iPod、iPhone、iPadの数あるモデルの中で、iPod nanoにだけ「クロスフェード」機能が搭載されています。
音楽再生の機能のひとつである「クロスフェード」は、曲の終りをフェードアウトしつつ、次の曲をフェードインしながら続けて、切れ目無しに音楽を聴けるものです。
パソコンのiTunesにも搭載されているもので、間断無しに曲を聞き続けられる、音楽を楽しむための重要な機能です。
ライブアルバムなどの再生時に、曲と曲の間をゼロにする「ギャップレス再生」とは異なります。
iPod nanoには、2008年発売の第4世代からこの機能が搭載されています。
しかしなぜか、上位モデルのiPod classicや、最新のiPhone、iPod touch、iPadの「ミュージック」アプリにも、クロスフェード機能は用意されていません。
iPodはもちろん、iPhone、iPadにも、音楽プレーヤとしての機能をおろしかにしてほしくないので、ソフトウェア・アップデートでぜひ追加してほしいところです。
iPod nanoでもデフォルトではオフになっているので、設定画面からオンにする必要があります。
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