本日発表された「iPhone 5」は、初代のiPhoneから数えて6代目のモデルになります。
6代目なのに、なぜ「5」なのでしょうか。
歴代のiPhoneを発売順に並べると、以下のようになります。
- 初代iPhone(第2世代通信対応)
- iPhone 3G(第3世代通信対応)
- iPhone 3GS(第3世代通信対応のマイナーチェンジ版)
- iPhone 4(4代目)
- iPhone 4S(4代目のマイナーチェンジ版)
- iPhone 5
iPhone 4は、確かに4代目のモデルで、名前と世代が一致しています。
iPhone 4Sが「4」のマイナーチェンジ版、言わば4.5として数えられ、来週発売の新モデルに「5」の名前が与えられています。
しかし「iPhone 4」を名付けるにあたっては、「3GS」を「2.5」として数えたわけではありません。
「3G」「3GS」の後継モデルが「3」では変ですし、4代目だから「4」と名付けるのも当然の成り行きです。
このような事情から、6代目のiPhoneなのに「5」という、ちょっと気持ちの悪いズレが生じています。
第3世代通信に対応した2代目のものを「3G」と名付けてしまったことが、この微妙な数字の狂いの元凶という気がします。
ちなみにiPhone 3GSのSは「Speed」、iPhone 4SのSは「Siri」の意味と言われています。
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