SPIGEN SGPから発売された、iPhone 5用ケースの廉価モデル「ウルトラ フィット」「ウルトラ フィットS」を買ってみました。
それぞれ1,100円、1,200円と、購入しやすい価格に設定されています。
ほぼ同じ仕様なので、まとめて紹介させていただきます。
▲ 紙製の簡易パッケージが使われていることから、オンライン限定販売と思われます。
保護フィルムやクリーニングクロス、ホームボタン用カバーといった、SPIGEN SGPケースによく付属しているオプション品は省かれています。
メーカーの正規品であることを証明・確認できる、シリアルナンバーは同梱されています。
「ウルトラ フィット」「ウルトラ フィットS」ともに、スムースブラック、スムースホワイト、メタルスレートの、3色のカラーバリエーションが用意されています。
私のホワイト&シルバーのiPhoneに似合うように、今回はどちらもスムースホワイトを選びました。
▲ 左が「ウルトラフィット」で、背面全体が均一の質感です。
右の「ウルトラフィットS」は、iPhone 5の背面に倣ったような、3分割のパターンが施されています。
安価でもクオリティの高い仕上がり
SPIGEN SGPからは、iPhone 5の発売当初から「ウルトラ・シン エア」(2,310円)というシンプルなハードケースがリリースされています。
「ウルトラ・シン エア」と「ウルトラフィット」シリーズを比較してみると、「ウルトラフィット」シリーズの方が厚みがあります。
価格の高い「ウルトラ・シン エア」の方がスリムに作られており、iPhoneにまとうようなフィット感が得られます。
▲ ケース内側のiPhoneと接する面には、メーカー名などがプリントされたシールが貼られています。
これは同社のほかのハードケースでも採用されているもので、廉価版でも省かれていません。
▲ スリープボタンとボリュームボタンの周りは、深く切り込みを設けて、少しでもボタンが押しやすいように工夫がされています。
▲ Lightning端子まわりも、大きく切り開かれているのがわかります。
▲ これにより、大きな端子の「Lightning – 30ピンアダプタ」も接続できるようになっています。
アップル純正のLightningアダプタ5種は、すべて併用できます。
「ウルトラフィット」と「ウルトラフィットS」の違い
▲ 写真左の「ウルトラフィット」は、背面全体がすべすべした質感です。
右の「ウルトラフィットS」は、梨地とへアラインのテクスチャーを施したツートン仕様です。
「ウルトラフィットS」の方が、価格が100円高く販売されています。
▲ 「ウルトラフィットS」はフラッシュの乱反射を防ぐために、カメラレンズ周りが黒く縁どられています。
素材の色が異なる、別パーツを埋め込んであります。
一方の「ウルトラフィット」は、穴を囲うように溝があるものの、ケースの素材そのままの色です。
▲ 「ウルトラフィットS」の背面は、上下部分が梨地仕上げで、中央部分はヘアライン仕上げです。
凹凸は非常に細かく、素焼きの陶器のような手触りです。
▲ アルミ板が貼られたハードケース「サターン」(写真右)を型取りして、プラスチックだけのケースにしたような印象です。
まとめ
廉価版でも手を抜かず、クオリティの高いSPIGEN SGPのケースそのものです。
ボタンや端子のまわりを広く開けた配慮に、妥協を許さない姿勢が感じられ、好感が持てます。
同社の「ウルトラ・シン エア」よりも厚みがありますが、気になるほどの厚みでもなく、むしろより強固にiPhoneを守ってくれそうです。
100円しか違わないので、独特のテクスチャーがアクセントになってる「ウルトラフィットS」の方がおすすめですが、よりシンプルなのが好きなら「ウルトラフィット」もいいでしょう。
現在、SPIGEN SGP JAPANのAmazon.co.jp店と楽天市場店でのみ販売されています。
販売ページ
- iPhone 5 ケース スリム 【ウルトラ フィット】 プレミアム マット ハード ケース(1,100円)
- iPhone 5 ケース スリム 【ウルトラ フィットS 】 プレミアム マット ハード ケース(1,200円)