NPO法人 チャイルド・ケアリング・アソシエーションが、発達障害児を対象とした発語・短期記憶の訓練用iPadアプリを発売しています。
同団体の理事長で日本子ども学会の理事を務める長田有子が10年以上携わってきた、発達障害児向けの療育の実践を活かして開発したものとのこと。
価格は各3,000円です。
公式ページ:楽しい療育アプリ – CCA – Child Caring Association –
発語が遅いあるいは全くない方や、構音障害、失語症、言語に問題を持つ方が対象。
文字に絵と音の感覚イメージを付与することにより「ことば」を記憶しやすくなり、画面に合わせて繰り返し口の形や動きを模倣することにより「ことば」が出やすくなる。
行動が追順できないあるいは集中力や注意力が持続しない、聴覚記憶が弱い方が対象。
目と耳から入ってくる数字を1秒間に1つ記憶してタッチ操作で入力する。
最初は2桁から始まり、徐々に桁を増やしていくことにより短期記憶を強化していく。
ことばの課題を行いたい方が対象。
歌うようにことばを音声で示し、動きのある絵で動作を表現すること等により発語がしやすくなる。
2語文から3語文、反対ことばや、ものの名前の獲得を促進する。