアップされていたので紹介します。
なんとも味のある歌だとは思いませんか?
どこかの民謡だった気がしますが、詳しいことはわかりません。
開発元のFreeverseも、もう解散してしまったようです。
この次にダウンロードしたのが、Apple公式の「Remote」アプリで、これは今もアップデートが続けられています。
「ケロロ軍曹」「ゴルゴ13」などの漫画の試読アプリも、同時にダウンロードした記録があります。
この頃はまだiBooksもアプリ内課金システムも無くて、電子書籍は1冊ずつ単独のアプリとして公開されていました。
10年前に送られてきたメールのレシートで確認すると、最初に購入した有料アプリは、サンソフトの「上海」1,200円でした。
あなたの最初にダウンロードしたアプリも、調べてみてください。
10年間で何本のアプリをダウンロードし、どのくらいの金額を使ったかも、その気になれば調べられるはずです。