iPad用の「iOS 4.2 ソフトウェア・アップデート」が公開されています。
アップデートはiTunesで行います。
詳細:アップル – iOS 4.2ソフトウェアアップデート
デバイス上のバージョンは、「iOS 4.2.1」になります。
iOS 3.2.2からの変更点は以下。
- マルチタスキング機能が、他社製Appに対応。
- マルチタスキング・ユーザインターフェースで、Appをすばやく切り替えたり、画面の明るさを調節したり、音楽再生をコントロールしたり、画面の向きをロックしたり、プリントジョブを管理したりできる。
- オーディオ用Appで、バックグラウンド再生が可能。
- VoIP用Appで、バックグラウンド動作時またはデバイスのスリープ時でも、着信したり通話を続けたりできる。
- Appのバックグラウンド動作時でも、位置情報を確認したり処理を開始できる。
- プッシュ通知およびローカル通知機能に対応したAppに、通知やメッセージをプッシュ送信できる。
- Appのタスク処理をバックグラウンドで完了できる。
- フォルダ機能によりAppの整理やアクセスがより簡単に。
- メール機能が向上
- 「全受信」メールボックスに、すべてのアカウントのメッセージをまとめて表示できる。
- 複数のメールアカウントの受信メールボックスを、簡単に切り替えられる。
- メッセージのスレッド表示で、同じトピックに関してやりとりされたメールがまとめて表示される。
- カレンダーに.icsファイルを読み込める。
- 添付書類を互換性のある他社製Appで開ける。
- 検索結果のメールをフォルダに移動したり削除したりできる。
- 写真の添付時にサイズを選択できる。
- 「送信」メールボックスのメッセージを編集したり削除したりできる。
- Game Center
- 友達リクエストを送受信できる。
- 友達をインターネット経由でマルチプレイヤーゲームに招待できる。
- マルチプレイヤーゲームを他のプレイヤーと自動マッチングでプレイできる。
- リーダーボードと成績を表示できる。
- 新しいゲームを友達から見つけられる。
- AirPrint
- ローカルワイヤレスネットワークにあるAirPrint対応プリンタで、メール、写真やWebページなどをデバイスから直接プリント可能に。
- AirPlay
- Apple TVに、ビデオ、音楽、および写真を、ワイヤレスでストリーミングして再生可能に。
- AirPlay対応スピーカーやAirMac Expressなどのレシーバーに、音楽をワイヤレスでストリーミングして再生可能。
- SafariでWebページ内のテキストを検索可能に。
- Spotlight検索で、検索結果から引き続きWebやWikipediaを検索できるように。
- Web検索時に、検索候補と最近の検索結果が表示されるように。
- iTunesのテレビ番組レンタル機能をサポート。
- デイバイス上でプレイリストを作成したり、編集したりできるように。
- iTunesギフトでAppを贈れるように。
- 対応CalDAVサーバとの間で、カレンダーの出席以来をワイヤレスで送受信できるように。
- MobileMeのカレンダー共有をサポート。
- 位置情報のプライバシー保護機能が向上。
- 位置情報サービスの利用時に、位置情報サービスのアイコンがステータスバーに表示される。
- 位置情報サービス機能のオン/オフをApp別に設定できる。
- 過去24時間以内に位置情報を要求したAppを確認できる。
- ペアレンタルコントロールの制限項目が追加。
- Game Centerで友達を追加したり、Appを削除できないように制限できる。
- アカウント設定および位置情報サービス設定を、変更できないように制限できる。
- 言語環境設定、ユーザ辞書、キーボードが新しくなった。
- 編集可能なユーザ辞書が搭載され、日本語入力機能が向上。
- 日本語のASCII顔文字入力をサポート
- メモで使用できるフォントが新たに追加。
- IMAPメールアカウントで、メモをワイヤレス同期できるように。
- 自動スペルチェック機能。
- iPad本体の横にあるサイレントスイッチの使用時は、バックグラウンド再生されるサウンドも消音するように。
- Bluetooth AVRCPのサポート向上。
- プッシュ通知を受信できるように、Wi-Fiでパーシステントコネクションを採用。
- Bluetoothブライユ点字ディスプレイと、国際ブライユ点字表をサポート。また、外部キーボードを使ってVoiceOverを制御できるようになり、その他にもアクセシビリティが向上。
- iPad Wi-Fi + 3G用のキャリアアップデートが、ワイヤレスで配布できるように。
- エンタープライズ向けサポートが向上。
- 他社製モバイルデバイス管理ツールをサポート。
- エンタープライズ向けAppをワイヤレスで配布できる。
- Exchange Server 2010との互換性を実現。
- 複数のExchange ActiveSyncのアカウントをサポート
- Juniper社のJunos Pulse AppおよびCisco社のAnyConnect SSL VPN Appをサポート(App Storeより入手可能)
- 1,500を超える新しいデベロッパーAPIを提供。
- その他の問題の解決。
回転ロックスイッチが消音スイッチに
これまで、画面の「回転ロックスイッチ」として機能していた、iPadのボリュームボタン脇のスイッチが、「消音スイッチ」に変更されます。
iOS 4.2で画面の回転をロックするには、ホームボタンをダブルクリックして、画面下部を右にスライドさせたところにあるボタンでコントロールします。
新しいソフトウェア・キーボード「50音キー」
新たに、日本語の入力キーボードとして「50音キー」が追加されています。
50音表で、仮名入力ができます。
記号欄には、顔文字キーが用意されています。
「設定」>「一般」>「キーボード」>「各国のキーボード」から、「50音キー」を追加できます。
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