ケースなどのレビュー用にたくさんの写真を撮ります。
製品をすこしでも格好よく見せるために実践していることのひとつが、「物を立てて撮る」ということです。
過去のレビューの写真を意識して見返すと、馬鹿の一つ覚えみたいに、なんでも立てて撮影しています。
iPhoneなどのデバイス本体や、ケースなどのアクセサリと、そのパッケージも含めて、立てた状態で撮影した方が、平たく置いた写真よりも見栄えがよくなります。
寝かせた状態と立てた状態の写真を、見比べてみてください。
▲ iPhone本体。寝かせてあるよりも、すこし起こして角度をつけた方が、存在感が増します。
▲ ケースなどのパッケージ。立てた方が見やすく、イメージがつかみやすくなります。
▲ 応用として、iPhone用のフリップ式レザーケースを。フリップをすこし開いた状態で撮影した方が、商品の特徴がひと目で伝わりやすくなります。
ただし、なんでも立てた方が良いわけではありません。
Apple TVやTime Machineなどの、平置きして使う製品は、無理に立てると不自然です。
また、机上などで背景のある写真にする場合も、立つはずの無いものが立っていると、奇妙な写真になります。
デスクの真ん中に、雑誌がニョッキリ立っている絵を想像してみてください。
雑誌は、デスクに平たく置いてある方が自然です。
ものを立てるのには、100円ショップで購入した商品陳列用スタンドや、怪獣消しゴムを使用しています。
怪獣消しゴムは小さいものを立てたり、上で紹介したようなフリップ式ケースの間に挟んで、フリップを起こした状態に固定するのに使用しています。
ゴム製なので滑りにくく、ものに角度をつけるのに最適です。
このサイトの製品写真の裏側には、実は彼らが隠れて活躍してくれています。
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