iPhoneとiPadの前面・背面に搭載されているカメラレンズの正式名称は、前面側が「FaceTimeカメラ」で、背面側が「iSightカメラ」です。
背面カメラのことを「iSightカメラ」と呼ぶようになったのは、第3世代iPadの発売からで、iPhone 4Sのカメラレンズも同じ名前に変更されています。
「iSight」(アイサイト)は、もともとはMac用ウェブカメラの製品名で、Macに内蔵されたカメラの名前も、iSightカメラでした。
現在は、Mac用のウェブカメラも「FaceTimeカメラ」と呼ばれています。
▲ Mac用として発売されていた、Apple純正の外付けカメラ「iSight」
もともとは「自分撮りカメラ」の名前だった「iSight」が、iPhone/iPadではメインカメラの名前として使われはじめたので、古くからのMacユーザには混乱を招きそうです。
iPod touchもカメラを搭載していますが、いまのところ「フロントカメラ」(前面側カメラ)、「バックカメラ」(メインカメラ)という、発売時からの名称から変更されていません。
コメント