iPhoneをダイヤル式黒電話に変えるApp Storeアプリケーション“iRetroPhone”をご紹介します。
使い方
iPhoneならぬ「iレトロPhone」は、App Storeで販売されているiPhone用アプリケーションです。
iPhoneのタッチスクリーンで黒電話のダイヤルをシミュレートし、電話をかけることができます。
できることは「電話番号の入力」までです。
「CALL」ボタンを押してからは、iPhoneデフォルトの呼び出し・通話画面に移行します。
使い込んだ雰囲気のある「Photo」とイラスト調の「Smooth」の、2種類のスキンを切り替えられます。
用途
ダイヤルに手間も時間がかかるので、さっぱり実用的ではありません。
間違い電話をかけてしまう恐れもあります。
ハイテクなiPhoneで人前で電話をかけるときに、ジョークとしては利用できます。
App Storeでも当初は「ライフスタイル」にあったのが、現在は「エンターテインメント」に分類されています。
実際にこれで電話をかけることは少ないですが、ある時ダイヤルを回していると、ふと子供の頃の、クラスメイトに連絡網を回す時の緊張感が思い出されました。
心にゆとりのあるときに、ぜひこれで電話をかけてみてください。
何か忘れていた記憶が、呼び覚まされるかもしれません。
ダイヤルをまわす雰囲気を味わえるよう練られた設計
実際の黒電話は、ダイヤルを回しすぎないようにストッパーがあるので、何も考えずぶつかる位置まで指を動かすことができます。
もちろんタッチスクリーンに再現したストッパーでは、物理的に指を止めてはくれません。
しかしこのアプリケーションは、回し始める指の位置さえ合っていれば、ダイヤルの回転をオーバーさせてもいい仕様になっています。
このおかげで指を止める位置を意識せずに、本当の黒電話のようにジーコジーコとダイヤルできます。
また、本物のダイヤルでは回している途中で指を離すと、別の数字が入力されてしまいます。
このアプリケーションでは、その心配は無用です。
途中で指を離せば、入力はキャンセルされます。
あわててストッパーの少し手前で指を離した場合は、ちゃんと指を回し始めた位置の数字が入力されます。
入力を間違えたときには、右上の「×」をタッチしてください。
このとき、手前の1文字だけ消えるのではなく、途中まで入力した番号もすべて消えてしまいます。
不親切に感じるかもしれませんが、一旦受話器を置いてダイヤルし直しという、黒電話の雰囲気を味わってください。
- アプリ名
- iRetroPhone
- 価格
- 115円
- 対応機種
- iPhone
- 言語
- 英語
- 販売者
- ObjectGraph LLC
- サポート
- ObjectGraph iPhone Apps – iRetroPhone
- リリース日
- 2008/8/21(バージョン 1.2)
- カテゴリー
- エンターテインメント
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