iPhone/iPod touch用の新しい基本ソフト「iOS 4」が、6月21日に公開される予定です。
当初は「OS X」、その後「iPhone OS」と呼ばれていたiPhone/iPod touch/iPad用のOSは、このバージョンから「iOS」という名前に改められます。
6月24日発売の「iPhone 4」にも搭載される新機能の数々を、従来のiPhone/iPod touchで利用できるようになります。
アップデータはiTunesを通して無料で提供され、iTunesを使ってアップデートします。
iOS 4の利用には「iTunes 9.2」が必要なので、ダウンロードしておいてください。
対象機種
- iPhone 3G
- iPhone 3GS
- 第2世代iPod touch
- 第3世代iPod touch(Late 2009)
本体側面にボリュームボタンがない、「第1世代iPod touch」には対応していません。
iPad用「iOS 4」は秋に公開予定です。
おもな新機能
- マルチタスキング(対応機種限定)
- 複数のアプリケーションを同時に立ち上げ、切り替えて使える。
- ホームボタンをダブルクリックすると、起動中のアプリ一覧が画面下部にあらわれて選択できる。
- アプリケーションのフォルダ分け
- ホーム画面のアプリケーションを、フォルダに入れて管理できる。2,000以上のアプリを管理可能に。
- アプリのアイコンを別のアイコンに重ねると、ひとつのフォルダにまとめられる。
- iTunes上でも管理できる。
- 統合されたメール受信箱
- 複数のアカウントのメールを、ひとつの受信箱で見られる。
- iBooks
- 電子書籍をダウンロードし読むことができる「iBooks」に対応。
- アプリケーションはApp Storeで無償提供される。
- ホーム画面の壁紙(対応機種限定)
- ホーム画面の背景にも、好きな壁紙画像を設定できる。
- Bluetoothキーボード対応(対応機種限定)
- Bluetoothのワイヤレスキーボードでの文字入力が可能に。
マルチタスクなど一部機能は対応機種が限られる
一部の機能は、対応機種が限られています。
iPhone 3Gと第2世代iPod touchは、以下の機能に対応していません。
- マルチタスキング
- 壁紙のカスタマイズ
- Bluetoothキーボード
第2世代iPod touchと第3世代iPod touchの見分け方
側面にボリュームボタンのある「第2世代iPod touch」と「第3世代iPod touch」(Late 2009)は、見た目が同じです。
見分け方をご紹介します。
まず容量が8GBと16GBのものは、発売時期に関係なく無条件に「第2世代」です。
64GBのものは「第3世代」です。
32GBモデルには、「第2世代」と「第3世代」の2種類があります。
本体ウラ面の刻印に「Model No:A1288」とあるのが「第2世代」です。
「A1318」となっていれば「第3世代」です。
見分け方は公式サイトiPod のモデルを区別する方法にも記載されています。
本体側面にボリュームボタンがないものは「第1世代iPod touch」です。
iOS 4には対応していません。
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